午前6時半ごろ山の駅の駐車場に到着。
今日はバスで帰ってくるので一番下にあるこの駐車場に車を置いた。
気温は5度ぐらいで暖かい。空は雲に覆われ山頂にはガスがかかっている様だ。
準備も出来たので出発する。(6:42)
今日の装備
上:ファイントラックのメッシュ・ドライ長袖、パタゴニアのキャプリーン長袖ZIP
マムートのソフトシェル モンベル メリノ・グローブ
下:モンベルメリノタイツLW、ファイントラックのメッシュドライパンツ
ファイントラック バリオパンツ
マムートの夏帽子
靴:スカルパ トリオレプロ
スマートウール マウンティング
MSR スノーシュー REVO ASCENT
エバニュー 6本爪軽アイゼン
OR クロコダイルゲーター
ザック:BD SPEED 40
水 ナルゲン 1.0L(麦茶) 0.9L(湯)
使用量 0.7L 0.7L
山の駅のトイレで用を済ませて登山口へ向かう。
年末に来た時とは違い道路には全く雪は無かった。
第一駐車場には車が一台停まっていたが第三駐車場には車は無かった。
登山口にも雪はほとんど雪無かったが、この辺りから霰が降って来た。
風も強く吹いているので山頂は結構な強風だろう。
冬型の気圧配置へ変わって行くので今日は強風になるのは分かっていた。
テクテク歩いて林道まで登って来た。
水分補給をしてソフトシェルのフードを被る。
林道から登って行くと段々と雪が登山道を覆っていたがトレースが多く残っているのでまだまだツボ足で登っていける。
水場の水は今日は元気良く出ていた。
段々と高度を上げて行くと登山道の雪は凍り出した。
ここでアイゼンを装着する。ついでにメリノウールのグローブの上にウインドブロックのグローブをした。
樹林帯に入ると山頂から吹き下ろして来る風の音が段々と大きくなって来た。
大神岩に到着(8:08 3565m +697 -89)
この様子なら山頂までアイゼンで良さそうだ。水分補給をして三角点ピークへ向かう。
強風が吹き下ろして来る中を歩いて樹林帯から出た。
やはり山頂はガスに覆われて何も見えない様だ。
雪は凍っているのでアイゼンで歩きやすい。
テクテクと歩いて三角点ピークに到着(8:44 1037m +250 -15)
凄い強風だが予想以上に雪が少なく笹が出ていたり登山道が見えている場所があった。
まずは那岐山へ向かおう。
避難小屋の横を通って山頂へ向かう。
那岐山に到着(8:54 357m +37 -24)
当然だが誰もいないし何も見えない。
まずは避難小屋へ降りてブレイクにする。
避難小屋へ降りてアイゼンを外しブレイク。(8:58 137m +0 -28)
暖かいカフェオレとカレーパンです。
今日からサーモスを山専ボトルにしました。
避難小屋の中は零度ぐらいなので寒くは無いのだが、外は風が強いので寒く感じる様だ。
ここでマムートの夏帽子からピークスのオマケのネックチューブを被る。
風が強く少しヒンヤリとするのでパタゴニアのブロックフリースをソフトシェルの下に着た。
避難小屋から出てスノーシューを装着する。
気が付くと目の前には綺麗な霧氷が見えていた。
スノーシューも装着出来たので出発する。(9:24)
三角点ピークを通過して滝山へと進む(9:28 308m +11 -2)
スノーシューやツボ足の古いトレースが残っているがガスで周りの視界はほとんど無い。
しかも時々体が揺れるぐらいの風が吹いている。
東屋ピークを過ぎて進んで行くがよく見ると南側の斜面はかなり雪解けが進んでいるようだった。
滝山まで行っても視界が回復しない様なら引き返すことにしようとこの時は思った。
ストックが風下へ流されるぐらい風が強い。
滝山の手前の雪原になる場所を”今年は雪が少ないな~”と降りていると視界が急に晴れて来た。
北側には鳥取との県境の山も見え始めていい感じになって来た。
今まで全然見えなかった滝山が見えて来た。
この積雪では3月まで持たないのでは無いかな~。
天候はどんどん回復し禊橋からの登山道の合流点に来た。
禊橋から登ったトレースがあったが滝神社までしか行けないのでは無かったかな~?
滝山に到着(10:32 2817m +239 -278)
展望台に登ってプチブレイクにする。
何も見えなかった那岐山も遠くに白く見えていた。
奈義の市街地も見え始めた。
鳥取との県境方面の山はまだ雪山が楽しめそうだ。
チョコビとサーモスの白湯でプチブレイク。
風が弱くなって来たのでピークスのオマケのネックチューブからマムートの夏帽子に戻した。
では広戸仙へ向かおう(10:40)
あがけ峠へ向かって歩き始めるとワカンの消えかけたトレースが見えた。
多分3連休に登られた人がいたのだろう。
だが雪は直ぐに途切れがちになる。こんな感じの場所は良いのだが。
直ぐにブッシュが出始め、雪のある場所を選ぶと踏み抜く感じだ。
流石に嫌になってこの場所でスノーシューを脱いでアイゼンにした。
アイゼンに変えて歩き出すと前方に広戸仙が見えて来た。
この辺りになると雪のある場所の方が少ない状態になった。
ほとんど雪の無いあがけ峠に到着(11:27 1662m +64 -359)
ここから当分は雪が無いのだが少し登った辺りでは積雪している様に見えていたのでアイゼンを外さずに登った。
ここから再び強風が吹き荒れだした。
強風に体を揺らされながらソフトシェルのフードを被って登って行く。
振り返ると真っ白な滝山が見えていた。
高度を上げて行くと積雪が増えて来た。
多分スノーシューの方が楽なんだろうけど面倒なのでアイゼンで登って行く。
気温の上昇で雪が緩んで踏み抜き多発だった。
広戸仙が近くなって来た。
快晴の下をブラブラと歩いて行く。
山頂手前の尾根は雪が申し訳程度残っている程度だった。
テクテクと歩いて広戸仙に到着(12:19 1285m +265 -53)
山頂にはほんの少し雪がある程度だった。
雪原の所での踏み抜きに結構手間取った感じだ。
丁度お昼なのでランチにします。
ミルクティーとフレンチトーストでした。
ではランチも済んだので下山しましょう。(12:31)
アイゼンを付けたまま下山していたが、雪はユルユルで少ないので展望台で外すことにした。
アイゼンに着いた土を展望台に残っていた雪でゴリゴリと取ってケースに収納。
今日歩いて来た縦走路を眺める。
明日の方が天候が良さそうな予報だったので今日は登る人が少ないだろうと思っていた。
予想通りで今の所誰にも会わない山行になった。
広戸仙への登山道の積雪は少なく山形仙が正面に見える頃にはほとんど無くなっていた。
冬枯れの登山道をテクテクと降りて行く。
声ヶ乢に到着(13:36 2915m +73 -655)
お疲れでした~、だけどまだ53号線にある日本原バス停までの歩きあります。
ノロノロしているとバスに間に合わなくなる!!
車道歩きに固い冬季用の登山靴は疲れる。
ブラブラと歩きながら国道方面を見ていると日本原のなだらかな裾野が見えていた。
なるほど確かに原っぱだ~。車で通ると全然イメージが沸かないが声ヶ乢から降りながら眺めると名前の通りに見えた。
今日歩いて来た山を眺めながらバス停へ急ぐ。
日本原バス停に到着(14:43 5511m +126 -429)
バス停の横にはカフェがあってランチ700円となっていた。
バスの時間まで20分ぐらいなんでチョット無理かな~。
バスは少し遅れて来た。
バスに乗って高円で下車。料金は320円だった。(15:20)
バス停から山の駅へテクテクと歩いて行く。
標識には山の駅まで2kとなっていた。
山の駅の駐車場に到着(15:50 2119m +141 -11)
この後国道で岡山へ帰った。
来週は少し天候が良くないらしい。山行できるか心配だ。
総距離(沿面距離) 22,302m 累積標高差 +1907 -1945 (バス移動分を除く)
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