午前6時前に下山キャンプ場の駐車場に到着。
まだ3割程度しか車は無かった。
気温は24度ぐらいで少し高いが岡山の狂暴な暑さに比べれば快適だ。
準備をして出発する。(5:58)
今日の装備
上:ユニクロのエアリズム、ミレーの半袖ZIP、ORのアームカバー
下:マムートの夏パンツ
マムートの夏帽子
靴:スカルパ カイラッシュ
スマートウール トレッキング
ザック:ドイター フォーチュラ32
水 ナルゲン 1.2L(麦茶) 1.2L(水)
使用量 0.6L 0.8L
モンベルの前を通り大山寺へ繋がる参道を登って行く。
モンベルの前の橋から快晴の北壁が見えていた。
参道を登っていると、この方に遭遇。
まだ朝の早い時間なのに忙しそうだった。どこに行くんだろう。
石畳の参道から神社を通って神社裏の登山道入り口に入る。(6:18 1423m +168 -75)
時折吹いてくる風が涼しくて気持ち良い。
多分涼しい風では無く乾いた風なんだろう。
ユートピア分岐を左に入り下宝珠越へ向かう。(6:22 189m +15 -2)
一度元谷へ通じる道路を横切り再び登山道へ入る。
ブナの森の緑の中を下宝珠越へ登る。
途中何組かの登山者に先に行かせてもらって下宝珠越に到着(6:44 614m +206 -6)
5、6人の登山者が休憩をしていた。
今日は休憩をとらなくても良い様にノンビリと登っているので、水分補給をして上宝珠へ向かう。
朝のブナの森の中を歩くのは気持ち良いのだが、今日は出発するのが遅かったので結構な登山者が既にいる様だ。
何組かの登山者に先に行かせてもらいながら進む。
このロープ場の所で2名の若者が降りて来た。
彼らの様に早い時間帯に登るべきだ。
夏山道は先の豪雨で登山道が崩れた場所があるようだが、こちらの登山道には余り変化は無い様だ。
上宝珠の手前で晴天の北壁が見えた。
今年は他の山からも大山の姿を眺める機会が少なかったので、久しぶりな感じがした。
途中ですれ違った登山者の方が北壁を見ながら”神がかっていますね”と言われていた。
km-surfには信仰心が薄いせいか、単純に美しい自然の景色にしか見えない。
むしろ自然のモノに人間の思い込みを入れるのは余り好きでは無い。
少しこまめに水分補給をして上宝珠越に到着(7:35 1447m +365 -78)
何だか今日も暑くなりそうだ。
上宝珠越からユートピアの方へ斜面をトラバースして行く。
クガイソウが咲き出しているが、まだ咲き始めと言う感じだった。
あ~やっぱりまだ時期が早いのかな~ とこの時は思った。
それよりも今年はアジサイが少ない気がした。
ブラブラと歩いてユートピアと三鈷の分岐に到着(7:51 454m +109 -22)
今日は久しぶりに三鈷へ行くことにしました。
北側が派手に崩壊している何時もの姿の三鈷峰ですが、地震の影響で登山道の崩壊が進んだ後は初めてになります。
崩壊が酷い部分は1ヵ所ですが、確かに以前よりも際どい感じになっていました。
余り歩かない方が崩壊を進めないと言う意味で良いのかな~と言う感じで行かない様にしていましたが、やっぱりそうかも知れないないな~と言う感じでした。
久しぶりの三鈷に到着(8:03 288m +50 -30)
遠くに見えているのは氷ノ山方面だと思います。
一方南側の烏ヶ山~蒜山方面は、湿った空気が大山に当たってこんな感じの雲が沢山出来ている。
ここを通り越した乾いた風が天然のクーラーになっているんでしょうね。
まだま北壁は快晴ですが、雲が湧き出すかも。
ではユートピアへ行きます。(8:07)
崩壊地点ですが、右側が登山道になります。
それぞれの岩も何かの衝撃が加わればまた崩落する感じです。
三鈷側から見ると思ったより咲いている様で、斜面が花の色に染まり出していました。
今年もオニユリが咲いていました。
下にはシコクフウロ。
踏まない様に注意して通過。
ユートピア小屋に到着(8:22 427m +62 -55)
小屋の上の斜面は結構良い感じになっている様だ。
人も少ないうちにでブレイクにします。
サーモスに入れた冷水のカフェラテとミルクフランスでした。
ブレイクしていると続々と登山者が登って来るので早めに避難小屋の上の方へ花見に行きました。
分かりにくいシモツケソウとシモツケ。
葉の型が違うのでそれを見れば良いようです。今咲いているのはシモツケソウの方でした。
クガイソウもいい感じに咲いていました。
今年は花が綺麗な年だな~と言う気がしますが、気のせいかな。
この暑さでは花のピークの時期が例年よりも早くなるかもと言う感じ。
避難小屋付近の喧騒を離れてノンビリと周りも眺めます。
親指ピーク~甲ヶ山も余り変りは無い様子。
涼しくなったらまた行きましょう。
登山者も多くなったので下山します。(8:44)
下山時になると毎度のことですが渋滞発生。
どうしようも無いのでゆっくりと待ちながら下山して行きます。
それでも上宝珠の狭い登山道や崩壊地点で団体とすれ違うのは困りモノ。
すれ違い易い場所なら良いのですが、そこで待たれても~と言う様な場所もあるので.....
中宝珠を過ぎると幾分登山者は少なくなるが、これなら静かな宝珠山から降りる方が良いな~。
そんな感じで下宝珠越を通過(9:49)
そのまま真っ直ぐに進んで宝珠山に到着(9:56)
少し気温が上がっているので冷水を飲んで少しクールダウン。
ではスキー場へ向かいましょう。
スキー場へ向かう登山道は綺麗なブナの森。
下宝珠越までの人の多さが嘘の様な静けさです。
楽しいブナの森の散歩からスキー場のリフト上部に出てきました。
ここからは適当に歩いて下の道路に降ります。
少し曇ったおかげで暑いな~と言う感じにはなりませんでしたが、下の道路に降りて振り返ると山頂方面には雲が出ていました。(10:28 1307m +10 -361)
車道をテクテクと歩いてモンベルの前の自販機で帰りの車中で飲む飲み物をGET。
橋からは北壁を雲が覆っていましたが、たぶんまた晴れるでしょう。
その後下山キャンプ場の駐車場に到着(10:51 1672m +100 -131)
駐車場は満車になっていました。
11時過ぎに岡山へ向けて出発。新見方面は避けて53号から帰りました。
こんなに暑いと山行意欲も落ちて来ます。
遠征する予定も仕事のスケジュールがズレているので不透明な状況になっているし、どうなることやらと言う感じです。
総距離(沿面距離) 10,805m 累積標高差 +1277 -1291
赤いラインが今回のルートです
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