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適当でゆるい山登りとウインドサーフィンのブログです。
最近ウインドサーフィンは休みがちですが....

2013年06月30日

後山(行者コース~上乢~キャンプ場~船木山~一般コース)

6月30日 後山に行きました。

縦走などで何回かは来ている後山ですが、兵庫側の笛石山から昨年登っただけなので、今回は上乢、行者コース、一般コースなどしっかり回ってみました。


P6300028



松ノ木公園まで自宅から大体1時間半程度で到着。今日はデコボコの林道を進んで、登山口の駐車場に車を停めた。
登山口には、男性の登山者が一人いた。多分松ノ木公園の停めてあった車の人だろう。

気温は18度ぐらい、準備をして出発する。(6:26)

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植林の中を渓流に沿って登って行く。やがて平成の大馬鹿門コースとの分岐を過ぎると、樹林帯に中に入りだす。
涼しげな渓流の景色とは反対に、今日はやや蒸し暑い。風が無く湿度が高いせいだろう。

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少し進むと行者コースとの分岐になる。行者コースから登り帰りは一般コースで帰る予定だ。
少し狭い登山道だが、コースは明瞭。迷うことは無い。

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まずはロープ場に出る。余りロープの必要も無い感じだが、今日は岩が濡れていたりするので、一応左手で持つ程度で登る。

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ロープ場を登ると、今度は岩場になった。胎内くぐりと言う岩の下を通って、進むと岩にロープのハシゴが垂れ下がっている。
岩が湿って濡れているので、流石にロープを使ってよじ登った。岩の右側は、切れ落ちた崖になっている。

13063005


各所にあるテープナビに従って進む。気分的には、ジャングルジムの様な感じだ。
再びロープ場に出る。右には滝があるが、ほとんど水量は無かった。

ここもロープに手を添える程度だが、斜面が水でビチャビチャで、軍手がずぶ濡れになった。
小さなロープ場も何回かはあるが、慎重に登れば大丈夫だ。

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最後のロープ場を登る。ロープ場を登ると、ネマガリ竹とブナの中の登山道をゆっくりと登りだす。

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一般コースからの登山道と合流した。ここから頂上はもう直ぐだ。少し風が強いが、涼しくて気持ち良い程度だ。

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後山に到着(7:52)
当然かも知れないが、誰も居ない。頂上はガスに覆われて、余り天候は良く無い。

P6300028


今日は日名倉山も見えないな~ とガスで真っ白な景色を眺めるkm-surf

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一瞬だが、東粟倉の麓が見えた。どうもガスっているのは頂上付近だけのようだ。

頂上のベンチに腰掛けしばしブレイク。水分補給とクラコットを半分。
予想どおり、これでは余りに早く終わりすぎる。計画通り岡山側に降りて、再度登るコースを行こう。(8:00)

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来たコースを降りて行く。行者コースとの分岐を過ぎ、1253ピークに向かう。

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1253ピークで、上乢へ向かうコースとの分岐に出る。(8:13)
入口は、木が横倒しになってガードしてるが、その奥のネマガリ竹は綺麗に刈られていた。
左手には、一般コース、笛石山に向かう登山道が続いている。

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上乢に向かって降りて行く。もっとヤブを想像していたが、予想以上に快適なコースだった。
ネマガリ竹は、やがて無くなりだし、前方に雰囲気の良い尾根道が見えてきた。

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尾根を降りて行くだけのコースだが、踏み跡や所々テープナビもあり迷うことは無かった。

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最初のネマガリ竹から、ヤブ漕ぎは全く無いと言って良いだろう。1094ピークに出て来たようだ。
少し展望があるが、今日はモヤって余り良く無い。

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ここから植林が出てくる。植林の中に、イノシシのヌタ場の様なのが、3、4個見えてた。
多分いるんだろう。気を付けねば。2年前の富栄山の様に、登山道でご対面なんてのは遠慮したい。

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さらに降りて行くと、大きな岩場に出た。岩の間を慎重に降りたが、良く見ると岩を迂回するルートが下の方に見えた。

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ここから再び樹林の中を進む。ここも気持ち良い感じの所だった。木々の間から日名倉山が見えている。
ここから小さなアップダウンを繰り返す感じで進む。

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最後にこのピークにたどり着き、ここを右に降りて行った。結構な急勾配で降りて行くが、テープナビが行く先を示してくれる。
やがて右側の斜面が、木が伐採されて明るく開けてくる。よく見ると作業道の様なモノも見えてくる。

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ここでこの景色を見てビックリ。作業道が何重にも斜面を通っている。
上乢は、多分左の斜面に向かうハズだが、この人工的な作業道の方に降りてみる。

作業道を右に後山の向きに進むと、行き止まりになっていた。しかし、その行き止まりから斜面を下に降りれるようで、その下に舗装された道路が見えている。
植林の斜面をイッキに降りて、舗装された作業道に出る。位置から、この作業道を左に行けば、上乢方面に向かう様子だったので左に向かう。

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作業道の分岐に出た。(9:18)舗装されていない作業道に進むと上乢に進む。

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ここからしばし車道歩きになる。山頂は、まだガスっているようだ。

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途中からふるさと公園の駐車場を示す、標識が出てくる。適当に従って進むと駐車場に出た。
駐車場に入口のところの分岐を進んで行く。まずはキャンプ場に向かう。

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遊歩道らしいが、この分岐のところでキャンプ場に向かう。

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幾分荒れた遊歩道を進むと、キャンプ場に出た。ここから船木山への登山道に向かう遊歩道があるらしいので、その道を進むが、早々に不安になってきた。
あまり人が利用しない為か、一部はヤブ状態になっていた、それでも樹林帯に入るとルートが分かるので進んで行ける。

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ただこのルートが余り利用されないのもわかる気がする。遊歩道にしては、アップダウンもかなりある、ガッリ登山道だ。しかも、沢を渡り、滝もあるし、結構ハード目の登山道。
本当に船木山のルートと合流するのか不安になったきた。途中でルート崩壊で、終しまい......なんてのは無いだろうな~。

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大きな滝のところに出てきた。ただ途中1箇所分岐して滝の上部に向かう踏み跡があった。冷たい沢水で汗を拭う。
今のところ水の消費は1L程度。沢水を補給したりしたので、まだザックには2L程度残っている。今日は十分足りるだろう。

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滝のところから少し進んで、やっと船木山へのルートと合流した。(10:40)正直少しホットした。
今までの道に比べて、高速道路なみに整備された、なんの心配も無い登山道だ。
キャンプ場から、普通に車道を進んで、登山口から登った方が楽だったかも知れない。ただ個人的には、後山って結構面白いと言う感じで、楽しめた。

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沢を渡って、やがてブナの樹林帯に入る。

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船木山への尾根に乗ったようだ。階段の登山道を進んで行く。ブナの緑が、気持ちい良い。

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もう少しで船木山のようだ。多分、今までの行程がなければ、なんてこと無い登りだが、流石にスピードが少し落ちている。

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後山の縦走路に合流。やっと稜線に出てきた。朝と同じで、ガスっている。今日は展望は望めそうに無いようだ。

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船木山に到着(11:36)後山でランチにすることにして進む。(これが大間違いだった)

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今日2度目の後山に到着(11:56)
この写真の後側の、余り広くない山頂は、なんと大勢の登山者で一杯だった。しかもガスで展望は、ゼロ。後は下山だけなので、水分補給して、そのまま下山することにした。

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行者コースとの分岐を過ぎて、降りて行く。天候は、今にも雨が降りそうな感じになってきた。
やや冷たい風が少し強く吹いて、薄暗くなった。さっさと下山した方が良さそうだ。

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朝通った上乢との分岐。今度は左の一般コースの方に進む。

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鞍部にある一般コースとの分岐に到着(12:21)看板には下山コースと表記されているが、表記は統一した方が良いと思う。
この事を、後で実感する事になる。

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一般コースは、行者コースとは、正反対に穏やかなルートだった。しばらく行くと、下から男性3人の登山者にあった。
先頭に一人の方が進み、やや遅れて2人の年配の男性が登られていた。挨拶をして通過した。この時は、その後の起こる事は、誰も予想していなかったのだろう。

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感じの良いルートだ。ただ1回目の後山山頂以来、ちゃんとブレイクもしてないし、ランチもとっていないので、ややバテ気味だ。
下りなので、それほど問題では無いが、ちゃんとしないとイケナイな~と思った。下山してランチにしよう。

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何度か沢を渡って行く。今日は何回、こんな感じで沢を渡っただろう。行者コースとの分岐を過ぎて、沢に出て、平成ノ大馬鹿門コースとの分岐を過ぎて行く。
今日のコースは、流石にちょっと堪えたな~。GPSのトラックデータが楽しみだ。

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渓流の横を下りて行く。カンカン照りで無かったので良かった。渓流の冷たい水で顔を洗い手ぬぐいを冷やす。

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この階段が出ると、もう登山口は直ぐだ。今日も楽しかった。

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岩の奥に祠があるので、バンダナを取って、写真を撮る不敬のお辞儀をして写真を撮る。ここは信仰の山だ。

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登山口に到着(13:22)
車が1台増えている。多分途中で会った登山者の方達に車だろう。

しかし今日は、これで終わりでは無かった。
登山靴を脱いでサンダルに履き替え、シャツを着替えて、ランチにするか~とノンビリしていたら、なんと救急車が入って来た。

びっくりするkm-surf。救急車の人が、緊急救助要請があったが、貴方ですかと聞かれたが、60代男性だと言うので、聞くほうも違うだろうと言う感じだった。
途中で年配の男性3人に会ったと言うと、それはどのルートかと聞かれたので、登山口の案内掲示を見ると、一般ルートの所が、鳥谷ルートを書いてある。
頂上手前30分ぐらいの所にいるらしい。頂上までどれくらいかかるかと聞かれたので、1時間30分から2時間だと答えた。

ヘリで吊り上げるのに上空に10m四方ぐらいの空間が必要とのことで、頂上にあるかと聞かれたので、そこそこの広さはあると答えた。
まだ消防車が登って来ると言う話なので、狭い林道では、離合出来ないので、帰るのを待つ事にした。
その間も無線で連絡をしたりして、救急隊の方は、忙しくされていた。

やがて消防車も到着。救急隊が揃った頃、救助要請された3人の内の一人の方が連絡に降りて来られた。
km-surfは、とてもお手伝いする体力も残っていないので、林道を降りた。

13063044


林道から松ノ木公園の手前で、追加の救助隊の方の車とすれ違う。松ノ木公園には、大型のレスキュー消防車が停めてあった。

その後の情報だと、頂上手前30分ぐらいの所で、年配の登山者の方が急性心不全になり、その後病院に運ばれたが、残念なことになったそうだ。

すれ違った時は、談笑されていた方が、こうなるとは.....。km-surfも若く無いので気を付けねば。

13063045


総距離(沿面距離) 14511m 累積標高 +2051 -2192


map後山20130630





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