アナログタイム

１２月２５日　那岐山へ行きました。

スタッドレスを履いたＤＳ４が車検中で、代車も嫁さんの車も夏タイヤなので路面凍結の心配がある山域は無理。
昨日までの天気予報を見た感じで、那岐ぐらいなら大丈夫だろうと言うことになりました。

山頂部の雪は、まだまだこんな程度で早朝は晴れていた山頂も帰るまでガスが覆う状態でした。

午前７時前にいつもの第一駐車場に到着。
凍結しているかと心配していたが、道路はドライな状態で何の心配も無く到着。誰もいなかった。

準備をして出発。（7:05）
山頂方面を見ると白くなっている程度。今日はワカンもアイゼンも不要と考えて持って来なかった。

それとは別に今日はファイントラックのエバーブレス・バリオ　パンツを試している。
ファイントラックのドライにモンベルのメリノ・タイツで寒く無いか試してみる。

第三駐車場には車が一台。更にもう一台が登って来た。
登山口に入りＣコースとの分岐でＢコースに向かう。何だか橋が滑りそうで恐る恐る渡る。

ダラダラと植林の中を登って行く。
Ｂコースとの分岐まで来ると少し回りに雪が見えて来る。

Ｂコースとの分岐を過ぎて林道に出ると林道には雪があった。
林道をＡコースの方へ進み合流点まで来た。（7:58）

Ａコースの方も登山道に薄く雪が乗っている程度だ。

山頂方面を見ると雲が覆い始めていた。今日はガスって何も見えないかもね。

Ａコースを登り始める。
登山道の雪は、登山道を覆う程度でツボ足で全然ＯＫ。

ここまで余り風もなかったが、この辺りから風が時々出てくる。
山頂の様子から頂上付近は、そこそこ風がある感じだ。

まだ笹が雪で埋まっておらず、雪の重みで登山道を覆う様に倒れ掛かっているので、少しうっとうしい。

眼下には雲海が広がっている様だ。

８合目の上の傾斜のなだらか部分に出て来た。
積雪期には広い雪原になるが、まだまだ笹がこんな感じで立っていた。

東仙コースとの分岐を過ぎてＢコースとの分岐へ向かう。
Ｂコースとの分岐からはトレースがあった。

少し風があるのでビーニーを深く被る。
km-surfのビーニーは好日などで売って高価なのでは無く、ホームセンターのアクリルビーニーだ。
こいつの良いところは温かく無いところ。登っている時は、この程度で十分だ。

一応霧氷になっている中をブラブラと歩いて行く。
ただ予想通りガスで覆われているので、展望はほとんど無かった。

山頂の手前で少し晴れた感じになった。
山頂には誰もいない様だった。

那岐山に到着（8:46）
少しノンビリ歩き過ぎた感じだ。ま～今日は距離が短いので、こんな感じで良いだろう。

風は、ま～そこそこ吹いている程度だが、展望はほとんど無。
直ぐ下の避難小屋も、ぼんやりと見えて程度。

ここでブレイクするのも無駄そうなので、避難小屋で朝ご飯にしよう。

避難小屋へと降りて行く。
ここから見ると晴れて展望がある様に見えるが、実際は全然ダメだった。

避難小屋の周りもまだこんな感じで、少し雪がある程度だ。

避難小屋に入ってブレイク。（8:52）
小屋の中はマイナス２度ぐらいだった。今日も温かいポタージュに塩パンです。
小屋の外は、そこそこ風が吹いている音がしていた。

ブレイクも済んだので下山します。（9:06）
風が強そうなので、モンベルのウインドブロック・タイプのグローブの下にメリノウールの薄い手袋をして出る。

三角点方面へ歩いていると２人の男性登山者に会った。
この内のお一人がWindyさんだったことが、後で判明した。

三角点に到着。（9:10）
毎度だが、ここは風が良く吹く場所だ。マムートのソフトシェルのフードを被る。

今日はファイントラックのドライにパタゴニアのウールＺＩＰとマムートのソフトシェルで十分だった。

今日試しているエバーブレス・バリオ　パンツも全然問題無だ。

頂上部はこんな感じで完全に雲の中。

滝山方面も何にも見えません。
では下山しましょう。

緩い傾斜を降りて行く。登山道は凍っているが、余り滑る心配も無い様だった。
降りて行くと何組かの登山者に会う。かわいい元気な柴犬を連れたカップルの登山者にも会った。

頂上からの尾根を降りて行き高度を下げると、ガスの中から抜け出してくる。
やっぱり下は天気の様だ。

途中鉄人に会った。今回は短パン+半袖Ｔの初冬バージョンだった。

お天気の下を歩くのが良いな～。頂上でもこんな青空を期待していたのだが。

大神岩まで降りて来た。（9:36）
ここからは、更に登ってくる登山者が増えて来た。
中には頂上付近の積雪を気にされている方もいたが、そんな状態ならこの辺りでももっと十分な積雪がある。

少し晴れかけていた頂上付近を再びガスが覆いだした。
今日はこんな感じなのかな～。

今日も水場の水は元気よく出ていが、水場の周辺はまだ凍り付いていなかった。

後ろを振り返ると山頂部はイマイチな状態。

それより驚いたのは、麓の方がまだ雲海になっていたこと。
結局岡山へ帰る途中まで雲海になっていた。

ブラブラと歩いて登山口に到着。登山口に周りにも第三駐車場にも多くの車が停まっていた。

その後第一駐車場に到着（10:17）

和気から２号線バイパスで岡山へ帰った。

今回の目的のファイントラックのエバーブレス・バリオ　パンツの感想だが、その前にこのパンツはラインナップの上にアクロと言うハードシェルパンツがあり下にはフォトンと言うスリーシーズン用がある。ちょっと中途半端な印象もあるが、km-surfの使用用途ならこれで十分だろうと、このパンツにした。

＜＜今回の印象＞＞
軽いハードシェル・パンツと言う感じで、特別寒いコンデションでも無かったので当然だが全く寒さを感じることは無かった。
積雪期のパンツに使うと同時に、１０月後半以降の石鎚辺りの縦走にも使えそうな感じで、レインパンツを省ける下心も満たしてくれそうだ。

まだまだ試す道具があるのだが、休みが十分取れるか心配だ。


総距離（沿面距離）　8,128m +868 -868