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適当でゆるい山登りとウインドサーフィンのブログです。
最近ウインドサーフィンは休みがちですが....

2013年07月20日

船通山(鳥上滝コース~一般コース~健脚コース~亀石コース)

7月20日 船通山に行きました。

余り関心の無い山でしたが、島根側ルートの森の素晴らしさを実感しました。
展望も素晴らしく、大山、蒜山だけでなく、360度のパノラマでした。
ただ30度前後の気温だったので、わくわくプールで子供が遊んでいるのが、少しうらやましかったです。


P7200049



先週の3連休みは、日曜まで仕事がらみとなり、計画していた遠出はボツ。最後の月曜も豪雨で、結局何所にも行けなかった。
しかも今週も日曜は、仕事がらみなので、テント泊も出来ない。

船通山は、カタクリ以外の印象が無く、あまり登る気もしていなかったが、鳥取、島根の両方からルートもあり、ブナの森もある様なので、行ってみることにした。

新見ICから国道182号、県道8号、国道183号、県道9号、県道108号と経由してわくわくプールの駐車場に到着。
県道8号のJRの橋げたの下をグネグネと曲がること以外は、快適な道路で標識もあり思いのほか早く着いた。

準備をして登山口に向かう。(7:07)

わくわくプールは、温泉のプールらしい。確かにヌルイぐらいの温度だった。多分帰ってくるころには子供で一杯だろう。
直ぐ脇に、脱衣場とトイレがあった。

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歩きだして直ぐに、鳥上滝コースと亀石コースの分岐となる。向かって右が、鳥上滝コースなので、表示に従い進む。

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当分舗装された林道を進む。目の前に山が見えてきた。これが船通山?と思ったが、どうも違うようだ。
船通山の手前の1080ピークを見ているらしい。船通山はこの後にあるみたいだった。

今日はかなり暑い。気温は25度近くで、日陰を選んで歩く感じだ。

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鳥上滝コース登山口に到着。(7:33)
登山口には、舗装された駐車場があり、そこそこ車が停めれるが、更に広い未舗装の駐車場があった。


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登山道を進むと、直ぐに沢沿いの綺麗な石畳の登山道を歩く様になる。

涼しい!! 山頂から吹き降ろしてくる風に、天然のクーラと言う表現がぴったりだ。

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綺麗な沢を何度も渡りながら進む。周りの森も緑が素晴らしい。今度来るときは、この辺でコーヒでも入れてノンビリする方が良いかも知れない。

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西粟倉の若杉原生林と似た感じの登山道だが、季節のせいだろうか、明るい雰囲気の森が心地よい。

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鳥上滝に到着。伝説では、八岐大蛇が住んでいたらしい。

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鳥上滝の直ぐ上に鉄の階段がある。”なんでここだけ”と言う感じがする。

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かなり高度を上げてきているようだ。木々の間から陽がさして明るくなって来た。

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沢から離れ左岸の斜面に取り付き高度を上げると、やがて平坦な登山道を進み出す。

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登山道の直ぐ下には、さっきまで進んでいた沢が見える。

鳥達はおしゃべりに夢中の様子で、鳴き声が気持ち良い。

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ヤマジノホトトギスが咲いていた。
この辺りから登山道の両脇に笹が出てくる。笹の中に、ちいさなマムさん発見。八岐大蛇の末裔??

多分山頂付近の平坦な所を歩いているのだろうが、気温は急上昇。とにかく暑い。これは鳥取側からの登りが大変だわ。

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亀石ルートとの合流点の手前から木道を歩く。少し虫が多いが大したことは無い。ブトはいなかった。

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船通山に到着(8:34)

鳥上滝ルートが綺麗だったので、もっとゆっくり歩いていても良かった気もする。

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山頂は広いなだらかな傾斜地になっていた。今日は360度のパノラマだ。

西側には特徴のある山容の猿政山が見える。その横左には大きな裾野の吾妻山、そして立烏帽子に続く比婆山山系の山並み。
猿政山の右には、大きな山容の大万木山と鯛ノ巣山へ続く山並みが、綺麗に見渡せた。

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モチロン東側には、大山、蒜山、新庄の毛無山~三平山がややガスの中だが見えている。

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また大万木山にも行ってみたいな~ と眺めるkm-surf。

せっかくのマムートのヘッドバンドも、オヤジがすると給食当番の三角巾の様な感じになってしまっている.....
格好はともかく、このヘッドバンドは涼しくてかなり良い。モンベルのメッシュのを愛用していたが、それよりい良い感じだ。そうそう機能が大事。

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少しすると鳥取側から男性2人の登山者が登って来た。水分補給もしたので鳥取側ルートに進む。(8:44)

ここで会社からのTELを片付けて、イチイの木のある健脚ルートとの分岐点を左の一般ルートの方に進む。

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山域が近いせいか広島の県民の森の烏帽子山あたりの登山道の雰囲気と似ている。こちらのルートも綺麗に整備された、何の心配もいらないルートだ。

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尾根に沿ってどんどん降りていく。鳥取のルートは階段が多いのは気のせいだろうか。

やがて尾根の右側の斜面から谷を一つ通過して隣の尾根に移動する。

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直ぐに健脚コースとの分岐に到着。少し下に行くと、キャンプ場の跡の様な広場があった。

ここで折り返しても良いのだが、せっかく来たので登山口まで行ってみる。
下から男性の登山者が登って来た。

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渓流の横の舗装された道路を進むと、5分程度で登山口に到着(9:21)

登山口には車止めがしてあり、先ほどのキャンプ場の様なところには入れない様にしてあった。

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駐車場は余り多く停めれそうも無いが、道路脇にも数台は停めれそうだった。
道路にも標識があるので、ここが登山口であることは直ぐ分かる。

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日陰で少し水分補給のブレイクをして、出発。(9:25)

木陰の中を進むが、それでも暑い。朝の鳥上滝コースの涼しさが嘘のようだ。

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健脚コースを進む。表示には、40分とあるが、この暑さだともう少しかかりそうだ。

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避難小屋の横を通過。足音に驚いて蛇が凄いスピードで逃げて行く。一般コースの下りの時も、たぶんヤマカガシだと思うが、素早く逃げて行った。

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あまり一般コースと変わらない雰囲気だったが、ちょっと健脚コースらしい雰囲気になってきた。石の上を登って行く。

沢の水で手拭を濡らし汗を拭く。冷たくて気持ち良い。確実に30度は行ってる気がする。
暑いとやはりペースが落ちる。島根側と違って余り風が吹かないので、余計に暑い。
少し水分補給して出発する。

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天狗岩と言う大きな岩のところまで来た。朝凍らせていたライチのジュースのペットボトルは、すっかり融けてしまった。
少しづつ飲みながら登って行く。この様子だと大量に水が残りそうだ。やはり少しづつ飲む方が、水の消費が少ない気がする。

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金明水は、水が出ていなかったので通過。更に登ると比婆山古道の飛越し岩の様な大きな岩の所に出た。
直ぐ上の方に稜線が見えてきている。

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イチイの所に出るが、本来の登山道はイチイの枝に邪魔されていた。迂回ルートで、一般コースと合流。
ここでライチのジュースは終了。Klean Kanteenに入れた水で水分補給になった。まだまだ2L程度水はある。
今日2回目の山頂に到着した。(10:17)

山頂には、5人程度の登山者がいた。山頂が広いにで、この程度の登山者だと好き勝手な場所でブレイク出きる。

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朝より大山がはっきり見える。ここでブレイクとする。

シエラカップにインスタントのお茶漬けの元とお粥を入れたのと、サーモスに入れたアイスコーヒーの夏メニュー。
冷たいアイスコーヒーで生き返るようだ。

頂上は涼しい風が吹きぬけるが、陽射しを遮るモノが無いので気温は30度ぐらいだった。
直ぐ下に避難小屋があるが、風に当たっているほうが気持ち良い。

ブレイクも済んだので下山する。(10:34)

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木道の分岐を亀石コースに降りて行く。

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ブナの巨木のある綺麗なコースだ。直ぐに登山道脇にテントが張れそうな平坦は場所があった。
帰宅してアルペンガイドを見ると、営林署の小屋がかってあった場所らしい。

テントが3張程度はいけそう。でもお隣さんが、マムさんやクマさんなら遠慮したいな~。
このつづら折の登山道は愛宕道と言う道らしい。

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周りはこんな木々の緑で良い感じの森になっている。気持ち良い。

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つづら折が終わると、谷を横切りだす。綺麗な水が、豊富に流れている。
手ですくって飲むと冷たくて美味しい。手拭を濡らして、少しブレイク。

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つづら折が終わった後から、水平に斜面をトラバースする道が続く。
横手道と呼ばれるところで、以前はたたら製鉄の水を送る水路だったらしい。

余りに高度を下げずに水平に進むので、何時になったら下りだすのか心配になったが、緑の美しい快適な登山道だった。

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やがて登山口と表示された標識が出たところから、急速に下りだした。
一挙に下の谷に向かった降りて行く。

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沢の横を登山道は進む。少し進むとサワグルミの大木が見え出す。こんなにサワグルミの大木のある森は見たことが無い。

県南の山深い所などでも1、2本ある程度だが、ここは森になっている。この豊富な水が、この森をささえているのだろう。
思わず歩みが止まる。足早に過ぎるのは、勿体無い、ゆっくり行こう。

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この明るさと気持ち良さは、素晴らしい。名残惜しくて振り返ると綺麗な緑の森が見えた。

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やがて植林が見えてくると亀石コースの登山口に到着した。(11:24)

登山口の道脇が広くなってそこそこ車が停めれるようだ。

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少し進むと、さらに大きな駐車場とトイレがあった。カタクリの季節は、凄い人出なのが予想出きる。
来週の28日には、宣揚祭と言う神事が頂上で行われるらしい。

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林道を進むと亀石高殿鉄跡と言う遺跡がある。たたら製鉄が盛んだったのが良くわかる。

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林道の横には、赤川の渓流が流れている。やがて人家が現れてくる。

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コースの分岐点に到着。わくわくプールは子供達で大賑わいの様子だ。(11:55)
ZIPオフして短パンになって、プールに浸かりたい気分だが、下の斐乃上荘で温泉に入って岡山に帰った。

カタクリだけの山ぐらいに思っていたが、予想外に気持ち良い山行になった。コースとしては、林道歩きが長いが、島根側からのルートが素晴らしいと思う。
滝と森の中を進むコースの気持ち良さは、かなり気に入った。ササユリも綺麗なところらしいので、今度はそのころ来てみようかと思う。

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総距離(沿面距離) 13681m 累積標高 +1260 -1262


map船通山20130720





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