ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 中国 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
km-surf
km-surf
適当でゆるい山登りとウインドサーフィンのブログです。
最近ウインドサーフィンは休みがちですが....

2016年09月24日

笠杖山~金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山

9月24日 笠杖山~金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山へ行きました。

台風や秋雨前線の影響で雨ばっかり。今週は晴れそうなので蒜山のキャンプ場に泊まって、のんびりすることにしました。

Day1は、ヤマレコを見ていたら、来週トレランがあって笠杖山へコースが出来ていることが判明。
すでにWindyさんが毛無山から周回している様子なので、金ヶ谷側から往復してみました。
ブナが綺麗な尾根でしたが、笠杖山への尾根に入る前の縦走路で、少しビックリすることがありました。

P9240044


午前6時過ぎにサポートセンターの駐車場に到着。

気温は14度ぐらいで少し肌寒いが、午後から気温が上昇する予報だったのでミレーの半袖ZIPにマムートのパンツの夏スタイルにした。登山口までは緩い作業道を行くのでモンベルのバーサライトを羽織って登ることにした。

準備をして出発する(6:32)

16092401


県道を渡って登山口へ向かう作業道に入る。周囲の植林の中を新しい作業道が沢山出来ていた。
作業道は、まだ夏の雰囲気で下草が結構茂っていて、朝露でズボンが結構濡れる。

16092402


ゆるゆると作業道を登り登山口に到着(7:15)
ここでバーサライトを脱いで服装調整。ついでにズボンに付いた草の種を取る。

今日は、微妙に体調が良く無い。左足の腿の裏側の筋が変な感じなのでのんびりと歩くことにする。
水分補給をして出発(7:18)

16092403


早朝の尾根は気持ち良い。
植林が混じっていた尾根から樹林帯の中を歩く様になると縦走路との合流点が近づいてくる。
途中で東側に耳スエ山の尖がりが見えて来た。幾分雲海ぽくなっている様だ。

16092404


縦走路との合流点に到着(7:42)

ブナの根の上に座って行動食を摂る。今日はほとんど風が無い。
では縦走路へ進もう。

16092405


最初の下りを降りて快適な縦走路を進んでいたら、木が折れる大きな音がして、かなり大きな何かが鳥取側の斜面を落ちて行くのが分かった。
気のせいか落ちている時に何かがうめいていた様子だった。
しばし立ち止まっていると、落ちるのが止まった様で、耳を澄ますと何かが喘いでいる様な息遣いが聞こえて来た。

落ちたのは金ヶ谷山の縦走路合流点の上辺りの斜面からの様で、明らかなに人間では無い様子だ。
イノシシだとブヒブヒと言う感じだし、鹿だとあんな喘ぎかたはしないだろう、残るは余り会いたく無い方か??
km-surfの熊鈴の音に反応したのだろうか?

しばし考えたが、とりあえずその場を早く立ち去ることにして、先に進んだ。

16092406


笠杖山への尾根の分岐に到着。
さっきのこともあり、このまま進むかしばし考えるが、引き返すわけにも行かないので、そのまま進むことにした。

16092407


最初の数メートルは藪の中に赤のテープナビが誘導する様になっているが、直ぐにこんな感じで整備されたルートが出てくる。

16092408


結構整備されて感じなのかな~と思っていると、直ぐにこんな感じの踏跡+テープナビ程度のルートになる。

16092409


ナメタケ??キノコは全然詳しく無いのでわかりません。

16092410


932ピークの手前辺りのこのテープナビをよく見ると左は笠杖山、右は土用ダムと書いてあった。
その方向に少し進むと、斜面の下の方向テープナビが続いていた。下の方まで続いているのだろうか?

16092411


東側に金ヶ谷山の姿が見えている。大分尾根を進んだ様だ。

16092412


積雪期に歩いた時に見覚えのある932ピークへの登りの所に来た。ここからは何個かのピークをチョコチョコと登る感じになる。

16092413


1003ピークへの登りだ。
積雪期にも登っているのだが、こんなに傾斜ってあったかな?? と言う感じだった。
これは帰りの降りるのを気を付けないと滑りそうだ。

16092414


1003ピークを通過すると1006ピークまではフラットな感じのブナの尾根になる。

16092415


1006ピークを通過した先で尾根はやや西に向かい出す。
尾根にはテープナビが付いた大きなこの木ある。

16092416


笠杖山への登りに入る。実際には笠杖山の頂上手前の1053ピークに登っているのだが、実質同じ様なものだ。
斜面はブナの森になっていて気持ちが良い。

16092417


1053ピークに登ると後はフラットな頂上部のブナの森を歩くだけだ。
ただ頂上の手前に反射板があったハズだけどな~と思いながら歩いて行く。

16092418


幾分広く笹が切り払われている頂上にあっけなく到着(9:10)
あれ~反射板は?? と言う感じだ。

16092419


ついでに南側に降りるルートの方にも行ってみた。
ちょっと笹があるけどテープナビがちゃんとあった。

ここまでのルート全体の印象として、登山道なら分るけどトレランで大丈夫かな~と思った。
怪我する人が出ないと良いけど。

反射板が無いな~とウロウロしていたら、トレラン姿の人と登山者ぽい感じの人の2人に会った。
そのまま南側の下山コースを降りて行かれた。

笹に囲まれてブレイクと言う雰囲気でも無いしと言う感じで、縦走路へ戻ることにした。(9:14)

16092420


戻り始めた所でこのテープナビを発見。縦走路から笹の先の方に反射板が少し見えていた。
あ~ここだったんだ。反射板の方向へテープナビもポツポツと付いていた。

16092421


更に戻ると笠杖山の三角点に到着。
積雪期だと、こっちの方が良く分らんと言う感じになるけど、ちゃんと標識が付いていた。

16092422


快適なブナの森を戻って行く。

16092423


何か暑くなって来た?
やはり気温が上昇し始めているようだ。しかも風がほとんど無いので幾分暑くなって来た。

16092424


1006ピークに到着。

ここから1003ピークまでは、ほぼ直線の尾根だ と思っていたらGPSの電池切れのアラームが鳴る。
あ~面倒だな~と言いながらザックを下して予備の電池に交換。
ついでに水分補給と行動食を摂る。左足は幾分変な感じだけど大丈夫な状態。今日はノンビリと行こう。

16092425


積雪期なら斜面をトラバースしてショートカットするのにな~と思いながらも、登山道に従って律儀にアップダウンを繰り返す。

16092426


木々の間から土用ダムの湖が見えて来た。
何か遠くで音がするな~と思っていたら、どうも林業関係の人のチェーンソーの音の様だった。

16092427


もう縦走路の尾根が近づいて来たな~と思いながらこの坂を上っていたら、右足を降ろした直ぐ横に小さなヘビがいた。
ヘビ君も驚いて逃げて行く、km-surfも驚いて足を避けた。多分マム君の小さい奴だと思う。

16092428


登山道が綺麗に切り払われている所まで戻って来た。もうほとんど縦走路の手前だ。

16092429


最後に突然この藪になる。藪の中のテープナビに従って数メートル歩く。

16092430


縦走路に戻った。
GPSのデータだと笠杖山までは3.4k程度ある様だ。

ここでナルゲンの麦茶が無くなったのでザックの中のナルゲンから補給。
やっぱり今日は気温がぐんぐん上がっているな~ ま~真夏の様なことは無いけど。

パンを少しと水分補給もして金ヶ谷山へ向かう。朝のうめき声の主はもう居ないだろな~。

16092431


金ヶ谷山の登山道と合流して(10:51)
金ヶ谷山へ登って行く。各段に綺麗な登山道だな~。

16092432


金ヶ谷山に到着。(11:05)
ここでお昼のブレイクにしようと思っていたが、日差しが強く暑そうなので朝鍋鷲ヶ山に変更した。

16092433


南側には歩いて来た笠杖山が見えていた。
さ~昼飯の朝鍋へ行こう。

16092434


この時期の金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山は久しぶりだけど、ブナの大木の緑が美しい。

16092435


綺麗に整備された登山道を歩くので、何の心配もいらない。

16092436


積雪期に良く間違えそうになる南向きの尾根の所を通過して、階段を降りて行く。
う~ん 何か少し左足が変かも。ま~大丈夫だろう。

階段を降りると北向きに開けた場所に出る。

16092437


小さなアップダウンをして少し尾根を歩くと朝鍋鷲ヶ山が正面に見えて来る。

コルに一旦降りて朝鍋鷲ヶ山を登って行く。
途中の送電線鉄塔の所から大山を見たら雲が被って綺麗に見えなかった。

16092438


頂上付近まで来るとリンドウが咲いていた。秋だな~。

16092439


朝鍋鷲ヶ山に到着(11:40)

4名ぐらいの登山者が展望台の上でブレイクしていたので展望台には登らなかった。
下で休憩していたカップルの登山者の人から”どこから登られました?”と聞かれたので今日の行程をお話しした。
笠杖山を知らないとのことだった。メジャーな山では無いので、もっともなことだと思った。

お昼はカフェモカとパンの様なピザの様な変なパンだ。このパンが中々のボリュームで半分で十分だった。

16092440


ブレイクも済んだので作業道を下山して行く。(11:51)
正面には金ヶ谷山が見えている。毛無山側から見る方が尖がっていてカッコいい?

16092441


まだまだ緑が綺麗なブナの森。

ただここで幾分心配になって来た。この気温だと30度近くまでなっている感じだ。
9月も下旬なので冷えるだろうと3シーズンシュラフを持って来たが、これだと暑いハズ。
しかも今日に限ってシュラフカバーもインナーも持って来ていない。

これはマズイな~。

16092442


そんなことを思いながら歩いていると旧県道に合流。
ここからは舗装道路をテクテク歩いて行く。

16092443


まるで夏の景色の様な金ヶ谷山。
絶対明日の朝も大して冷え込まないと思うな~。しかもテントのアウターシェルはびしょ濡れになると思うな~。

16092444


県道に合流。(12;46)
そのまま歩いてサポートセンターの駐車場に到着した(13:02)

16092445


サポートセンターから野土路トンネルを通り蒜山に出る。
すっかり雲が取れた大山が綺麗に見えていた。

まずは国民休暇村で温泉に入る。日帰り入浴だと14;30までの時間制限があるのだ。
その後つる屋でビールと晩御飯のお弁当を調達。今日はコッヘルでお湯を沸かしてインスタントの味噌汁を作る程度しかしない予定。何時もの様にアルファー米を消費することも無いだろうと言うことだ。

16092446


キャンプ場の受付で手続きをする。今日は車での移動なので、エアライズ2だ。

芝生が綺麗な良いキャンプ場だ。テントを張って日陰でビールを飲みながら神々の山嶺読んでいた。
羽生も深町も、楽に生きれない人間なんだ~ もしかしたら自分もそうかも 芝生の向こうのオートキャンプの車を見ながら、ボンヤリと思った。

晩御飯の後ビールを飲みながらIpodでChicagoのNight and Day を聞いていた。Jason Scheffの特徴のある声が気持ち良い。
Robert Lamm がSonyの安物コンデンサーマイクのシャリシャリした音が好きでレコーデイングに使っていたと聞いたことがあるが、今でもそうなのかな。そんなハズも無いか。

午後8時。まわりはまだガヤガヤしていたが耳栓装着で関係無く就寝。予想通り冷え込まない様子だったので、シュラフのチャックを全開にして掛布団の様にして寝た。

16092447




総距離(沿面距離) 18,342m +1,386 -1,386


2016-09-24 笠杖山~金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山



このブログの人気記事
ギラガ仙~恩原三国山(北稜)
ギラガ仙~恩原三国山(北稜)

朝鍋鷲ヶ山~金ヶ谷山
朝鍋鷲ヶ山~金ヶ谷山

伯州山~丸山
伯州山~丸山

風吹山~麦飯山
風吹山~麦飯山

井水山~泉山(大神宮原)
井水山~泉山(大神宮原)

同じカテゴリー(新庄・湯原)の記事画像
毛無山~白馬山
金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山
毛無山~白馬山
白馬山~西毛無山
金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山
白馬山~毛無山
同じカテゴリー(新庄・湯原)の記事
 毛無山~白馬山 (2025-04-25 09:25)
 金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山 (2025-02-14 13:00)
 毛無山~白馬山 (2024-07-05 17:48)
 白馬山~西毛無山 (2024-02-17 18:17)
 金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山 (2024-01-14 23:02)
 白馬山~毛無山 (2023-03-10 11:25)

この記事へのコメント
 トレラン大会が終われば もっとたくさんの人が歩くようになるんでしょうね
 積雪期でないと楽しめない尾根がまた一つ減ってしまいました

 たくやさんとは会いませんでしたか?
Posted by Windy at 2016年09月27日 22:14
こんばんはWindyさん

1日違いでした。私は土曜で日曜は三平に登っただけで帰ってしまったので。

来週は天候が良く無い様子なので、その状態であのコースを走るのは危なそうな気がします。

個人的には以前ブログにも書いた様にトレランはやらないと思います。
時間に追われるのは普段の生活だけで十分です。自分が求めているモノではありません。

個人的には耳スエ山へ回ると言う構想にならなくて良かったな~と思いました。
Posted by km-surfkm-surf at 2016年09月28日 00:33
はじめまして、朝鍋鷲ヶ山の山頂で話しかけた者です。

この辺りの山には土地勘がなく、笠杖山の名前は初めて聞きました。
面白そうなので私たちも金ヶ谷山の登山口からピストンで行ってみました。
快適なブナ林の縦走路で満足しました。

今は東側に見えていた耳スエ山が気になっています。
Posted by muyomono at 2016年10月05日 20:04
こんばんは muyomonoさん

コメントありがとうございます。

耳スエ山へはこのブログに
2015/03/21  耳スエ山~一城頭
2014/03/11 耳スエ山~稗谷丸山 のいずれも積雪期に登った時の記録があります。

無雪期の場合、耳スエ山までは薄い踏跡程度のコースを行く状態で、明確な登山道はありません。南の一城頭までは、一部藪漕ぎをしながら進むことが出来ると思います。
耳スエ山~稗谷丸山 は無雪期は無理では無いかと思います。
なお2014/03/16に積雪期の笠杖山へ行った記録もありますので参考にどうそ。
この時は、今の車に替える最中で嫁さんの軽四で雪道を走って山行していました。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by km-surfkm-surf at 2016年10月05日 21:23
耳スエ山から一城頭のルートを歩いてきました。
軽い藪漕ぎで面白かったです。
帰りの林道からは先日歩いた笠杖山の稜線が綺麗に見えました。
木々が落葉する冬はもっと眺めが良いでしょうね。

ありがとうございました。
Posted by muyomono at 2016年10月08日 06:45
こんばんは muyomonoさん

コメントありがとうございます。

耳スエ山へ行かれたんですね。
私も無雪期に行って見ようかと思っていましたが、昨年は行きそびれてしまいました。

今年は3連休になると天候が良く無い気がします。
1日ぐらいは何処かに登りたいと考えていますが、まだ何処にしようか迷っています。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by km-surfkm-surf at 2016年10月08日 21:30
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
笠杖山~金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山
    コメント(6)