2022年05月03日
天ヶ山
5月3日 天ヶ山へ行きました。
GWはマイナー山で静かな山行を楽しむ。
この山も余り人は多くないだろうと予想したが、予想は的中。
山自体も楽しめたが、久しぶりに車の音も聞こえない静かな山里の雰囲気も気持ち良かった。
距離が短いと悪いクセが出る。
登らなくてもいい尾根を試してみたりと、誰にも会わない山ならではの山行を楽しめた。

GWはマイナー山で静かな山行を楽しむ。
この山も余り人は多くないだろうと予想したが、予想は的中。
山自体も楽しめたが、久しぶりに車の音も聞こえない静かな山里の雰囲気も気持ち良かった。
距離が短いと悪いクセが出る。
登らなくてもいい尾根を試してみたりと、誰にも会わない山ならではの山行を楽しめた。
県道82号線を通って午前7時前に中谷神社の駐車場に到着。
ヤマレコを見たら集落の中にある給水施設に車を置いて歩き出す人が多いようだった。
ただそうすると距離が短いので直ぐに終わってしまうのと、途中の史跡なども見たかったので神社から始めることにした。
今日の装備

まずは神社にお参りして山行の安全を祈願。
小さな集落だが、立派な神社だ。
では出発しよう(7:10)

神社の前の車道を右に曲がり集落へと延びている道路に合流。
正面に天ヶ山が見えていた。

少し歩くと”カタクリの群生地”の標識があったので寄って見たが、カタクリは見当たらなかった。

静かな集落の中の車道をブラブラと歩いて行く。
田植えをした水田からカエルの鳴き声がするだけで、他に何の音も聞こえない。
ヤマレコに出ていた給水施設に到着。
ここを左へと入って行く。

少し登り気味に集落を抜けるとゲートの場所に到着(7:32 1576m +157 -43)
何故かゲートが開いたままになっていた。
林業の人が車で入られているのかな?

渓流を横に見ながら少し歩くと登山道の分岐に到着(7:36 174m +18 -9)
左へ行くと登山道で、右は楠谷の滝へ行くルート。
滝の方からも登山道に合流するらしいので、滝の方へ進んだ。

途中にも小さな滝が何個かあった。

楠谷の滝に到着(7:48 576m +156 -14)
滝の下を通って斜面を登るルートがあった。

登った所で登山道に合流。
ここを右に進む。
植林が凄く綺麗に整備されているので、どこからでも登れそうな感じだ。

登山道を少し進むと分岐ポイ場所に出た。(7:54 201m +48 -7)
地図では左へ進む様だし、ルートを見ても明らかに左へと延びている。
右の方はどうも目の前の尾根に続いている様に見える。
ちょっと右へ行って見よう。

ルートは林業の人が使われているようで、こんな狭い踏み跡があるだけだった。

尾根に乗ってブラブラと登って行くのだが、改めて地図を見るとこの尾根の上でもう一段登らないとイケナイ様子だったので、止め~たとなった。
こんないい加減な山行はイケません。

地図を見ると自分のいる斜面を左へと降りれば元のルートに戻る様なので、斜面を下り気味にトラバース。
少し降りると林業の方が使われている作業道が見えた。

少し沢を進むと”天ヶ山”の標識のある丸太橋に到着した。(8:12 538m +102 -64)
正規ルートに戻ったのだが、今度は正規ルートはどうだったのかが気になったので、先ほどの分岐まで戻って見ることにした。

歩いて2~3分程度でさっきの分岐に到着(8:16 238m +0 -50)
なんてことないルートだった。

再び丸太橋に戻って(8:21 209m +33 -4)山行を続けます。

このルートは林業関係の人が使っていた作業道の様だ。
途中何か所かで倒木があったりツル植物が覆っていたりして歩き難い場所があるが、ルートは明瞭だった。

植林を抜けて樹林帯に入る。
頭上が開けて笹の中のルートを峠の様な場所に登って行く。
さっきの尾根をそのまま登ると、この峠の様な場所を目指す様になるのだが、その方向には倒木が折り重なってヤブの様になっていた。

ここから頂上稜線に向けての登りが始まる。
ただ距離が短いので、少し登ったら稜線の上の空が見えていた。

頂上稜線に出た。
ここからは余り広くない尾根を頂上へ向かってダラダラと進む様だ。

天ヶ山に到着(8:42 791m +212 -11)
新庄の毛無山の様な360度展望では無いが、東側の展望はあった。

苫田ダムのダム湖と左端の奥は那岐の山々の様だ。

その北には泉山が見えていた。

ではブレイクにします。
今日は暖かいミルクティーとあんバタートーストでした。

誰もいなくて静かで気持ち良い。
初めて来た山だし、久しぶりにセルフ撮りをしてみようか。
久しくていなかったので少し手間取ったが、セルフ撮り成功。

ノンビリと楽しんだので下山しましょう。(9:00)
丁寧に下山ルートの標識があった。

遠くに奥津、那岐の山を見ながら樹林帯の中を降りて行く。
標高が800m以下なのでブナは無い様だが、ツツジの木が登山道の両側にあった。

新緑が気持ち良い。

樹林帯から植林の中に入る。
テープナビがあってルートを教えてくれた。

テープナビと標識に従って下山して行く。

植林の斜面をトラバースして降りて行くと往路のルートに合流した。
往路ではこちらにルートがあるのは気がつかなかった。

合流点から少し降りると丸太橋に到着(9:19 703m +11 -188)
登山道を降りて行く。

往路では滝から登山道に出たが、復路では登山道をそのまま降りることにした。

良く手入れされた登山道は、どこも崩壊している場所は無く快適だった。
新緑が気持ち良い。

登山道分岐に到着(9:34 945m +18 -197)
やはり誰にも会わない静かな山行になりそうだ。

ゲートの場所に戻るとゲートは開いたままだった。(9:37 230m +9 -50)
往路では林業関係の人が開けたのかと思ったが、その様な車両も無かったので誰かが開けたままで忘れたようだ。
それならとゲートを閉めて通過した。
集落を通って振り返ると天ヶ山が綺麗に見えていた。

近衛家にゆかりのある土地らしいので、標識を見ながら道路を降りて行く。
”このえどの”と読むのかと思っていたら”このえでん”と読むらしい。

近衛殿に到着(9:57 1414m +40 -167)
南北朝の時代に南朝方だった関白がこの地で自刃されたのでこの墓があるとのことだった。
でも武家でも無い公家の中の公家の関白が切腹と言うのも変な気がする。
家に帰って近衛経忠で調べたら正式には病死と言うことらしい。
km-surfの実家のある福山にも平通盛を祭る通盛神社がある。
平通盛は一ノ谷の合戦で討ち死にしているが、この地で生き延びたと言う伝承がある。
これと似た感じの話なのだろう。

中谷神社の駐車場に到着(10:03 215m +26 -16)
誰にも会わない静かな山行が出来たのと、静かで美しい山里の景色が良かった。
その後国道で岡山へ帰ったが、御津辺りから53号線は津山方面へ向かう車が途切れること無く続く様になった。
この様子だと市内は大渋滞かな~と思ったが、それほど車は多くなく大元辺りはガラ空き状態。
こんな現象は初めてだった。

総距離(沿面距離)8,194m 累積標高差 +728 -728

ヤマレコを見たら集落の中にある給水施設に車を置いて歩き出す人が多いようだった。
ただそうすると距離が短いので直ぐに終わってしまうのと、途中の史跡なども見たかったので神社から始めることにした。
今日の装備
上: | ファイントラック ドライメッシュ半袖 |
ミレー ZIPシャツ長袖 | |
下: | ファイントラック ストームゴーシュ・アルパイン |
帽子: | マムート Pokiok Cap |
靴: | ラ・スポルティバ トランゴ TRK GTX |
ソックス: | スマートウール トレッキング |
ザック: | ドイター フューチュラ32 |
水 | ||
持参量 | ナルゲン0.6L(麦茶) | サーモス0.6L(お湯) | 使用量 | 0.3L | 0.4L |
まずは神社にお参りして山行の安全を祈願。
小さな集落だが、立派な神社だ。
では出発しよう(7:10)
神社の前の車道を右に曲がり集落へと延びている道路に合流。
正面に天ヶ山が見えていた。
少し歩くと”カタクリの群生地”の標識があったので寄って見たが、カタクリは見当たらなかった。
静かな集落の中の車道をブラブラと歩いて行く。
田植えをした水田からカエルの鳴き声がするだけで、他に何の音も聞こえない。
ヤマレコに出ていた給水施設に到着。
ここを左へと入って行く。
少し登り気味に集落を抜けるとゲートの場所に到着(7:32 1576m +157 -43)
何故かゲートが開いたままになっていた。
林業の人が車で入られているのかな?
渓流を横に見ながら少し歩くと登山道の分岐に到着(7:36 174m +18 -9)
左へ行くと登山道で、右は楠谷の滝へ行くルート。
滝の方からも登山道に合流するらしいので、滝の方へ進んだ。
途中にも小さな滝が何個かあった。
楠谷の滝に到着(7:48 576m +156 -14)
滝の下を通って斜面を登るルートがあった。
登った所で登山道に合流。
ここを右に進む。
植林が凄く綺麗に整備されているので、どこからでも登れそうな感じだ。
登山道を少し進むと分岐ポイ場所に出た。(7:54 201m +48 -7)
地図では左へ進む様だし、ルートを見ても明らかに左へと延びている。
右の方はどうも目の前の尾根に続いている様に見える。
ちょっと右へ行って見よう。
ルートは林業の人が使われているようで、こんな狭い踏み跡があるだけだった。
尾根に乗ってブラブラと登って行くのだが、改めて地図を見るとこの尾根の上でもう一段登らないとイケナイ様子だったので、止め~たとなった。
こんないい加減な山行はイケません。
地図を見ると自分のいる斜面を左へと降りれば元のルートに戻る様なので、斜面を下り気味にトラバース。
少し降りると林業の方が使われている作業道が見えた。
少し沢を進むと”天ヶ山”の標識のある丸太橋に到着した。(8:12 538m +102 -64)
正規ルートに戻ったのだが、今度は正規ルートはどうだったのかが気になったので、先ほどの分岐まで戻って見ることにした。
歩いて2~3分程度でさっきの分岐に到着(8:16 238m +0 -50)
なんてことないルートだった。
再び丸太橋に戻って(8:21 209m +33 -4)山行を続けます。
このルートは林業関係の人が使っていた作業道の様だ。
途中何か所かで倒木があったりツル植物が覆っていたりして歩き難い場所があるが、ルートは明瞭だった。
植林を抜けて樹林帯に入る。
頭上が開けて笹の中のルートを峠の様な場所に登って行く。
さっきの尾根をそのまま登ると、この峠の様な場所を目指す様になるのだが、その方向には倒木が折り重なってヤブの様になっていた。
ここから頂上稜線に向けての登りが始まる。
ただ距離が短いので、少し登ったら稜線の上の空が見えていた。
頂上稜線に出た。
ここからは余り広くない尾根を頂上へ向かってダラダラと進む様だ。
天ヶ山に到着(8:42 791m +212 -11)
新庄の毛無山の様な360度展望では無いが、東側の展望はあった。
苫田ダムのダム湖と左端の奥は那岐の山々の様だ。
その北には泉山が見えていた。
ではブレイクにします。
今日は暖かいミルクティーとあんバタートーストでした。
誰もいなくて静かで気持ち良い。
初めて来た山だし、久しぶりにセルフ撮りをしてみようか。
久しくていなかったので少し手間取ったが、セルフ撮り成功。
ノンビリと楽しんだので下山しましょう。(9:00)
丁寧に下山ルートの標識があった。
遠くに奥津、那岐の山を見ながら樹林帯の中を降りて行く。
標高が800m以下なのでブナは無い様だが、ツツジの木が登山道の両側にあった。
新緑が気持ち良い。
樹林帯から植林の中に入る。
テープナビがあってルートを教えてくれた。
テープナビと標識に従って下山して行く。
植林の斜面をトラバースして降りて行くと往路のルートに合流した。
往路ではこちらにルートがあるのは気がつかなかった。
合流点から少し降りると丸太橋に到着(9:19 703m +11 -188)
登山道を降りて行く。
往路では滝から登山道に出たが、復路では登山道をそのまま降りることにした。
良く手入れされた登山道は、どこも崩壊している場所は無く快適だった。
新緑が気持ち良い。
登山道分岐に到着(9:34 945m +18 -197)
やはり誰にも会わない静かな山行になりそうだ。
ゲートの場所に戻るとゲートは開いたままだった。(9:37 230m +9 -50)
往路では林業関係の人が開けたのかと思ったが、その様な車両も無かったので誰かが開けたままで忘れたようだ。
それならとゲートを閉めて通過した。
集落を通って振り返ると天ヶ山が綺麗に見えていた。
近衛家にゆかりのある土地らしいので、標識を見ながら道路を降りて行く。
”このえどの”と読むのかと思っていたら”このえでん”と読むらしい。
近衛殿に到着(9:57 1414m +40 -167)
南北朝の時代に南朝方だった関白がこの地で自刃されたのでこの墓があるとのことだった。
でも武家でも無い公家の中の公家の関白が切腹と言うのも変な気がする。
家に帰って近衛経忠で調べたら正式には病死と言うことらしい。
km-surfの実家のある福山にも平通盛を祭る通盛神社がある。
平通盛は一ノ谷の合戦で討ち死にしているが、この地で生き延びたと言う伝承がある。
これと似た感じの話なのだろう。
中谷神社の駐車場に到着(10:03 215m +26 -16)
誰にも会わない静かな山行が出来たのと、静かで美しい山里の景色が良かった。
その後国道で岡山へ帰ったが、御津辺りから53号線は津山方面へ向かう車が途切れること無く続く様になった。
この様子だと市内は大渋滞かな~と思ったが、それほど車は多くなく大元辺りはガラ空き状態。
こんな現象は初めてだった。
総距離(沿面距離)8,194m 累積標高差 +728 -728