琴引山

km-surf

2013年10月14日 16:00

10月14日 琴引山に行きました。

テント泊のDay2は琴引山に行きました。
岡山なら津黒山の様な感じの山でしょうか、でも巨石が多い神話の山のところは違いました。
ついでに大万木山への縦走路もチェックしました。



三連休のキャンプ場の夜は、野外宴会場となるのはお決まりのコース。
km-surfは、そんな生活習慣は無いので、午後9時には就寝。午前5時には起床で、出発の準備をした。
何張かあった登山者らしきテントもまだ就寝中のようで、以外に遅いんだな~と言う感じである。
夜明け前に、オリオンが夜空に輝いていた。昨晩は月が明るかったので、夜明け前の方が、星を見るには適していたようだ。

今日は頓原の南にある琴引山を登る予定だ。




キャンプ場のポストに昨日聞いた通りに返却物を入れて、出発!!

東の原から女三瓶を見て、県道に分岐して行く。




県道40号で国道54号に出たら、南へGO!!。広島からの幹線道路なので、快適な道だ。

青雲トンネルを過ぎると、目の前に大万木山だろう、ドーンと見えてくる。
頓原を過ぎて、進むとやがて琴引フォレストパークの看板が見えるので、左にそのまま入って行く。
でっかいスキー場の駐車場に車を止めて準備をする。




琴引山へは、スキー場近辺だと二つある。
ひとつは、今いるスキー場の中ほどの登山口。もうひとつは、少し降りて町道を進んだ敷浪登山口だ。

今日は、敷浪登山口から登り、スキー場に降りてくるルートにした。
まずは、スキー場の駐車場を出発!!(7:38)

道路に出て下の琴引ビレッジ山荘の下辺りで右に入る道が町道のようだ。

山荘の反対側にはキャンプ場もあった。あまり人が多く無さそうで、なんだか良さそうな感じだ。
ここに泊まって、大万木山への縦走と言うのも良いかも知れない。




テクテクと準備運動代わりに歩いて、敷浪登山口に到着。(8:06)
この鳥居が目印だ。

では、登山道を登ろう!!。




最初は、薄暗い登山道を進んでいたが。やがて明るいコースになった。




植林の中を進んで行くと、左側の尾根に段々と樹林帯が広がってくる。

失礼だが、意外に結構良い感じのコースだ。




やがて樹林帯の中を登山道は進みだす。まだ標高が低いせいか、ブナは無い。
昨日の三瓶山もそうだったが、この辺りは松が多い気がする。




登山道は、尾根に乗り高度を上げて行く。展望も開けて来た。
初めての山域なので、山の名前が良く分からない。




直登気味に登っていた登山道は、植林の中をトラバースし始めた。
次第に樹林の中にブナが混じりだす。大分高度を上げたみたいだ。




沢の音が聞こえ出すと、ガイド本にも出ている一枚岩の所に出た。
それほど危険では無いが、滑らない様に注意が必要である。後山の行者ルートにも似たような所がありそうだ。




周りはすっかりブナが多くなった。気持ち良い登山道を進んで行く。




沢が見えて来た。良い感じの雰囲気だ。




沢を渡る。丸太橋でもあったのだろうか?。沢には、木材が散乱していた。
変化があって良いコースだ。




沢を渡って反対側の尾根を登って行く。
周りはブナの気持ち良い、登山道に一変した。




登山道の横に大き岩と、岩の上部に向かって、石段がある。
石段を登ると、祠と穴の開いた岩があった。琴の岩屋と言う場所らしい。穴の奥は深そうだった。
伝説では、大国主命の琴があった場所らしい。




そんな伝説の神域なのか、この辺りからブナの巨木が多く出てくる。




登りが緩くなってくると、スキー場からのルートとの合流点に到着した。
下から何人かの登山者が登って来ているのが見える。




直ぐに大きな巨石と祠が見えてくる。これが琴弾山神社と言うことらしい。
先に頂上に進んで、後からゆっくり見よう。




神社から頂上までは、直ぐだった。
琴引山に到着(9:14)頂上には先行の登山者が居た。

山頂は、広くない山頂だが、360度のパノラマだった。
天気が良いので、東側方面の山々が綺麗に見えているが、西の三瓶山はちょっと霞んでいた。

なんでもこの石塔は、戦国時代に尼子経久が戦勝祈願したらしい。




大万木山への縦走路の山並みを追っていると、可愛い登山者が登場した。
どうも飼い主さんより先に頂上に到着した、元気者のようだ。




”何時かは縦走したいな~”と眺めているkm-surf。

やがて飼い主さん達も到着して、山頂は、やや手狭となったので、下山することにした。(9:23)




頂上直下の登山道は、こんな感じのブナの登山道だった。大万木山や吉田毛無山辺りの登山道と似た雰囲気だ。
ワンチャンと一緒に登山する人も多い。広島の県民の森なども、ワンチャンと一緒に宿泊出来る部屋もあるし、環境も整備されているからかも知れない。




大万木山への縦走路を見に行く。この先のところで合流するようだった。




琴弾山神社まで戻ってきた。こちらに見えているのは、神社の裏側になる。
岩の端から登り、岩の間から神社に参詣する様になっていた。




ではスキー場に向けて下山する。スキー場へのコースは、植林の中を降りて行くので、最初は、余り面白みが無かった。
那岐山にも同じ名前の岩があるが、この大神岩の辺りから、植林と樹林が混じりだす。




”弦の清水”と言う沢を渡る。なかなか楽しいコースだ。




登山者が、ポツポツと登って来ている。
結構手軽な山歩きとしても良さそうなコースだ。




さらに降りて行くと十畳岩と言う岩場に出た。




やがて平坦なコースに出て来た。なかなか楽しいコースだった。
この感じの良さそう登山道の左には、木々の間からスキー場のリフトが見えている。




スキー場に出て来た。




見上げると琴引山が、青空の下に見えている。

さ~スキー場を降りて行こう。よく見るとスキー場の中を、車が通った様な跡がある。
ここはオフシーズンの間、オフロードのバイクのコースになっているらしい。




目の前には、昨日登った三瓶山が見えて来た。バイクに轢かれない内に、さっさと降りよう。




スキー場下まで降りてきました。見た感じ、岡山の津黒山と似た感じですが、全然違った趣のある山でした。、




駐車場に到着(10:21)

この後、琴引ビレッジ山荘で温泉にでもと思ったのだが、温泉は12時からだったので、そのまま岡山に帰ることにした。

この山域は、まだまだ面白そうなので、計画を考えよう。





総距離(沿面距離) 7337m 累積標高 +726 -723 






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