2022年01月22日
三ヶ上
1月22日 三ヶ上へ行きました。
予想通りに近年にない積雪だったのでスノーシューのエクステンションを使ったのですが、山頂手前で片方が外れているのが発覚。
ブレイク後に仕方ないな~と引き返そうとした時に登って来た男性の登山者が拾ってくれて無事回収。
お礼を言って三角点へ向かい、三角点から西尾根を下山しするつもりだったのですが、途中で尾根を一つ間違えたのが発覚。
引き返せば良い程度だったのですが、以前もこの尾根に間違えて入りかけたことがあったので、この尾根の先はどうなっているんだろうと思いからそのまま進んでみました。
結果は惨憺たるヤブでしたが、これはこれで結構楽しめました。

予想通りに近年にない積雪だったのでスノーシューのエクステンションを使ったのですが、山頂手前で片方が外れているのが発覚。
ブレイク後に仕方ないな~と引き返そうとした時に登って来た男性の登山者が拾ってくれて無事回収。
お礼を言って三角点へ向かい、三角点から西尾根を下山しするつもりだったのですが、途中で尾根を一つ間違えたのが発覚。
引き返せば良い程度だったのですが、以前もこの尾根に間違えて入りかけたことがあったので、この尾根の先はどうなっているんだろうと思いからそのまま進んでみました。
結果は惨憺たるヤブでしたが、これはこれで結構楽しめました。
午前7時過ぎに上斎原振興センター駐車場に到着。
気温はマイナス3度ぐらいで、それほど寒くなかった。
準備をして出発する。(7:17)
奥津以降の国道は、道路脇に雪の壁が出来た感じで、スタッドレスでも慎重に運転する感じだった。
道路脇の壁から三ヶ上を見上げる。
今日の装備

最終民家から徐々に雪で林道が覆われだした。
重たいスノーシューを早く降ろして使った方がマシだ。
今日は試しにエクステンションを付けて見ることにした。
スノーシューと一緒に買ったのだが、どうも装着が簡単過ぎて、直ぐに外れるんじゃ無いかと言う感じだったので、ずっと使わずに放置していた。
なら買うなよ~と言う感じだが、この予感はその後的中する。

エクステンションを付けて林道に入る。
多分新年ぐらいに登った人のトレースがその後も使われて残っていた。
ただ先週ぐらいに登った人がいるようだが、その上に雪がソコソコ積もっていた。

登山口に到着した(8:09 2018m +228 -86)
どうも最近のトレースは夏山ルートで登り北西尾根ルートで降りて来た様だ。

エクステンションの効果だが、微妙だ。
フラットな所だとそれなりに浮力があるのが分かるが、トレースのある坂道だと足が乗る前方が沈むがエクステンションのある後方が沈まないので、坂道でリフターを上げるとより後方が浮く感じになり違和感が出る。
水分補給をして出発する(8:12)

すっかり雪に覆われた水場を通過。
もしかしたらエクステンション無しの方が軽快で良いかも知れないな~と思いながら進む。

今日は晴れ予想だったが、空は曇ったままだ。
それに風がほとんど無い。

この場所が雪原になるのも久しぶりだ。

ゲートもすっかり雪に埋まっていた。
ここから坂を上りそのまま冬尾根へ登って行く。

冬尾根を登って山頂へ向かう稜線に出た。
ここからはほぼノントレースだ。

大杉の近くを過ぎて山頂が見えて来ると雪は固く締まっていた。
ここで右足が何か軽いと思って見て見るとエクステンションが外れていた。
やっぱりな~と言う感じだが、とりあえず山頂に行くことにした。

三ヶ上に到着(9:53 2252m +504 -72)
山頂の石仏も雪に埋まっていた。

今日は暖かいカフェラッテとチョコロールでした。
こんなエクステンションなら要らないが、山にそのまま放置するのも嫌なので、今日は往路を引き返せして回収することにした。

丁度下山しようとした時に男性の登山者が登って来た。
エクステンションが落ちていなかったと聞こうとしたら、男性がエクステンションを差し出してくれた。
良かった~。ありがとうございました。とお礼を言ったが、本当に感謝の気持ちで一杯だった。
エクステンションは外してザックに付けた。
では予定通りに三角点へ向かう(10:09)

雪の中に埋まりながら山頂から降下する。
雪崩の定番スポットの東側斜面は、雪崩ては無かったが雪庇が伸びていたので西よりに歩いた。
こんな感じに三ヶ上を見るのも久しぶりだな~。

三角点へ向かって歩いて行く。

良い感じに積もっているな~。
今年は色々楽しめそうだ。

真っ白でよく分からないが三角点のピークが見えて来た。

三角点に到着(10:25 411m +33 -62)
エクステンションを拾って頂いた男性もこちらに向かって来られていた。
多分ここでブレイクにでもするのかな~。

先々週行った泉山も真っ白になっていた。
残念ながら今回大山は見えなかった。
では西尾根へ向かおう。

去年も歩いている西尾根だが、これだけ積もるとここ数年の感じとちょっと違った感じで、少しルート間違えたので引き返した。
そうそう、この辺りから左に入り降りて行くんだった。

西尾根のルートをブラブラと降りて行く。

植林の横を降りて行く場所に出た。
昨年はここで雪が完全に途切れたが、今年はたっぷりと残っている。

更に進んで行くと植林から出て来たトレースが見えた。
往路で見た北西尾根を下るトレースのようだった。

そのまま西尾根のルートを降りていたが、途中で間違えて別の尾根を降り始めていることに気が付いた。(10:41 562m +19 -154)
GPSで確認すると西尾根のルートからそれほど離れていないので、簡単に引き返せる距離だったがこの尾根の先はどうなっているのかが気になった。
西尾根のルートから1つ北の尾根になるが、西尾根のルートを降りた場所に作業道があり、それが奥に伸びているので、もしかしてその作業道に降りれるのではと言う予想だった。
結果は大ハズレ。
尾根の先は小さな渓流に出て作業道など無かった。
暫く斜面をトラバースしながら渓流の下流に向かい、トラバースが難しいそうになると尾根に登って進んだ。
正面に見えている尾根がプロパーのルートの尾根なので、そろそろ作業道が見えるだろうと言う感じで谷を降りて行く。
幸いどの斜面もヤブ気味に灌木が生い茂っていたので雪崩る心配は無かった。

分かり難いが今度は予想通りに作業道が見えて来た。
ただ渡るのが難しそうなので、もう少し斜面を北へ向かってトラバースして行く。

少し渡渉しやすそうな場所が見えて来たので斜面から降りて行く。

作業道に出ました。(11:56 1494m +183 -525)
あ~酷い尾根だった。もう2度とこの尾根は使いません。
まさかエクステンションを拾ってくれた人が、自分のトレースを使わないだろうな~と今になって心配になったが、後の祭りだ。

作業道から道路に出た。
見えてるトレースはイノシシ君のトレースだ。
気温が上がり始めたので雪が重い。

除雪点に到着(12:16 734m +61 -128)
と思ったらズボット雪にハマった。
どうも道路脇の渓流にハマった様で、え~ここでハマる とか文句を言いながら脱出。
今日のヤブ尾根でも何回かハマったが、あんな場所ならさもありなんと言う感じだが、こんな場所でハマるとは思わなった。
スノーシューを外してザックに着けて除雪された道路を歩いて行く。

雪が融け出した道路は滑り易く、慎重に歩いて行く
上斎原振興センターの駐車場に戻りました。(12:31 777m +52 -43)
思えば西尾根をそのまま降りるのもな~と言う気持ちがあったので、今回の様なヤブ尾根を歩く気になったのだと思う。
ただこんなことは余り良いことでは無いので、なるべくしない様にしよう。
<<今日の結論>>
*スノーシューのエクステンションはもう使わない
*予定のルートを無暗に変えないこと
また車が融雪剤まみれになったけど、明日の雨で流してくれるだろう。

総距離(沿面距離)8,898m 累積標高差 +1105 -1098
赤いラインが今回のルートです

気温はマイナス3度ぐらいで、それほど寒くなかった。
準備をして出発する。(7:17)
奥津以降の国道は、道路脇に雪の壁が出来た感じで、スタッドレスでも慎重に運転する感じだった。
道路脇の壁から三ヶ上を見上げる。
今日の装備
上: | ファイントラック ドライメッシュ長袖 |
パタゴニア キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック | |
マムート ソフトシェル | |
下: | モンベル メリノタイツ E? |
ファイントラック バリオパンツ | |
グローブ: | モンベル ウインドブロック・グローブ |
グローブ: | モンベル フリース・グローブ(三ヶ上以降追加) |
帽子: | OR シアトルソンブレロ |
マーモット ビーニー(三ヶ上以降) | |
靴: | スカルパ トリオレプロ |
ソックス: | スマートウール マウンテニアリング ヘビー |
スノーシュー: | MSR EVO アッセント エクステンション(三ヶ上まで) |
トレッキングポール | BD トレイル |
ザック: | BD スピード40 |
水 | ||
持参量 | ナルゲン0.6L(麦茶) | サーモス0.6L(お湯) | 使用量 | 0.2L | 0.3L |
最終民家から徐々に雪で林道が覆われだした。
重たいスノーシューを早く降ろして使った方がマシだ。
今日は試しにエクステンションを付けて見ることにした。
スノーシューと一緒に買ったのだが、どうも装着が簡単過ぎて、直ぐに外れるんじゃ無いかと言う感じだったので、ずっと使わずに放置していた。
なら買うなよ~と言う感じだが、この予感はその後的中する。
エクステンションを付けて林道に入る。
多分新年ぐらいに登った人のトレースがその後も使われて残っていた。
ただ先週ぐらいに登った人がいるようだが、その上に雪がソコソコ積もっていた。
登山口に到着した(8:09 2018m +228 -86)
どうも最近のトレースは夏山ルートで登り北西尾根ルートで降りて来た様だ。
エクステンションの効果だが、微妙だ。
フラットな所だとそれなりに浮力があるのが分かるが、トレースのある坂道だと足が乗る前方が沈むがエクステンションのある後方が沈まないので、坂道でリフターを上げるとより後方が浮く感じになり違和感が出る。
水分補給をして出発する(8:12)
すっかり雪に覆われた水場を通過。
もしかしたらエクステンション無しの方が軽快で良いかも知れないな~と思いながら進む。
今日は晴れ予想だったが、空は曇ったままだ。
それに風がほとんど無い。
この場所が雪原になるのも久しぶりだ。
ゲートもすっかり雪に埋まっていた。
ここから坂を上りそのまま冬尾根へ登って行く。
冬尾根を登って山頂へ向かう稜線に出た。
ここからはほぼノントレースだ。
大杉の近くを過ぎて山頂が見えて来ると雪は固く締まっていた。
ここで右足が何か軽いと思って見て見るとエクステンションが外れていた。
やっぱりな~と言う感じだが、とりあえず山頂に行くことにした。
三ヶ上に到着(9:53 2252m +504 -72)
山頂の石仏も雪に埋まっていた。
今日は暖かいカフェラッテとチョコロールでした。
こんなエクステンションなら要らないが、山にそのまま放置するのも嫌なので、今日は往路を引き返せして回収することにした。
丁度下山しようとした時に男性の登山者が登って来た。
エクステンションが落ちていなかったと聞こうとしたら、男性がエクステンションを差し出してくれた。
良かった~。ありがとうございました。とお礼を言ったが、本当に感謝の気持ちで一杯だった。
エクステンションは外してザックに付けた。
では予定通りに三角点へ向かう(10:09)
雪の中に埋まりながら山頂から降下する。
雪崩の定番スポットの東側斜面は、雪崩ては無かったが雪庇が伸びていたので西よりに歩いた。
こんな感じに三ヶ上を見るのも久しぶりだな~。
三角点へ向かって歩いて行く。
良い感じに積もっているな~。
今年は色々楽しめそうだ。
真っ白でよく分からないが三角点のピークが見えて来た。
三角点に到着(10:25 411m +33 -62)
エクステンションを拾って頂いた男性もこちらに向かって来られていた。
多分ここでブレイクにでもするのかな~。
先々週行った泉山も真っ白になっていた。
残念ながら今回大山は見えなかった。
では西尾根へ向かおう。
去年も歩いている西尾根だが、これだけ積もるとここ数年の感じとちょっと違った感じで、少しルート間違えたので引き返した。
そうそう、この辺りから左に入り降りて行くんだった。
西尾根のルートをブラブラと降りて行く。
植林の横を降りて行く場所に出た。
昨年はここで雪が完全に途切れたが、今年はたっぷりと残っている。
更に進んで行くと植林から出て来たトレースが見えた。
往路で見た北西尾根を下るトレースのようだった。
そのまま西尾根のルートを降りていたが、途中で間違えて別の尾根を降り始めていることに気が付いた。(10:41 562m +19 -154)
GPSで確認すると西尾根のルートからそれほど離れていないので、簡単に引き返せる距離だったがこの尾根の先はどうなっているのかが気になった。
西尾根のルートから1つ北の尾根になるが、西尾根のルートを降りた場所に作業道があり、それが奥に伸びているので、もしかしてその作業道に降りれるのではと言う予想だった。
結果は大ハズレ。
尾根の先は小さな渓流に出て作業道など無かった。
暫く斜面をトラバースしながら渓流の下流に向かい、トラバースが難しいそうになると尾根に登って進んだ。
正面に見えている尾根がプロパーのルートの尾根なので、そろそろ作業道が見えるだろうと言う感じで谷を降りて行く。
幸いどの斜面もヤブ気味に灌木が生い茂っていたので雪崩る心配は無かった。
分かり難いが今度は予想通りに作業道が見えて来た。
ただ渡るのが難しそうなので、もう少し斜面を北へ向かってトラバースして行く。
少し渡渉しやすそうな場所が見えて来たので斜面から降りて行く。
作業道に出ました。(11:56 1494m +183 -525)
あ~酷い尾根だった。もう2度とこの尾根は使いません。
まさかエクステンションを拾ってくれた人が、自分のトレースを使わないだろうな~と今になって心配になったが、後の祭りだ。
作業道から道路に出た。
見えてるトレースはイノシシ君のトレースだ。
気温が上がり始めたので雪が重い。
除雪点に到着(12:16 734m +61 -128)
と思ったらズボット雪にハマった。
どうも道路脇の渓流にハマった様で、え~ここでハマる とか文句を言いながら脱出。
今日のヤブ尾根でも何回かハマったが、あんな場所ならさもありなんと言う感じだが、こんな場所でハマるとは思わなった。
スノーシューを外してザックに着けて除雪された道路を歩いて行く。
雪が融け出した道路は滑り易く、慎重に歩いて行く
上斎原振興センターの駐車場に戻りました。(12:31 777m +52 -43)
思えば西尾根をそのまま降りるのもな~と言う気持ちがあったので、今回の様なヤブ尾根を歩く気になったのだと思う。
ただこんなことは余り良いことでは無いので、なるべくしない様にしよう。
<<今日の結論>>
*スノーシューのエクステンションはもう使わない
*予定のルートを無暗に変えないこと
また車が融雪剤まみれになったけど、明日の雨で流してくれるだろう。
総距離(沿面距離)8,898m 累積標高差 +1105 -1098
赤いラインが今回のルートです