午前6時半ぐらいに県民の森に到着。
気温は2度ぐらいで思っていた以上の寒さに少しビックリ。
準備をして出発する。(6:54)
体温が上がるまでモンベルのバーサライト・ジャケットを着ることにした。
今日の装備
上:ユニクロのエアリズム、ノースの長袖ZIP モンベルのバーサライト・ジャケット
下:パタゴニアのサイマル・アルパイン
ORの夏用帽子
靴:スカルパ カイラッシュ
スマートウール トレッキング
ザック:BD スピード40
テント:ニモ TANI1PLS
シュラフ:モンベル#3
シュラフ・マット: サーマレスト zライトソル
水 ナルゲン 0.6L(麦茶) 1.2L(水)
使用量 0.3L 0.8L
県道を少し歩いて牛曳山への登山口へ向かう。
今回は久しぶりに牛曳谷を歩いて見たいな~と言う気分だったのでここから登山道へ入る。
少し登ると観光用に植えたシラカバの中を進んで行く。
微妙な雰囲気のシラカバを抜けると植林帯を通過して牛曳谷の右岸を進みだす。
最初は谷の上を歩く感じだが、段々と谷に近づき何度か渡渉する様になる。
谷を詰めて行くと牛曳滝が見えてくる。登山道はその脇を登って行くのだが
滝の右手側にも滝がある。
滝を眺めた後に登山道は沢から離れて行き牛曳山への尾根を緩やかに登りだす。
ここまでつづら折りが多くて幾分”またか~”と言う気分になっていた。
緩やかな尾根を登ると牛曳山に到着した。(8:01 3447m +473 -151)
ここでバーサライト・ジャケットを脱いで行動食と水分補給をする。
BDのスピード40の調子もなかなかいい感じだ。
今回は良く知った山域なので装備の軽量化が出来て、グレゴリーの大型ザックでは無くBDにして見た。
では次の伊良谷山へ進もう。(8:09)
山頂は少し風がある程度で快晴の天候が気持ち良かった。
牛曳山から伊良谷山は直ぐだ。
少し高度を下げて少し登り返す感じだ。
伊良谷山に到着(8:22 768m +60 -50)
この調子で行くと大膳原に着くのが早すぎるのでダラダラと休憩をしながら進むことにした。
とは言え先に進みましょうか。(8:29)
次の毛無山。その後ろには御陵と烏帽子山。さらにその後ろには吾妻山が見えている。
ブナ林が綺麗な毛無山だが、新緑はまだこれからと言う感じだった。
登山道脇にはエイレンソウがあったが花になっているのは僅かだった。
ショウジョバカマは結構咲いていた。
登山道脇の花を眺めながら歩いて毛無山に到着(9:01 1400m +153 -161)
毛無山の広い山頂には誰も居なかった。
ただここは風が良く吹き抜けるのでバーサライト・ジャケットを着てプチブレイク。
柴田さんの行動食で水分補給にした。
歩いて来た牛曳山、伊良谷山。
この天気ならその先に大山が見えるのだが、今日は船通山から先の方は霞んで見えなかった。
では先に進みましょう。(9:14)
もう9時を過ぎているので登山者に会っても良い時間帯だが誰も登って来る感じでは無かった。
暇なのでこの分岐を右に行って、ききょうが丘へ寄ってみる。
ききょうが丘から毛無山を眺める。(9:35 877m +72 -143)
やっと新緑が下の方から始まり出した感じで、緑がまだまばらな状態だ。
ききょうが丘からブラブラと歩いて出雲峠に到着。(484m +11 -105)
遠くに烏帽子山が青空の下に見えている。
まだ桜が咲いていた。
出雲峠を通過して樹林帯の中を歩いていると男性の登山者が降りて来た。
今日初めての登山者だ。
ダラダラと登って冬尾根との分岐に来た。
右が冬に直登する尾根。多分この時期でも登れるが、今日は日陰が涼しい登山道の夏道を進みます。
谷を通過して山頂へ向かう尾根の所で水分補給をしていると男性のトレランの人が登って来た。
5月20日にトレランの大会があるのでこの時期は練習する人が多い。
前回の時は狭い牛曳山でトレランの人が沢山休憩していたので、はやい時間帯に牛曳山を通過することにした。
つずら折りをして山頂へのなだらかな部分に出てくる。
ここ最近雨が無いので登山道はドライで快適だ。そんな理由で今回はスパッツは持って来なかった。
誰もいない烏帽子山に到着。(10:27 1489m +282 -33)
小鳥がしきりにさえずっていて気持ち良い。
時間が早すぎるのここで半分ブレイク。
カフェラテとチーズパンです。
足元を見ると登山者が落としたエナジー系行動食の切り口のゴミが落ちていた。
拾い上げてゴミ袋に入れる。
比婆山もブナの新緑はこれからの様子だ。
暖かい日が続いたのでもう少し新緑になっているかと思ったが、新緑前の明るい森も好きなので良いか、
ブレイクしていると男性の登山者が一人通過して行った。
時間が早すぎるのでノンビリとしていたが先に進むことにした。
では大膳原へ進もう。(11:02)
御陵とのコルへ向かう登山道との分岐を大膳原へ向かう。
昨年の積雪期の時は標識が雪の下だったので適当にスノーシューで降りて行った。
なだらかな山容が美しい吾妻山。
でも一番綺麗に見えるのは福田頭から見た吾妻山だと思うな~。
裾のを大きく広げた姿がとても綺麗だった。
ブラブラと降りて行き大膳原の入口の横田別れを通過。
ゆっくりと登り台地状の大膳原に向かう。
大膳原に出て来た。
去年は真っ白な冬の姿の吾妻山だったが、今年は青空の下の初夏の姿だ。
まずはキャンプ場へ向かって水とトイレのチェック。(11:33 1375m +52 -259)
どちらもOKなので一安心。
既に男性のテン泊の人がいた。
避難小屋の近くの桜は満開だ。
2年前はもう散りかけだったので、今年は少し遅いのかな。
テントを設営してチーズパンの残りを食べる。
予定よりも早く到着して時間が余り過ぎなので吾妻山を登ることにした。
予定はしてなかったが、こんなにいい天気なので登って見よう。
キャンプ場を出て登山道に入る。福田頭がカッコよく見えている。(12:25)
大膳原から吾妻山の斜面に入るとブナの新緑が始まり出していた。
明るいブナの森をテクテクと歩いて行く。時間潰しなのでノンビリと行こう。
南の原からの登山道に合流する稜線に出た。
稜線に出ると山頂は直ぐだ。
吾妻山に到着(12:53 1835m +323 -110)
テント場を上から眺めると自分のテントが見えた。
出発する前に男性のテン泊の人が来てオレンジ色のテントを張っていた。
多分エアライズだろうな。
北西方向には奥出雲の山々。
猿政山や大毛無山が見えている。
休暇村吾妻山ロッジの駐車場も結構車で埋まっているようだが、山頂には5人ぐらいしか登山者は居なかった。
この時期の吾妻山としては少ない方だ。
では下山しようか(13:02)
下山しているとオオカメノキの白い花が咲いていた。
テント場に戻って来た。(13:28)
今年初出動のニモのTANI1PLS。
今年もお世話にになります。よろしくね。
まずはコーヒーを入れて本を読んだりしてまったりとした時間を過ごす。
IPodからはFrancesca Michielinの2640が流れている。何か良い感じで好きだ。
お~山行の後はプシューの時間のハズが、妙に余裕ぶっこいているでは無いか~。
ブログではないが、冷え冷えのビールを只今製作中。
こう言う状態になっていました。
ビールも冷えた所でプシューの時間です。
う~キンキンまではでは無かったが冷えて良い感じ。
ただ上からの水で缶自体がグルグル回転したので泡が沢山出てしまった。
次回からは改善はする様に。ちゃんと山行メモにも残しておこう。
ついでにカップも冷やしておいた方が良い感じだ。
プシューの時間の後は登山靴を脱いでベンチの上に寝転がって昼寝の時間。
日が長くなったがもう5時過ぎ。
そろそろ夕飯にします。今日はアルファー米のカレーリゾットに燻製ハムでした。
日が沈むと急速に冷え始める。
パタゴニアのブロックフリースにバーサライト・ジャケットを羽織って登山道の方へ出てみる。
吾妻山の向こうに日が沈んで行く。
反対側の烏帽子、御陵の方から月が登って来た。
満月に近い様子なので、今日は月夜だ。
テントに戻りチビ・ナルゲンに入れて来た余市をチビチビやりながら本を読んでいた。
IPodからはDiana Krall姉さんがスイングしているクリスマスソングのアルバムが流れている。
季節外れな感じだが、どうせイカレタ世の中なので良いだろう。
午後8時には就寝。
テントの中にいても外が明るいのが分かった。
総距離(沿面距離) 13,584m 累積標高差 +1482 -1277
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