熊山駅の駐車場に到着して自転車を降ろします。北西の季節風がかなり強烈に吹いていて凄く寒い。
余りに寒いので、普段アプローチ用に着ているBerghausのフリースジャケットで出発します。(8:15)
自転車で坂根の登山口までGO!! 県道79号線をひたすら南に向かいます。
弓削までは風がキツかったのですが、弓削を過ぎると風が収まります。多分熊山で風が吹きぬけられないので、このあたりは風が弱いのでしょう。
でもこの様子だと稜線、山頂はかなりの強風のようです。
堰堤が見えて来ると県道から離れて脇道に入ります。この辺りからは熊山の影響が無くなり風が吹きぬけるので、川に沢山のブローの筋が見えます。
坂根の登山口に到着しました。(8:48)
一応駐車場にはなっていますが、注意書きがあります。和気アルプスと同様に鉄のフェンスを開けて登山道に入ります。(8:56)
当然フェンスはちゃんと閉めましょう!!
登山口のところの標識には熊山まで5k程度と表示されています。
登って行くとこんな石があります。一丁(約109m)ごとに置いているようで、最後に何丁になるのか見ようと思っていたのですが、忘れて見損なってしまいました。
35丁ぐらいまでは覚えがあるのですが........
吉井川沿いの尾根の西側を登山道は進みます。
少し登ると吉井川が見えてきます。
この冬枯れた雰囲気が良いですね。温度は零度前後ではないでしょうか。冷たい風でかなり寒い感じです。
今日は、ファイントラックスのアンダーにモンベルのジオライトのロングスリーブZIPと半袖メリノTの上にBerghausのフリースジャケットです。
温度より風が凄く寒いのと登りが緩いので、これで十分、少し暑いかな~と言う程度でした。
36番鉄塔のところまで着ました。ここで下の方からの道と合流します。しかし全43コースが記載されている熊山登山詳細図には、この道は記載されていませんでした。
登山道は尾根の上を凄くなだらかに高度を上げていきます。
途中左に赤いテープが付いている岩場に来ました。そのまま岩場に上ると、こんな風に吉井川が見渡せました。
下流に見える橋の方から尾根つたいに登って来たのが分かります。
どうもこの辺りが坂嶺山のようでした。
更に進み少し高度を上げていきます。正面に山が見えますが、これは熊山ではありません。
熊山はこの山の向こうにあるハズです。この山は大谷山の様で、どうも登山道は南斜面を進んで山頂を迂回しているようでした。
東隣の尾根を登る権現道ルートと合流しました。ここから先の登山道は、凄く整備された登山道になります。
208番鉄塔に到着しました。
向かいには、熊山の展望台が見えています。山頂は、展望台の更に右に方です。
鉄塔の横には、香登からのコース(城山、鉄塔)との分岐がありました。
ここからは、こんな感じの高速道路級に整備された登山道になります。
小豆系の甘~い匂いがするのは気のせい?? 後でこの謎は解明されます。
熊山遺跡の所を登って行くと展望台に到着します。
展望台に到着(10:22)
左に見える鉄塔が208番で、その背後に見える尾根の右端が大谷山のようです。
遠く瀬戸内海には小豆島も綺麗に見えています。キラキラ光る瀬戸内海が綺麗だ。
しかし風が冷たくかなり寒いのです。今日はヤマケイの山メシに乗っていたメニューを試してみました。
1.シエラカップを取出します。
2.クノールのふんわり卵スープ(フリーズドライ)を入れる。
3.持参のオニギリを入れる。
4.サーモスに入れて来たお湯を入れる。
5.スプーンでほぐしながら混ぜる。
出来上がり!! 早くて暖かくて、そこそこイケます。冷える様ならESbitsなどで暖めてもOKでしょう。
ヤマケイでは、これを暖めてオジヤにするようでしたが、私はセッカチな性分なので、これでOKでした。
県南の山なら、何もしなくても十分暖かく頂けると思います。
ブレイクも済んだので下山しようかと思ったいたら、弓削から登られた男性の登山者の方から明日の元旦には、登山者にゼンザイが振舞われると言う話を聞きました。
なるほど、さっき匂っていた甘~い匂いは、その準備の匂いだったワケですね。
熊山駅に向けて帰ります。
熊山神社に寄り道したりしながら、ダラダラと降りて行きます。
こっちの登山道は、まだ所々凍っていました。
展望台の長イスに座っていた時も、冷たいな~と思ったらイスの一部が凍っていました。
途中の展望台から和気アルプス方面が見えました。
那岐山は、少し無理だったようです。
登山道は、凄く綺麗に整備されています。全然快適です。
谷間に入ると風が完全にブロックされるので少し暖かい感じになります。
熊山駅の駐車場に到着しました。(11:59)
この後、坂根登山口の自転車を回収して、そのまま2号線に出て岡山に帰りました。バイパス経由なので岡山まで20分程度でしょうか。
熊山の楽しみは、熊山登山詳細図と見比べながらの地図遊びが出来ることでは無いでしょうか。
距離や累積高度は、ありませんが、各コースを繋げて登るのも、それなりに楽しめます。
総距離(沿面距離)8801m 累積標高 +705 -699
自転車部分(熊山駅~坂根登山口) 総距離(沿面距離)7590m 累積標高 +77 -82
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