2013年08月10日
ユートピア~大休峠
8月10日 ユートピア~大休峠に行きました。
前回中途ハンパな感じで終わったので、テント泊のDay1として行きました。
ユートピアからは、2名の男性単独登山者しか会わない、静かな山行になりました。今回の核心部は、川床からの炎天下の車道歩きでした。
前回中途ハンパな感じで終わったので、テント泊のDay1として行きました。
ユートピアからは、2名の男性単独登山者しか会わない、静かな山行になりました。今回の核心部は、川床からの炎天下の車道歩きでした。
今月一杯次女は、パリに大学の語学留学中(一応 仏文なので)。関東インカレで1位だったので、大学がパリにいる間も練習できる様にとリンクを探してくれたのだが、バカンスで何所も閉まっていたらしい。
20度ぐらいのパリに比べ、灼熱の低山を日本に残されたオヤジは今日も登るのでした。
前回と同じ第二駐車場に6時前に到着。花の時期が過ぎたせいか、それとも高温のせいか、やや車は少ない。
今日もガスっているようだが、準備して出発!!(5:59)
大神山神社に到着。次女が無事帰国する様に、お参りをする。それに今週は、長女が盆休みで帰省してくる。
今日は湿度がかなり高い。気温はそこそこだが、湿度が高いので、ゆっくりと進む。
途中女性2人の登山者の前に進ませてもらう。
そのまま抑えたペースで下宝珠越へ登って行く。
下宝珠越に到着すると、男性の単独登山者が登って来た。
水分補給をしている間に、先に進まれた。
中宝珠越へのブナの登山道は、気持ちが良いのだは、今日は余り風が無いので、余り快適では無かった。
中宝珠を過ぎても北壁も三鈷もガスって見えない状態。上宝珠越を過ぎても余り風も無く蒸し暑い。
クサボタンかな。綺麗に咲いていました。
花の見ながら進む3人の年配の登山者に先に行かせて貰う。
三鈷との分岐に到着。先行していた単独の登山者の方が居た。”ガスガスですね~” とお話しする。
ガスが濃いくて三鈷も全く見えない状態だった。
シコクフウロが咲いていた。クガイソウは終わって、今はこの花が見ごろのようだ。
のんびり登ってユートピア小屋に到着(8:18)少しガスが晴れるのを待つ。
しばらくすると野田ヶ山方面が晴れて来た。ぼんやりだが親指ピークも見える。
振り返ると北壁もだんだん姿が見えてくる。何人か天狗ヶ峰の方に向かっているようだ。
先に行こう。(8:29)
象ヶ鼻から振子山に向かう。いくぶんシモツケソウが残っているぐらいで、花の時期は終わったようだ。
烏ヶ山もまだボンヤリとしか見えない。
振子沢との分岐の白ポールを過ぎると、潅木の中の穴倉の様な登山道を進む。
ユートピアまでもそうだったが、今日は湿度が高いからか、登山道が濡れているので、滑らない様に注意しながら進む。
穴倉から抜け出る。振子山に向かって登って行く。
ガスが晴れて野田ヶ山への縦走路がはっきりと見えてくる。
親指ピークは、大雨の影響は無さそうだ。
振子山山頂まで来た。振り返るとガスが晴れて槍尾根の方まで見えている。
今の時期だと、白ポールからの縦走路は、草に覆われたハッキリしないが、秋になると綺麗に見える。
少しすると完全に晴れたが、直ぐにまたガスった。今日は余り虫がいないのでノンビリできる。
振子山から親指ピークに向かって再びヤブのトンネルの突入。個人的感想で言えば、親指ピークより、振子山から親指ピークの間の登山道の方がナカナカ手ごたえがある気がする。
かなり親指ピークに近づいて来た。幸い反対側からの登山者は居ない様子だ。
手前のこの岩場の下りを慎重に降りて行く。コケが生えていて岩場は滑り易い。
親指ピークに登って行く。前回と余り変化は無いようだ。
直下から見上げる。ロープや潅木が手がかりとなるので、登るのは難しくない。
登って通過して行く。足場もしっかりしているので、登山道はやや狭いがちゃんと通過できる。
親指ピークを通過して降りたと同時ぐらいに会社からTEL。単純な報告ベースの話だったのでホットした。野田ヶ山に向かう。
ここで男性の単独登山者に会う。少しここで話込む。砂滑りの状態のことを聞かれたので、余り良く無い状態であることを話した。
余り通ったことが無さそうだったので、宝珠尾根を降りることを勧めた。
野田ヶ山のブナの斜面を登って行く。標高があるとは言え、この暑さは堪える。
午前8時を過ぎているので、急速に気温が上昇しているのだろう。
野田ヶ山まで来た。振り返ると、通って来たルートが見える。北壁はまたガスっているようだ。
ここから大休峠へは、ユートピ小屋までの登山道とさほど変わらないぐらい整備されている。
どんどん大休峠に下りて行く。
大休峠に到着した。(10:31)こまめに水分補給をしながらスローペースで歩いたので、結構時間を要した。
ここで男性の単独登山者に会う。一向平から登られユートピアまでピストンされるらしい。
ユートピア以降会ったのは、この2名の男性の登山者だけ、6時前には一杯だった南光河原の駐車場方面とは大違いだ。
もう山頂方面のガスは晴れたようだ、夏の青空が広がっていた。
後半の車道歩きに備えてブレイク。日陰でお粥とアイスコーヒーでノンビリする。
誰もいない大休峠。静かで気持ち良い。
ブレイクも済んだので出発する。(10:42)
ミゾソバは、これからの様子だった。小さくて可愛い花だ。
誰にも会わない気持ち良いブナの登山道を進む。
でも気をつけないと石畳はコケでツルツルだ。この時期通るのは、初めてなので、何時もこの時期はこんな感じなのかは良く分からない。
だんだん高度が下がるので、蒸し暑さが増してくる。水分補給をしながらスローペースで進む。
香取との分岐を通過。香取から甲ヶ山を周回するのは、もう少し涼しくなってからにしよう。
川床に降りて行く。気のせいか、登山道が前より荒れている気がする。
渓流の音が聞こえ出すと、川床に到着する。
先月の大雨で流された川床の橋は修復されていた。
川床登山口に到着(12:24)
問題はこれからだ。これからの車道歩きで急激に水を消費する予想だが、今のところの水の消費は1.5L程度、まだ1L程度残っているので大丈夫だろう。
スキー場は草ボウボウが予想されるので、車道歩きで帰る。
予想通りとは言え、かなり堪えたが、なんとか駐車場に到着した(13:16)
その後岸本で温泉と買出しをした後、豪円山のキャンプ場に到着。
夏休み中のキャンプ場は、野外宴会場の様相だが、隣はバイクのお兄さん、上は年配の登山者のおじさん2人と、割と落ち着いたサイトだったので安心した。
かなり風があるので、登山中とは大違いで、涼しく過ごせた。
今日の夕食は、チャーハンと焼きソバの炭水化物祭りだ。しかもキムチ・チャーハンの予定がキムチを忘れていることが発覚。
写真のお吸い物の素を少しふりかけて誤魔化したが、根本的に量が多すぎた。
炭水化物祭りの夕食を食べながら、北壁が眺めていると夕焼けに染まって行くのが見えた。
ビールを飲んで、豪円山の中腹まで登ってみる。良い感じに暮れて行く北壁が見える。
甲ヶ山から矢筈ヶ山も綺麗に染まっていっていた。
キャンプ場に帰ると、キャンプファイアーと野外宴会の最中だったが、人間疲れたいれば、関係なく寝れるものだ。
夜中に子供の泣き声に起きるまで、爆睡していた。
総距離(沿面距離) 14565m 累積標高 +1284 -1284
20度ぐらいのパリに比べ、灼熱の低山を日本に残されたオヤジは今日も登るのでした。
前回と同じ第二駐車場に6時前に到着。花の時期が過ぎたせいか、それとも高温のせいか、やや車は少ない。
今日もガスっているようだが、準備して出発!!(5:59)
大神山神社に到着。次女が無事帰国する様に、お参りをする。それに今週は、長女が盆休みで帰省してくる。
今日は湿度がかなり高い。気温はそこそこだが、湿度が高いので、ゆっくりと進む。
途中女性2人の登山者の前に進ませてもらう。
そのまま抑えたペースで下宝珠越へ登って行く。
下宝珠越に到着すると、男性の単独登山者が登って来た。
水分補給をしている間に、先に進まれた。
中宝珠越へのブナの登山道は、気持ちが良いのだは、今日は余り風が無いので、余り快適では無かった。
中宝珠を過ぎても北壁も三鈷もガスって見えない状態。上宝珠越を過ぎても余り風も無く蒸し暑い。
クサボタンかな。綺麗に咲いていました。
花の見ながら進む3人の年配の登山者に先に行かせて貰う。
三鈷との分岐に到着。先行していた単独の登山者の方が居た。”ガスガスですね~” とお話しする。
ガスが濃いくて三鈷も全く見えない状態だった。
シコクフウロが咲いていた。クガイソウは終わって、今はこの花が見ごろのようだ。
のんびり登ってユートピア小屋に到着(8:18)少しガスが晴れるのを待つ。
しばらくすると野田ヶ山方面が晴れて来た。ぼんやりだが親指ピークも見える。
振り返ると北壁もだんだん姿が見えてくる。何人か天狗ヶ峰の方に向かっているようだ。
先に行こう。(8:29)
象ヶ鼻から振子山に向かう。いくぶんシモツケソウが残っているぐらいで、花の時期は終わったようだ。
烏ヶ山もまだボンヤリとしか見えない。
振子沢との分岐の白ポールを過ぎると、潅木の中の穴倉の様な登山道を進む。
ユートピアまでもそうだったが、今日は湿度が高いからか、登山道が濡れているので、滑らない様に注意しながら進む。
穴倉から抜け出る。振子山に向かって登って行く。
ガスが晴れて野田ヶ山への縦走路がはっきりと見えてくる。
親指ピークは、大雨の影響は無さそうだ。
振子山山頂まで来た。振り返るとガスが晴れて槍尾根の方まで見えている。
今の時期だと、白ポールからの縦走路は、草に覆われたハッキリしないが、秋になると綺麗に見える。
少しすると完全に晴れたが、直ぐにまたガスった。今日は余り虫がいないのでノンビリできる。
振子山から親指ピークに向かって再びヤブのトンネルの突入。個人的感想で言えば、親指ピークより、振子山から親指ピークの間の登山道の方がナカナカ手ごたえがある気がする。
かなり親指ピークに近づいて来た。幸い反対側からの登山者は居ない様子だ。
手前のこの岩場の下りを慎重に降りて行く。コケが生えていて岩場は滑り易い。
親指ピークに登って行く。前回と余り変化は無いようだ。
直下から見上げる。ロープや潅木が手がかりとなるので、登るのは難しくない。
登って通過して行く。足場もしっかりしているので、登山道はやや狭いがちゃんと通過できる。
親指ピークを通過して降りたと同時ぐらいに会社からTEL。単純な報告ベースの話だったのでホットした。野田ヶ山に向かう。
ここで男性の単独登山者に会う。少しここで話込む。砂滑りの状態のことを聞かれたので、余り良く無い状態であることを話した。
余り通ったことが無さそうだったので、宝珠尾根を降りることを勧めた。
野田ヶ山のブナの斜面を登って行く。標高があるとは言え、この暑さは堪える。
午前8時を過ぎているので、急速に気温が上昇しているのだろう。
野田ヶ山まで来た。振り返ると、通って来たルートが見える。北壁はまたガスっているようだ。
ここから大休峠へは、ユートピ小屋までの登山道とさほど変わらないぐらい整備されている。
どんどん大休峠に下りて行く。
大休峠に到着した。(10:31)こまめに水分補給をしながらスローペースで歩いたので、結構時間を要した。
ここで男性の単独登山者に会う。一向平から登られユートピアまでピストンされるらしい。
ユートピア以降会ったのは、この2名の男性の登山者だけ、6時前には一杯だった南光河原の駐車場方面とは大違いだ。
もう山頂方面のガスは晴れたようだ、夏の青空が広がっていた。
後半の車道歩きに備えてブレイク。日陰でお粥とアイスコーヒーでノンビリする。
誰もいない大休峠。静かで気持ち良い。
ブレイクも済んだので出発する。(10:42)
ミゾソバは、これからの様子だった。小さくて可愛い花だ。
誰にも会わない気持ち良いブナの登山道を進む。
でも気をつけないと石畳はコケでツルツルだ。この時期通るのは、初めてなので、何時もこの時期はこんな感じなのかは良く分からない。
だんだん高度が下がるので、蒸し暑さが増してくる。水分補給をしながらスローペースで進む。
香取との分岐を通過。香取から甲ヶ山を周回するのは、もう少し涼しくなってからにしよう。
川床に降りて行く。気のせいか、登山道が前より荒れている気がする。
渓流の音が聞こえ出すと、川床に到着する。
先月の大雨で流された川床の橋は修復されていた。
川床登山口に到着(12:24)
問題はこれからだ。これからの車道歩きで急激に水を消費する予想だが、今のところの水の消費は1.5L程度、まだ1L程度残っているので大丈夫だろう。
スキー場は草ボウボウが予想されるので、車道歩きで帰る。
予想通りとは言え、かなり堪えたが、なんとか駐車場に到着した(13:16)
その後岸本で温泉と買出しをした後、豪円山のキャンプ場に到着。
夏休み中のキャンプ場は、野外宴会場の様相だが、隣はバイクのお兄さん、上は年配の登山者のおじさん2人と、割と落ち着いたサイトだったので安心した。
かなり風があるので、登山中とは大違いで、涼しく過ごせた。
今日の夕食は、チャーハンと焼きソバの炭水化物祭りだ。しかもキムチ・チャーハンの予定がキムチを忘れていることが発覚。
写真のお吸い物の素を少しふりかけて誤魔化したが、根本的に量が多すぎた。
炭水化物祭りの夕食を食べながら、北壁が眺めていると夕焼けに染まって行くのが見えた。
ビールを飲んで、豪円山の中腹まで登ってみる。良い感じに暮れて行く北壁が見える。
甲ヶ山から矢筈ヶ山も綺麗に染まっていっていた。
キャンプ場に帰ると、キャンプファイアーと野外宴会の最中だったが、人間疲れたいれば、関係なく寝れるものだ。
夜中に子供の泣き声に起きるまで、爆睡していた。
総距離(沿面距離) 14565m 累積標高 +1284 -1284