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適当でゆるい山登りとウインドサーフィンのブログです。
最近ウインドサーフィンは休みがちですが....

2017年11月23日

九重連山(大船山~平治岳) Day2

11月23日 九重連山へ行きました。

昨年登って、冬枯れで何もない景色がすっかり気に入った九重連山にテン泊で行きました。

Day2は大船山~平治岳へ行きました。

天気予報では良い天気とか言っていましたが、朝から強風が吹きどの山もガスがかかっている状態。
このままの状態なら大船山だけ行って降りるつもりで出発しました。

大戸越へ降り始めると段々と晴れて来て、青空の下で山頂が白くなった九重連山を眺めることが出来ました。

PB230082


夜は結構冷え込んだが、昨年ほどでは無かった。多分マイナス10度までは行かなかったみたいだ。
総長は風が強く周りの山にはガスがかかっていたので、少し状況見ることにした。

PB230026


風は強いがその内晴れて来そうなので出発。(8:27)

今日は上はファイントラックのドライ、ミレーの長袖ZIP、パタゴニアのブロックフリースのフードとマムートのソフトシェル
下はモンベルのメリノタイツにパタゴニアのサイマル・アルパインとノースのレインパンツ。
モンベルのウインドブロック・グローブも装着した。

風が強いのでテントが幾分心配だが、フックの着いたコンクリートのブロックに張綱をカラビナで引掛けているので飛ばされることは無いだろう。
ただこの時の心配は当たる。

山荘から坊ガツルのキャンプ場の方へ歩いて行く。

PB230029


トイレや炊事棟のあるキャンプ場を抜けると目の前に立派な避難小屋が見えて来た。

PB230031


こんなに綺麗で立派な避難小屋だが宿泊に使用することは禁止となっている。

PB230032


避難小屋の先が登山口だった。
右に行くと大船山、左は大戸越から平治岳へ向かう。

PB230033


登山道に入ると樹林帯の中を進んで行くので、風が幾分防げる。
テープナビもあり特別迷う様なことも無い。

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高度を上げて行くと、何か白いモノが降っている。
どうも霰のようだった。溝の様な緩やか登山道が続いている。

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途中で立中山との分岐に出た。
右に行くと立中山だ。ここを左へ向かう。

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少し登って行くと周りに霧氷の木々が現れた来た。
それと同時に風が段々と強くなってくる。

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緩い登りなのだが、終わりそうでなかなか終わらない感じだ。

やっと段原に出て来た。(9:44)
風は軽く15mはオーバーしており、更に勢いを増している。このまま晴れない様なら大戸越まで行って下山だな~。

風上に背負向けてソフトシェルのフードを被り行動食と水分補給をする。
まずは山頂へ向かおう。(9:45)

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山頂へ向かう登山道に木々は霧氷で真っ白になっていた。

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去年 筒上山~手箱山を歩いた時が思い出される感じだが、あの時は快晴で快適だった。
途中岩場があり、普段なら大したことは無い場所と思われるが、今日は岩が凍りついているので滑らない様に慎重に進んだ。

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樹林帯から出て岩場を周り込み山頂へ向かう場所に出るが、風は20mを軽く超える状態で吹き荒れている。
岩も木々もすべて白く凍り付いていた。

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大船山い到着(10:05)
こんな日なので誰もいません。それより強風で吹き飛ばされそうだ。
セルフ撮りなどしていたら、カメラが吹き飛ばされそうなので止め。

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気温はマイナス6、7度ぐらいだが、風が強いので更に寒い感じだ。
ホントは噴火口のお鉢が見えるのだが、こんな感じで何も見えません。

こんな状態なので長居は無用だ。下山します。(10:09)

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下から吹き上げる強烈な風に耐えながら山頂の岩場を慎重に降りて行く。
こんなに吹いているけどテントは大丈夫かな~。

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ただ時々風がピタリと止まり始めた。
幾分真っ黒の曇っていた空も、少し明るい感じになっているけど、これは良いサインかそれとも更に悪化する前兆か。

凍り付いた岩に滑らない様に降りて行く。

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段原の手前には避難小屋があるのだが、ここは現在使用不可となっておりトラロープで道が塞がれていた。

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再び段原まで戻って来た。(10:33)
予定通りに大戸越へ向かいます。

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大戸越へ向かう登山道は、灌木が張り出しているので狭く歩き難い。
時々ザックが灌木に引っかかってしまうので、少し嫌な感じだ。

直ぐに目の前に黒い影が見えて来た。どうもこれが北大船山の様だ。

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少し登ると直ぐに北大船山に到着。
相変わらず風が強いが、時々空が明るくなる時がある。

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北大船山からは長く緩やかな尾根を暫くは進む。

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やがて大戸越へ降り始めると一瞬青空が見えた。

いいぞ~このまま晴れてくれ~ と思っていると本当に青空が広がり出した。

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いつの間にか左には三俣山がクッキリと姿を現している。

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右の奥には由布岳が綺麗に見えていた。

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ユルユルと降りて大戸越まで来たが、峠に出てしまうと吹きさらしになるので、手前の樹林帯の中で水分補給と行動食の塩パンをかじる。(11:22)

では平治岳へ登って行こう(11:27)

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平治岳へは登りと下りで登山道が分かれている。
登り専用は右の登山道だ。

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やはり青空で歩くのが良いな~ と思いながら登っていると平治岳の手前のピークまで来た。
青変わらず風が強いので、岩も木も白く凍り付いている。

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ここから平治岳へは緩い登りを少し登るだけだ。
平治岳へ登っていると年配の男女3人の登山者に会った。今日会った初めての登山者だ。

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天候は段々と回復し九重連山が綺麗に見えて来た。

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久住山方面も、こんなに綺麗に見えて来た。

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平治岳の手前には霧氷の樹林帯が白く広がっていた。
これはこれで綺麗な景色だ。

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平治岳に到着。(11:58)

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風が少し収まって来たので、セルフ撮りも出来ました。

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九重連山の山々。

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これは三俣山です。

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こっちは大船山の北にある黒岳。
やっと周りの山々が見えて来た。ただまだ風が強いので、ノンビリとブレイクと言う訳にはいかない。
では下山しましょう。(12:10)

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春にはミヤマキリシマのピンクに染まる山だが、今日は霧氷で真っ白だ。

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さっき降りて来た北大船山からの斜面も霧氷で真っ白だ。

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噴火口の形状をしているのが遠くからも分かる。
もう少し早く晴れてくれたら見えたのにな~。

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ま~良いか~と言う感じでブラブラを降りて行く。

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霧氷の向こうに晴天の下の三俣山がみえると言うのも、何か妙な感じだな~。

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ブラブラと大戸越へ降りて来た。(12:41)
さっきよりもかなり風が止んだ感じだ。

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大戸越を右に曲がり坊ガツルへ降りて行く。
9月に白鳳峠から北岳を見ながら降りて行ったのと同じ様なアングルで三俣山を眺めながら降りて行く。

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登山道は最初こんな感じの溝みたいな感じだったが、

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やがて樹林帯の中をユルユルと降り始めた。

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降りてから結構平坦な部分を長く歩くと大船山への登山道との合流点に戻って来た。
この頃には風はすっかり収まった感じになっていた。

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坊ガツルからは朝登った大船山が真っ白く見えていた。

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坊ガツルのテント場にはテン泊の人がテントを設営していた。
そう言えば朝はかなり風が吹いたのでテント大丈夫かな~と山荘へ向かう。

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山荘に戻ると、心配は的中。テントは無残に倒れていた。(12:38)

張綱をコンクリートのブロックに固定していたのにと思いながら設営し直し。
幸いどこも破損した部分は無かったのだが、何で倒れたのかを暫しテントの外でチェックしていたら原因が判明。

固定していたコンクリートのブロックが動く位強烈なブローが1時間に数回吹くようだ。
原因が分かったので、コンクリートのブロックを板の下に置くか、板の上ならブロックの周りに石を置いて動かない様にした。

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テント問題も解決したので温泉に行ってプシューのお時間

ジップロックに入っているのは柿ピー+ポテチ+おやつカンパニーのおつまみミックス兼行動食だ。
朝の大船山は寒かったな~ と言いながら冷たいビールをグビグビ。

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その後少し昼寝をしていたら日没の時間。
大船山が夕陽に赤くなるかと思っていたら、少し曇ってしまって見れなかった。

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もう5時なので夕食を製作中。
周りでは3張ぐらいテン泊の人がテントを張っていた。

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今日はカレーリゾットに豚の生姜焼きをぶち込んだご飯でした。
これが中々美味しくて定番メニューになりそうな感じ。

Early Timesの瓶に入っているのは、シングルモルトのボウモア。
食後は本を読みながらお湯割りでボウモアをチビチビ。気温は急激に下がって、また風が強く吹き出した。

明日も天気は悪く無いハズ とこの時は思っていたが、予想外の展開となるのでした。

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総距離(沿面距離) 9,785m +1080 -1025


2017-11-23 大船山~平治岳




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