2016年04月29日
竜王山~吾妻山
4月29日 竜王山~吾妻山へ行きました。
予定では別の山へテン泊で行く予定でしたが、km-surfの不手際で、水曜にNGな事が判明。
結局昨年と同様の比婆山山域のテン泊となりました。
Day1は、立烏帽子の駐車場まで登り、竜王山に往復。その後池ノ段、御陵、烏帽子を経て大膳原に到着。
テントを設営した後で、吾妻山を登りました。
午前中は、強風とガスで予想外の寒さで、竜王山の山頂も2度しかありませんでした。
午後からは天候も回復しましたが、冷たい風で肌寒い一日でした。
予定では別の山へテン泊で行く予定でしたが、km-surfの不手際で、水曜にNGな事が判明。
結局昨年と同様の比婆山山域のテン泊となりました。
Day1は、立烏帽子の駐車場まで登り、竜王山に往復。その後池ノ段、御陵、烏帽子を経て大膳原に到着。
テントを設営した後で、吾妻山を登りました。
午前中は、強風とガスで予想外の寒さで、竜王山の山頂も2度しかありませんでした。
午後からは天候も回復しましたが、冷たい風で肌寒い一日でした。
当初は別の山へテン泊の予定でしたが、km-surfの不手際が水曜に発覚。
準備もバッチリと思っていたのに........。
そんなわけで昨年と同じ比婆山山域の大膳原でテン泊となりました。
午前7時前に県民の森の駐車場に到着。既に数人の登山者が準備をしていた。
備後落合までは天候も良かったが、山頂付近はガスがかかり風が強そうな様子。
準備をして出発する(7:02)
公園センターの左の舗装道路を第一キャンプ場へ向かって少し登る。
直ぐに第一キャンプ場と展望園地の分岐になるのでここを左に曲がり登山道に入る。
周りは新緑が始まり綺麗だ。途中で展望園地の標識の所を右に入る。
展望園地に近づくと風の音が凄い。
展望園地に到着。ここで向かいの毛無山など眺めてプチブレイクのつもりだったが、水分補給をして早々に立ち去る。
展望園地から暫くは、立烏帽子からの枝尾根の稜線を歩くので、立烏帽子からの風をまともに受けるが、直ぐに尾根の反対側の斜面に回りこむので風は止んだ。
周りはガスに包まれたブナの森が広がり、ちょっと神秘的な雰囲気だ。
当然だが、こんな時間にここを歩いて人なんて誰もいない。
再び風の当たる尾根の反対側に出るのでレインジャケットを着た。駐車場で4度ぐらいだったが、日が当たらないのと強風でかなり寒い。
立烏帽子の駐車場に到着(8:32)
何だか体が冷えたせいかトイレに行きたくなった。幸いバイオトイレが開いていたので使用する。
ここでトラブル発生。置いていたザックを持ち上げ様とした時、体を変な体勢で曲げたせいで右の背中辺りが痛くなった。
幸い歩くことには、それほど支障が無いので竜王山へ向かう。(8:36)
天候は良くなく、ガスがかかったままの状態。
事前の天気予報で、午前中は天候が良く無いかもと思っていたが、ここまで悪いとは思わなかった。
竜王山に到着(9:01)
風は強いが、ブロー気味で時々止むので息をしている感じだ。
ザックを降ろして行動食のプチブレイク。ザックに付けている温度計を見ると2度。
更にこの風なので体感は0度以下と言う感じだろう。
本来なら目の前に福田頭が見え、右手には大膳原や吾妻山が見える良い所だが、今日は早々に退散となった。(9:07)
ほとんどフラットな登山道を歩いて、立烏帽子の駐車場まで戻る。(9:30)
何故かドアの板が一枚だけ無い避難小屋で水分補給。多分10時ぐらいまでは、こんな感じだろうな~午後には晴れるだろう。
今回は立烏帽子には登らず、駐車場の左奥から延びる作業道を通って池ノ段との間のコルに出た。
まだまだ風は止みそうに無い。
ただ下の方を見ると麓辺りは晴れている様だった。
池ノ段に到着。(9:49)
本当の山頂は先の方だが、風が強くとても休憩する感じでは無い。ここも早々に立ち去る。
GWのこの山域だと、半袖TでもOKな感じだが、今日は違う。こんなことならマムートのソフトシェルを着て来れば良かった。
池ノ段から降りているとカップルの登山者と会った。たしか駐車場で先に出た人の様な気がした。
こんな感じの天候なので登山者も少ないが、烏帽子山ぐらいから増えるだろう。
高度を落として行くと風は収まって来た。幾分天候も回復して来ているのか、比婆山の山容も見えて来た。
池ノ段から降りて行くこの斜面にも新緑が始まっていた。
例年なら残雪がまだ見えている時期だが、今年は雪が少なかったせいだろう。
立烏帽子の迂回路との分岐を左に曲がり比婆山へ向かう。
登山道を登っていると野鳥の写真を撮っている人に出会った。風も少し収まり時々日が当たって気持ち良い。
公園センターとの分岐を過ぎてイチイの木のところまで来た。
何故かイチイの木の周りはトラロープが張られて入れない様にしてあり、地面には放射状に溝が切られていた。
イチイの木を過ぎると直ぐに御陵に到着した。(10:43)
御陵に無事な山行(既に無事では無いけど)をお祈りして少し水分補給でブレイク。
余り早く大膳原に着いても困るので、今日は時間調整をしながら登っている。
では烏帽子山へ向かおう。(10:46)
この辺りから時々登山者に会う様になる。こちら側のブナはまだ新緑が始まっていなかった。
北側には烏帽子山が見えている、もう晴れて来そうだ。
烏帽子山とのコルに到着。ゆっくりと烏帽子山へ登って行く。
直ぐに烏帽子山に到着(11:09)
予想に反して誰も居ない。
さっきまで居た御陵も綺麗に見えて来た。ただここも風当たりが良い場所なので、余り快適では無い。
そうしている間に、御陵の方から女性の単独登山者が、出雲峠から女性二人の登山者が登って来た。
km-surfは風を避けて、この烏帽子岩の近くの岩場でブレイクにした。
大膳原に降りるには、まだ時間が早いので塩パンでノンビリとブレイク。
ノンビリしていると軽装のハイカーの集団で頂上が賑やかになって来たので、ブレイク終了。
大膳原へ降りよう。(11:26)
大分天候が回復したけど、気温は余り上がらない。
今日は一日レインジャケットを着たままになりそうだ。
降りて行く大膳原辺りは晴れている様子だ。
昨日の雨で滑りやすくなっている斜面をブラブラと降りて行く。
程なく横田別れに到着。烏帽子山を過ぎると人は極端に少なくなる。
大膳原に出た。ではキャンプ場に向かおう。
キャンプ場には、テントが一張りあり、結構な人が避難小屋とベンチでブレイクをしていた。(12:01)
km-surfもテントを設営する。
今日はニーモのタニLS1Pを初使用。
今までのエアーライズ2Pからは550g程度の軽量化となった。設営も簡単で、本体とアウトシェルの結合も同じ色の部品の所を付ければOKと言う感じで、結構親切な感じだ。
ザックの中でもコンパクトに収納できる。
右がエアーライズ2Pで左がタニLS1P。一番の違いは本体の収納袋が、エアーライズは円柱形になるが、タニLS1Pは平たい四角形に収納される。この方がザックに収納するときも結構都合が良い。
テントの設営も終わったので、ふたたびここでブレイク。だって時間は余る程あるんだから、ノンビリすれば良い。
バーナでお湯を沸かして、暖かいアールグレイとカレーパンでノンビリする。
ブレイクも終わったので、暇つぶしに吾妻山へ行くことにした。痛めた背中もま~大丈夫そうなので行って見よう。(13:12)
登山道に出ると、晴天が広がっていた。
明るいブナの森を登って行く。前から烏帽子山の山頂で会った女性2人の登山者が降りて来た。
ブナの森を抜けると大膳原を見下ろす斜面に出る。自分のテントも見えていた。
南ノ原からの登山道と合流。上からワンチャンを連れた家族が降りて来る。
吾妻山の国民休暇村はワンチャンもOKなプランもあるので、ワンチャン連れの登山者も多い。
吾妻山に到着(13:46)
時間潰しの登山なので、ノンビリムードだ。
大体今回は、チャレンジな所など全く無い、緩~い山行の予定。ま~普段も似たようなもんだけど。
麓の国民休暇村の駐車場は、そこそこ車で埋まっているようだ。
真ん中に猿政山、左が大毛無だっけ。間の奥に見えているのが大万木かな~。
猿政山の西側の斜面の角度はかなりだな~。島根側からの登山ルートは、この斜面を登って行くのだが、先日の入道山程度の整備状況のルート(もっと酷い??)なので、結構楽しい。広島側から登ることは、現在NGとなっている。
大毛無山から縦走できるらしい(ヤブ漕ぎ)ので、一度歩いて見たいのだが、ここは熊ちゃんパラダイスらしいので注意が必要だ。
お日様も出た頂上でノンビリとそんな事を思っていたが、そろそろ下山しよう。(13:59)
このまま降りるのはツマラナイので、歩いたことの無い南ノ原へのコースを降りることにした。
なだらかな登山道を、午前中からは考えられない晴天の下気持ちよく歩いて行く。
何だかテントが張れそうな広場の様な場所を過ぎると、少し岩場ぽい所を降下しだす。
正面に福田頭のカッコいい山容を見ながら降りて行くと、やがて樹林帯の中に入って行く。
直ぐに国民休暇村からの登山道に合流。左に曲がって大膳原へ戻る。
途中吾妻山の山頂に居た女性の単独登山者に会った。
ここは手軽にイロイロなコースが楽しめる。ただここのブナの新緑はまだ始まっていなかった。
足元にはタチツボスミレの仲間だろうか、紫色の花が登山道に沿って綺麗に咲いていた。
静かな登山道を歩いて行く。もう14時を過ぎているので、大膳原辺りは人がほとんど居なくなるころだ。
ネコメグサを見ながらブラブラと歩いてテントに戻ったら、とりあえずプシューのお時間だな~。
大膳原に戻って来た。目の前には、青空の下に烏帽子山と御陵がドカ~ンと見えている。
キャンプ場に到着(14:57)
去年と違って、今年はこの水がちゃんと出ていたのは良かったのだが、トイレが綺麗な建物の方は鍵が掛かっていて使えず、古い方のトイレしか使用出来ない様になっていた。
ま~トイレが使えたので良いけど。新しい方は5月にならないと開けないのかな??
今年もキャンプ場の桜は、まだ咲いていた。ただフキノトウは、もうトウがたっていて、NGだった。
テントに戻って、とりあえずプシューの時間。お疲れさま~。
ポテチを食べながらゴロゴロ。km-surfのIpodは、PerfumeのFAKE ITの後にSimon & GarfunkelのOLD FRIENDSのライブが入っているグチャグチャな状態。なんと無く気持ち良いので、そのまま聞いていた。
タニLS1Pの印象だが、本体の生地は、エアライズに比べかなり薄い。
通気性は良い感じだが、エアライズより寒そう。ベンチレーションが、結構多くあるのも凝った感じ。
前室は、こんな感じでかなり広い。
テントの長い面から出入りするので、コッヘルを使う際に前室側を開けると、結構スースーする。
昼寝から目が覚めるともう6時過ぎだった。
夕飯は、アルファー米のおこわにニンニクの芽と厚切りハムを炒めたモノにお味噌汁。
ちょっとおこわの塩気が少なかったかな。
食後に登山道の方に出て見た。気温は、グングン下がっているようだが、風は止んで来た。
吾妻山の向こうに日は落ちて、今日はお仕舞い。
テントに戻って温かいラテティーを飲みながら、司馬遼太郎の”この国のかたち”を読んだ。
土佐の場合 と言うのが面白かった。
午後8時には就寝したが、夜中前だっただろうか、多分飛行機の音だと思うが爆音で目が覚めた。
のどが渇いたので水を飲んで再び就寝。#3の寝袋で快適だった。
総距離(沿面距離) 17,045m +1,300 -1,080
準備もバッチリと思っていたのに........。
そんなわけで昨年と同じ比婆山山域の大膳原でテン泊となりました。
午前7時前に県民の森の駐車場に到着。既に数人の登山者が準備をしていた。
備後落合までは天候も良かったが、山頂付近はガスがかかり風が強そうな様子。
準備をして出発する(7:02)
公園センターの左の舗装道路を第一キャンプ場へ向かって少し登る。
直ぐに第一キャンプ場と展望園地の分岐になるのでここを左に曲がり登山道に入る。
周りは新緑が始まり綺麗だ。途中で展望園地の標識の所を右に入る。
展望園地に近づくと風の音が凄い。
展望園地に到着。ここで向かいの毛無山など眺めてプチブレイクのつもりだったが、水分補給をして早々に立ち去る。
展望園地から暫くは、立烏帽子からの枝尾根の稜線を歩くので、立烏帽子からの風をまともに受けるが、直ぐに尾根の反対側の斜面に回りこむので風は止んだ。
周りはガスに包まれたブナの森が広がり、ちょっと神秘的な雰囲気だ。
当然だが、こんな時間にここを歩いて人なんて誰もいない。
再び風の当たる尾根の反対側に出るのでレインジャケットを着た。駐車場で4度ぐらいだったが、日が当たらないのと強風でかなり寒い。
立烏帽子の駐車場に到着(8:32)
何だか体が冷えたせいかトイレに行きたくなった。幸いバイオトイレが開いていたので使用する。
ここでトラブル発生。置いていたザックを持ち上げ様とした時、体を変な体勢で曲げたせいで右の背中辺りが痛くなった。
幸い歩くことには、それほど支障が無いので竜王山へ向かう。(8:36)
天候は良くなく、ガスがかかったままの状態。
事前の天気予報で、午前中は天候が良く無いかもと思っていたが、ここまで悪いとは思わなかった。
竜王山に到着(9:01)
風は強いが、ブロー気味で時々止むので息をしている感じだ。
ザックを降ろして行動食のプチブレイク。ザックに付けている温度計を見ると2度。
更にこの風なので体感は0度以下と言う感じだろう。
本来なら目の前に福田頭が見え、右手には大膳原や吾妻山が見える良い所だが、今日は早々に退散となった。(9:07)
ほとんどフラットな登山道を歩いて、立烏帽子の駐車場まで戻る。(9:30)
何故かドアの板が一枚だけ無い避難小屋で水分補給。多分10時ぐらいまでは、こんな感じだろうな~午後には晴れるだろう。
今回は立烏帽子には登らず、駐車場の左奥から延びる作業道を通って池ノ段との間のコルに出た。
まだまだ風は止みそうに無い。
ただ下の方を見ると麓辺りは晴れている様だった。
池ノ段に到着。(9:49)
本当の山頂は先の方だが、風が強くとても休憩する感じでは無い。ここも早々に立ち去る。
GWのこの山域だと、半袖TでもOKな感じだが、今日は違う。こんなことならマムートのソフトシェルを着て来れば良かった。
池ノ段から降りているとカップルの登山者と会った。たしか駐車場で先に出た人の様な気がした。
こんな感じの天候なので登山者も少ないが、烏帽子山ぐらいから増えるだろう。
高度を落として行くと風は収まって来た。幾分天候も回復して来ているのか、比婆山の山容も見えて来た。
池ノ段から降りて行くこの斜面にも新緑が始まっていた。
例年なら残雪がまだ見えている時期だが、今年は雪が少なかったせいだろう。
立烏帽子の迂回路との分岐を左に曲がり比婆山へ向かう。
登山道を登っていると野鳥の写真を撮っている人に出会った。風も少し収まり時々日が当たって気持ち良い。
公園センターとの分岐を過ぎてイチイの木のところまで来た。
何故かイチイの木の周りはトラロープが張られて入れない様にしてあり、地面には放射状に溝が切られていた。
イチイの木を過ぎると直ぐに御陵に到着した。(10:43)
御陵に無事な山行(既に無事では無いけど)をお祈りして少し水分補給でブレイク。
余り早く大膳原に着いても困るので、今日は時間調整をしながら登っている。
では烏帽子山へ向かおう。(10:46)
この辺りから時々登山者に会う様になる。こちら側のブナはまだ新緑が始まっていなかった。
北側には烏帽子山が見えている、もう晴れて来そうだ。
烏帽子山とのコルに到着。ゆっくりと烏帽子山へ登って行く。
直ぐに烏帽子山に到着(11:09)
予想に反して誰も居ない。
さっきまで居た御陵も綺麗に見えて来た。ただここも風当たりが良い場所なので、余り快適では無い。
そうしている間に、御陵の方から女性の単独登山者が、出雲峠から女性二人の登山者が登って来た。
km-surfは風を避けて、この烏帽子岩の近くの岩場でブレイクにした。
大膳原に降りるには、まだ時間が早いので塩パンでノンビリとブレイク。
ノンビリしていると軽装のハイカーの集団で頂上が賑やかになって来たので、ブレイク終了。
大膳原へ降りよう。(11:26)
大分天候が回復したけど、気温は余り上がらない。
今日は一日レインジャケットを着たままになりそうだ。
降りて行く大膳原辺りは晴れている様子だ。
昨日の雨で滑りやすくなっている斜面をブラブラと降りて行く。
程なく横田別れに到着。烏帽子山を過ぎると人は極端に少なくなる。
大膳原に出た。ではキャンプ場に向かおう。
キャンプ場には、テントが一張りあり、結構な人が避難小屋とベンチでブレイクをしていた。(12:01)
km-surfもテントを設営する。
今日はニーモのタニLS1Pを初使用。
今までのエアーライズ2Pからは550g程度の軽量化となった。設営も簡単で、本体とアウトシェルの結合も同じ色の部品の所を付ければOKと言う感じで、結構親切な感じだ。
ザックの中でもコンパクトに収納できる。
右がエアーライズ2Pで左がタニLS1P。一番の違いは本体の収納袋が、エアーライズは円柱形になるが、タニLS1Pは平たい四角形に収納される。この方がザックに収納するときも結構都合が良い。
テントの設営も終わったので、ふたたびここでブレイク。だって時間は余る程あるんだから、ノンビリすれば良い。
バーナでお湯を沸かして、暖かいアールグレイとカレーパンでノンビリする。
ブレイクも終わったので、暇つぶしに吾妻山へ行くことにした。痛めた背中もま~大丈夫そうなので行って見よう。(13:12)
登山道に出ると、晴天が広がっていた。
明るいブナの森を登って行く。前から烏帽子山の山頂で会った女性2人の登山者が降りて来た。
ブナの森を抜けると大膳原を見下ろす斜面に出る。自分のテントも見えていた。
南ノ原からの登山道と合流。上からワンチャンを連れた家族が降りて来る。
吾妻山の国民休暇村はワンチャンもOKなプランもあるので、ワンチャン連れの登山者も多い。
吾妻山に到着(13:46)
時間潰しの登山なので、ノンビリムードだ。
大体今回は、チャレンジな所など全く無い、緩~い山行の予定。ま~普段も似たようなもんだけど。
麓の国民休暇村の駐車場は、そこそこ車で埋まっているようだ。
真ん中に猿政山、左が大毛無だっけ。間の奥に見えているのが大万木かな~。
猿政山の西側の斜面の角度はかなりだな~。島根側からの登山ルートは、この斜面を登って行くのだが、先日の入道山程度の整備状況のルート(もっと酷い??)なので、結構楽しい。広島側から登ることは、現在NGとなっている。
大毛無山から縦走できるらしい(ヤブ漕ぎ)ので、一度歩いて見たいのだが、ここは熊ちゃんパラダイスらしいので注意が必要だ。
お日様も出た頂上でノンビリとそんな事を思っていたが、そろそろ下山しよう。(13:59)
このまま降りるのはツマラナイので、歩いたことの無い南ノ原へのコースを降りることにした。
なだらかな登山道を、午前中からは考えられない晴天の下気持ちよく歩いて行く。
何だかテントが張れそうな広場の様な場所を過ぎると、少し岩場ぽい所を降下しだす。
正面に福田頭のカッコいい山容を見ながら降りて行くと、やがて樹林帯の中に入って行く。
直ぐに国民休暇村からの登山道に合流。左に曲がって大膳原へ戻る。
途中吾妻山の山頂に居た女性の単独登山者に会った。
ここは手軽にイロイロなコースが楽しめる。ただここのブナの新緑はまだ始まっていなかった。
足元にはタチツボスミレの仲間だろうか、紫色の花が登山道に沿って綺麗に咲いていた。
静かな登山道を歩いて行く。もう14時を過ぎているので、大膳原辺りは人がほとんど居なくなるころだ。
ネコメグサを見ながらブラブラと歩いてテントに戻ったら、とりあえずプシューのお時間だな~。
大膳原に戻って来た。目の前には、青空の下に烏帽子山と御陵がドカ~ンと見えている。
キャンプ場に到着(14:57)
去年と違って、今年はこの水がちゃんと出ていたのは良かったのだが、トイレが綺麗な建物の方は鍵が掛かっていて使えず、古い方のトイレしか使用出来ない様になっていた。
ま~トイレが使えたので良いけど。新しい方は5月にならないと開けないのかな??
今年もキャンプ場の桜は、まだ咲いていた。ただフキノトウは、もうトウがたっていて、NGだった。
テントに戻って、とりあえずプシューの時間。お疲れさま~。
ポテチを食べながらゴロゴロ。km-surfのIpodは、PerfumeのFAKE ITの後にSimon & GarfunkelのOLD FRIENDSのライブが入っているグチャグチャな状態。なんと無く気持ち良いので、そのまま聞いていた。
タニLS1Pの印象だが、本体の生地は、エアライズに比べかなり薄い。
通気性は良い感じだが、エアライズより寒そう。ベンチレーションが、結構多くあるのも凝った感じ。
前室は、こんな感じでかなり広い。
テントの長い面から出入りするので、コッヘルを使う際に前室側を開けると、結構スースーする。
昼寝から目が覚めるともう6時過ぎだった。
夕飯は、アルファー米のおこわにニンニクの芽と厚切りハムを炒めたモノにお味噌汁。
ちょっとおこわの塩気が少なかったかな。
食後に登山道の方に出て見た。気温は、グングン下がっているようだが、風は止んで来た。
吾妻山の向こうに日は落ちて、今日はお仕舞い。
テントに戻って温かいラテティーを飲みながら、司馬遼太郎の”この国のかたち”を読んだ。
土佐の場合 と言うのが面白かった。
午後8時には就寝したが、夜中前だっただろうか、多分飛行機の音だと思うが爆音で目が覚めた。
のどが渇いたので水を飲んで再び就寝。#3の寝袋で快適だった。
総距離(沿面距離) 17,045m +1,300 -1,080