吉田毛無山~鯛ノ巣山

km-surf

2013年04月27日 00:00

4月27日 吉田毛無山~鯛ノ巣山に行きました。

このGWは、奥出雲方面の山を登ることにしました。
Day1は、昨年秋に予定して先延ばしになった、吉田毛無山~鯛ノ巣山の縦走です。
どこまでも続くブナと笹の縦走路を楽しみました。





三次東JCから開通したばかりの松江道に入り高野ICで降ります。初めての道なのに、霧で全然周りの様子が見えませんが、何とか県道39号から高野の国道432号に出れました。
篠原の集落に曲がり7時過ぎに新生坊峠の駐車場に到着。高速のおかげで前よりは少し早くこれるようです。

毎回ですが、他には誰もいません。では準備をして出発します。(7:24)




気温は3度ぐらいですが、かなり明け方まで雨でも降っていた様子で、登山道は、かなり濡れています。




直ぐに毛無山展望台に到着。西には、ほんの少しですが雪が見える大万木山が綺麗に見えます。




毛無山に向かって進んでいると、登山道にはアラレの様な氷が沢山おちています。

そう言えば、前日松江では、ヒョウが降ったとニュースで言っていたので、この辺りもかなり寒かったんでしょう。




毛無山の手前まで着ました。毛無山までは、整備された登山道です。
濡れていますが、蒜山の様にズルーと滑る様な感じでは無く、ちゃんとグリップ出来て進めました。

この辺りから笹とブナの中を進む感じです。




毛無山に到着。(7:55)

大きな広場になった頂上でした。一応鯛ノ巣山への標識も出ています。ちょっとコーヒでブレイクして進みます。
まだ綺麗な登山道が見えてます。




直ぐに笹に覆われたこんな縦走路になりました。写真では分かり難いのですが、笹の中に縦走路があるのが大体分かるので、ルートに迷うことはありませんでした。
ただ笹が濡れているので、ズボンの膝あたりがビショ濡れになりました。今日は気温が15度ぐらいまで上がりそうなので、やがて乾くでしょう。

写真の一番奥にやや逆光になって見えているのが、鯛ノ巣山です。まだまだ縦走路のお楽しみはありそうです。




毛無山から一つピークを通過すると、ややフラットな感じの尾根を進む様になり芦谷別れに到着します。(8:10)
芦谷別れとは言え、芦谷側へのルートは不明瞭な状態なので、迷い込む心配は無いでしょう。

ここから少し進んでから一旦下って鉄屋山への登りに入ります。




鉄屋山は三角点が目印だけで、山頂の標識も何もありません。一応三等三角点で1051mです。(8:22)

ここから小さなピークが3っあります。三番目で尾根が南側と東側に分かれるので、迷わず東側に進む様になります。
今日もマジメに地図を見ながら進んでいます。

1番目のピークへはこんな笹のフラットな尾根を進みます。




少し進むとこんな標識も出てくるのでルートが間違っていないことが分かります。




2番目のピークに向かいます。濡れていた笹もほとんど乾いてきました。




さらに進んで3番目のピークに着ました。テープナビと明瞭なルートが東に伸びていました。




ここから先は、地図からかなりフラットな尾根歩きになります。
前方に見えているのは、これから向かう1020mピークです。




フラットな尾根をテクテク歩いて1020mピークまで着ました。




ここからの笹とブナの中の縦走路は、素晴らしかったです。ここまでも、綺麗な景色の縦走路でしたが。




ブナの大木が点在する中を、縦走路は小さなアップダウンを繰り返して進みます。




985ピークまで着ました。
これからブナが芽吹いて若葉で覆われる季節も良いのかも知れませんが、個人的には、こんな時期の明るい縦走路の方が好きです。




985ピークを過ぎてこれから弁当岩の方に向かう途中で縦走路の横に林道の様な所が見えました。

縦走路から降りて見るとやや広い幅の道があるのですが、使われていない様子なのでヤブぽくなっていました。




直ぐに縦走路に戻って弁当岩の方に向かいます。




この大きな岩を回り込みロープの下がった斜面を登ります。




弁当岩の展望地にきました。
西には今まで歩いて来た縦走路の尾根と、その先に大万木山が綺麗に見えます。




鯛ノ巣山は、もう直ぐです。頂上に向かって進みます。




鯛ノ巣山に到着(9:30)

意外に誰もいません。GWだし、そこそこ登山者も居る山なので誰かいるだろうと思っていたのですが、今日も貸切の状態です。




船通山が綺麗に見えていますが、そこから先はモヤっている感じです。

意外に早く着いたな~ とノンビリしているkm-surfです。

ここでコーヒとパンでブレイクします。誰もいないのでダラ~とノンビリしました。




ほんの少しですが、カタクリが咲いていました。新庄の毛無山や船通山は大賑わいなんでしょうか。




南側への展望がイマイチなので、南側に開けた所まで登山道を少し進んでみました。

右のなだらか稜線は毛無山で、麓に毛無山牧場が見えます。その左のトンガッタのは、明日行く予定の猿政山です。




さてブレイクも済んだの新生坊峠に戻ります。(9:58)




少し風が吹いてきました。大万木山の上あたりに、怪しげな雲が出ていますが、まだ大丈夫そうです。
985ピークを通過して行きます。




1020mピークの手前です。
気温は15度ぐらいで止まっているようで、それ以上上昇しないようです。




鉄屋山まで帰りました。(11:02)

木の間からは、大万木山が見えてきました。
遅くなる様だとキャンプ場に直行でしたが、このペースだと高野まで戻って温泉に入れそうです。




吉田毛無山の手前です。笹の中をガサガサと進むのも、そろそろ終わりになります。




吉田毛無山に到着しました。(11:30)

ここからは高速道路並の整備された登山道を、どんどん進みます。




吉田毛無山を振り返ります。
ブナが生茂っているのに毛無山って変では無い?? 変な疑問を考えつつ新生坊峠の駐車場に到着(12:00)

今日も駐車場の手前で年配のカップルの登山者に会っただけの貸切状態でした。




新生坊峠から、一旦高野に戻って温泉に入り、近くのスーパーでビールと食料を調達。
再び国道432号に乗り上阿井に向かいます。途中明日行く予定の猿政山への入り口を確認。

上阿井からは大規模林道に入って吉田町で県道36号を経て、県道272号に入ります。
トンネルの手前で今日のキャンプ地のグリーンシャワーの森に入ります。

管理棟に行って料金を払って説明を聞いていると、今日の宿泊は、km-surfだけとか。
どの区画でも好きに使って良いといわれました。

大変感じの良いスタッフの方で、親切に説明してくれました。




テントで沸かしたコーヒを飲みながら、のんびりしていると、スタッフの方がコシアブラの炊き込みご飯のオニギリを持って来てくれました。

思わぬ差し入れの大喜び。夕食と一緒に美味しく頂きました。




ここは正面に大万木山が見えて、すごく眺めの良いところです。夕日に染まる大万木山を眺めながら食後のコーヒをのんびりと。
IPodからは、バート・バカラックのClose to Youが聞こえて気持ち良い時間を過ごせました。





総距離(沿面距離) 12051m 累積標高 +990 -990 






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