大膳原は夜中まで強風が吹いていたが、その後おさまった。
気温は氷点下まで下がっていたが、風があったせいかテントはドライで凍ることも無かった。
今日は、のんびりと出発なので5時前に起きてインナーダウンを着込み縦走路の方に出てみた。
烏帽子山の向こう側が段々赤く染まってくる。
反対側の吾妻山も赤く染まりだした。今日は晴天のようだ。
他のテントの方達も起きて準備をしているようだ。
今日の朝ごはんは、スパムをキムチスープで炒めてパパットライスと少し煮込んだ、キムチ鍋風お粥。
体が温まって、結構イケル。野菜を調達すれば夕食にも良いかも。残ったスパムは今日のランチになります。
PRIMUSの2243は、もう骨董品の様なバーナーだけど妙に馴染んでしまっている。
この後コーヒを入れて、朝食終了。
テントをたたんでいる間に、休憩舎から大学生の団体がゾロゾロと出てくる。
お~こんなに沢山いたの?? km-surfが昼寝をしている間だったので気が付かなかったのだろう。
結局ノロノロしていたら、他の登山者は皆出発して行った。
ま~ゆっくりと行くかと出発。(7:18)
今日向かう池の段、立烏帽子山も綺麗に見えている。
横田別れからは、ダラダラとした登りが続く。
ザックは、幾分軽くなったが、昨日の疲れもあるので、ノロノロと登る。
”ここの登りってダラダラ長いよな~” と考えながら登っていたら、比婆山とのコルへの分岐を通り過ぎていた。
目の前に少しフラットな長い登山道が見えた時に気が付いた。”あれ~ そんなもんだった??”と言う感じだ。
ま~烏帽子山まで登って、比婆山に行くのは大したこと無いので、そのまま烏帽子山に登る。
烏帽子山に到着(7:56)
そのまま比婆山に向かってコルに降りて行く。今日は晴天だ、大山も薄っすらと見えている。
比婆山とのコルまで来た。
良く見ると人が座っている。どうも休憩舎にいたのは、岡大の学生さん達で、吾妻山に登った後輩達が来るのを、先回りして待っているとのことだった。
比婆山 御陵のブナの新緑は、まだこれからと言うとこるだった。
緩やかな登りを、ユルユルと登って行く。
比婆山 御陵に到着。(8:23)
先行の登山者が一人いた。御陵にお参りして無事に帰れることをお願いする。
行動食と水分を補給する。今日は気温が上がりそうだが、立烏帽子の駐車場と展望地で水を補給出来たハズだ。
池の段に向けて行こう。
積雪期には、頭だけ出ている公園センターへの分岐の標識を通過して、ブナ林の中を進む。
目の前には、池の段が見えている。
越原越まで降りて来た。やはり少し高度を下げるとブナの新緑が始まっている。
ここから池の段の手前の尾根に登り出す。
左に残雪が見えて来た所で、GPSのアラームが鳴った。”電池が残り少なくなりました。”と出ている。
ザックを降ろして、予備の電池に交換。ついでにプチブレイクしていると、男性の登山者が、通過して行った。
どうも御陵でザックを背負いなおした時の調整が良く無いのか、右肩辺りが変な感じになる。
まだまだザックの調整も慣れが必要な感じだ。
池の段への尾根まで登り、池の段に向けて尾根を進む。何人かの登山者とすれ違う。
池の段に到着。(9:21)
普段は、登った所の石の方位盤がある所でブレイクするが、池の段のピークは、少し進んだこの棒の建っている場所になる。
この先を更に進むと、昨日南ノ原から見たドルフィンバレーに降りて行くルートがあるらしい。
ここで少しブレイク。
立烏帽子山の横には、大山が見えている。今日も沢山登っているんだろうね。
ここは、程よい程度の登山者なので快適だ。
反対側の烏帽子山と吾妻山との間には、今日の出発点の大膳原が見える。
風が少し強いが、この陽気なので全然OKだ。
では立烏帽子山に向かおう。
立烏帽子山との間の管理道との分岐。なんかここでもテント張れそうな気もするけど。夏は暑くて無理だろうな。
降りて来た池の段も、綺麗な青空の下で、良い感じだ。
少し登ると、凄く狭い立烏帽子山の山頂に到着。(9:52)
木々の間からは、麓から新緑が攻め登っている竜王山が見えていた。
実質今日の登りは、これで終了の様なものだ。竜王山までは、ほとんどフラットな登山道を進むだけだ。
風が結構あるせいか、大山も朝より綺麗に見えて来た。
立烏帽子の駐車場に到着。
以前はちゃんと水が出ていたが、今日はチョロチョロと出ているだけだった。
ナルゲンに少し補給して、ついでにラテの粉末を投入。
歩いている内に、混ざるだろう。
竜王山に向かう。
竜王山に到着。(10:35)
ノロノロと歩いて来たが、まだ10時だ。頂上には、トレラン姿の人が何人かいた。
ここの頂上は、直ぐ近くまで林道が通っていて、しかも頂上自体が凄く広い。
なので、横ではラジコンのグライダーを飛ばしている人がいたりと、思い思いに休日を過ごしている長閑な雰囲気だ。
km-surfもここで早いがランチにした。
朝飯の残りのスパムとチーズクラッカーにナルゲンのチョコラテのメニュー。
やっぱり甘いモノが、一つは欲しいことを再確認した感じだ。
ランチも済んだので下山する。(10:55)
頂上の標識の真後ろには、大山が見えていた。大分雪が少なくなったようだ。
このコースの一番の良く無い場所。林道を横切り、向かいの登山道に渡る。
竜王山から立烏帽子山に向かう人は、余り多くない。
何故なら、林道で立烏帽子山の駐車場に繋がっているからだ。紅葉の季節は、うんざりするぐらい車で一杯になる。
立烏帽子山の駐車場まで帰って来た。
チェーンのしてある作業道の脇にある公園センターに向かう登山道に入り下山して行く。
笹の尾根を通るのは、久しぶりだが、こちらはブナの新緑が始まっていた。
なんとも快適なコースをダラダラと降りて行く。
今回は、マム君には出会わなかったが、ニョロ君には1回だけ会った。
展望地まで降りて来ると少し曇って来た。
展望地には、ファミリーがランチを摂っていた。ここでナルゲンのラテを飲んでブレイク。
甘いモノがあると、何だか和む。
展望地からは、公園センターは直ぐだ。新緑が美しい。
キャンプ場の横の公園センターからの舗装道路に出た。
キャンプ場には、多くの人が居た。キャンプ場が近いことは、バーベキューの匂いがしだすので、直ぐに判る。
公園センターの駐車場に到着(12:29)
駐車場は車で一杯だが、なんと隣には前乗っていたクサラの同じ色のブレークが停まっていた。
でもホイールがアルミで無いので、正確には同じ型では無かったが、珍しい事だ。
この後DS4で岡山まで帰ったが、余り車が多く無かった。
さて大型ザックを背負っての初めての山行だったが、まだまだ不慣れな点が多々ある。
体力的に、もうダメと言う感じでは無いが、今年はもっとドップリと山中に浸かるスタイルに慣れて行きたいと感じた。
今月は、もう一度ぐらい大型ザックを背負って山行をしたいと思っているのだが...
総距離(沿面距離) 12834m +776 -998
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