相変わらず狭い国道だが以前よりも改良されたり橋が出来ていた道路をバスはユルユルと進んで午前10時半過ぎに名頃に到着。
辺りの桜は満開だが予想外の暑さで驚いた。実際この日で一番寒かったのは岡山駅で電車を待っていた時だった。
名頃の気温は22度。まるで夏だ。
早春の装いで来たのでこれでは暑すぎる。この様子ではユルユルと登るしか無いだろう。
準備も出来たので出発する。(10:49)
今日の装備
上:ファイントラックのメッシュ・ドライ長袖、ミレーの長袖ZIP
下:ファイントラックのメッシュ・ドライタイツ
ミレー Typhon 50000 Warm ST Trek Pant
モンベル スパッツ
マムートの夏帽子
靴:スカルパ カイラッシュ
スマートウール トレッキング
ザック:BD SPEED 40
水 ナルゲン 1.2L(麦茶) 0.6L(湯)
使用量 0.6L 0.5L
登り出すと思った通りに暑くなって来た。
少し登ると登山道の横に作業道が見えて来た。
こんな道が出来ているんだ。
林道との合流点まで登って来た。(11:19 1103m +295 -26)
前方の尾根を見ていささかガッカリした。
樹林帯に入れば木陰で幾分涼しいかもと思っていたが、まだ新緑の季節では無いので木陰が少なかった。
それでも登って行くと針葉樹が増えて来るので幾分涼しくなった。
もう昼が近いので下山してくる人が数人いた。GW前なのでそんなに人も多く無い様だ。
時々涼しい風が吹くなかをノロノロと歩いてダケモミの丘に到着した。(12:06 1655m +369 -40)
少し水分補給をして山頂へ向かう。
樹林帯の尾根から山頂直下に出て来た。
ここから暑い日差しを浴びながら登って行かなければならない。
途中にあった水場への分岐の標識。
でもこの水場は幾分当てにならない感じがした。
夏の様な青空が広がる。
山頂から降りて来る人も半袖姿の人が多かった。
白髪避難小屋へ続く縦走路も綺麗に見えている。
山頂ヒュッテとの分岐まで登って来た(12:59 1691m +385 -59)
山頂付近には残雪は全く無かった。
山頂へ向かって登って行く。
思った以上に体温が上がっている気がする。
水分を補給しているが多分足の筋肉に良くない疲労を与えているだろう。
ノロノロと歩いて三嶺に到着(13:11 351m +66 -15)
山頂には結構な人が居た。
とりあえずブレイクにします。
ミルクフランスとミルクティーです。
天候は素晴らしく良いのだが少し先は霞んでいた。
遠くの剣山も少し霞んで見えていた。
天狗塚方面の方が遠くまで良く見えている感じだった。
ブレイクも済んだので先へ進みます。(13:24)
山頂直下の所まで降りて振り返る。
空が青いな~。
右には蒼ザレの斜面が見えている。
大きな岩の場所を通過してカヤハゲへ向かう縦走路を歩いて行く。
この辺りの木々もまだ冬枯れの景色だった。
縦走路に入ると登山者の数は激減。
ほとんど誰にも会わない状態でカヤハゲに到着した(14:16 1510m +122 -293)
三嶺の山頂があんなに遠くになってしまった。
ちょっと予定よりも早そうなのでユルユルと進む。
目の前に白髪山分岐のピークが見えて来た。
縦走路に入りここまで2人ぐらいの登山者にしか会っていない。
白髪山分岐のピークの手前まで来た。
あとはこの小さなピークに登るだけだ。
白髪山分岐のピークに到着(14:55 1079m +159 -143)
白髪山へ向かう尾根が続いている。今度はこっちにも行って見たいな~。
三嶺の山頂からは良く見えなかった次郎さんと太郎さんもハッキリと見えていた。
白髪避難小屋にはまだ誰も居ない様だ。避難小屋へ降りて行こう。
遠くに三嶺を眺めながら避難小屋へ降りて来た。
白髪避難小屋に到着(15:06 412m +2 -75)
今回は避難小屋に泊まる予定なのでザックを避難小屋に置いて水場へ水を汲みに行く。
今年は水が雪が少なかったのか以前よりも下に降りなと水が無かった。
水汲みが終わったので薄暗い避難小屋の中よりも暖かい外をブラブラとした。
この場所は前回のテン泊した場所だ。あの時はエアライズ2だったな~
正面に三嶺を見ながらiPodでマービン・ゲイのWhat's going onを聞きながら本を読んでいた。
R&Bの超名盤だが、何だか聞きたくなってiPodに入れて来たが正解だった。
マービン・ゲイの心地よい声が三嶺の景色によく合う。やはり平和な世界が良い。
本を読みながらそろそろKindleに替えようかな~と思った。
そんな平和の時間を過ごして避難小屋へ戻ると5人ぐらいのパーティーが到着していた。
5人の内2人は外でテン泊。その他にも2組のテン泊の人が到着した。
この日の夕食はコンビニのおにぎり3個とスモークチキンで軽く済ませた。
1泊程度の山行なのでこんな程度で十分だ。
食後に夕陽が当たる塔の丸を見ようと外に出ていたら高知側から滝雲が三嶺を覆い始めた。
1時間も経たない内に辺りはガスに覆われてしまった。
その後避難小屋に入り本を読みながらゴロゴロ。午後8時ぐらいに就寝した。
総距離(沿面距離) 8,259m 累積標高差 +1420 -652
青いラインが今回のルートです。
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