三俣山~久住山 Day3

km-surf

2018年11月14日 14:00

11月14日  三俣山~久住山へ行きました。

晩秋の九重連山のテント泊は、半分慰安旅行的な感じですが今年も行きました。

Day3は三俣山~久住山です。
昨年は大船山と同様に、強風とガスで本峰までしか行かなかった三俣山ですが今年は南北の峰にも行けました。

久住山も強風でしたが平日だったので前回よりも人が少なく楽しめました。




前日より幾分冷込んだが全く寒さを感じることは無かった。
午前5時ぐらいに起きて朝のカレーヌドルを作りながら準備をする。

テントから三俣山を見るとモルゲンロートに赤く染まり始めていた。
準備も出来たので出発する。(6:39)

今日の装備
上:ファイントラックのドライスキン長袖、パタゴニアのキャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック マムートのソフトシェル
下:ミレー ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ パンツ モンベル スパッツ

  マムートの夏帽子 モンベル フリース・手袋

靴:スカルパ カイラッシュ
  スマートウール マウンテニング

ザック:LLBean ストアウェイ・デイ・パック


水 ナルゲン 0.6L お湯 0,5L 
  使用量  0.4L    0.4L




山荘を通り抜けて堰堤の横を登って行く。
三俣山の山頂を朝日が照らし始めている。




昨日登った平治岳の山頂にも朝日が当たっていた。
堰堤の右岸の斜面を登山道は登り始める。少し風がある様だが昨年に比べるとほとんど無いも同然。
ソフトシェルのベンチレーションもフル開放のまま進む。




岩場を登って北千里浜の手前まで来た。
今日はいい天気の様だ。




北千里浜の分岐を右に少し斜面を登ってすがもり越に到着(7:19 1433m +255 -29)
この辺りから風が強くなりだしたのでソフトシェルのベンチレーションを順次閉めて行く。
昨年はガスでよく見えなかったので登山道のコースが分かり難かったが今日は楽勝だ。




西峰へ向かって登って行く眼下には山荘方面から北千里浜へ進んでいる登山者が2人えていた。
久住山も快晴の様だ。




こちらは昨年ガスで全く見えなかった三俣山とその後ろに見えているので南峰だ。




西峰に到着(7:45 631m +177 -9)
今年も風は強かったが昨年と違って快晴。




去年は出来なったセルフ撮り。
水分補給と行動食を摂って三俣山へ向かう。(7:49)




三俣山との間のコルに降りると少し風が弱くなる。
風向きから三俣山がブロックした感じになるからだろう。
頂上稜線に出ると再び強くなるハズだ。




南峰との分岐まで来た。再び風が強くなる。
北から雲が近づいているのが見えて来た。
まずは三俣山へ向かおう。




三俣山に到着(8:10 739m +110 -40)
昨年は霧氷で真っ白何も見えなかったが、今日は一応まだ展望があります。




こっちに見えているのが北峰。
一応破線だが三俣山から行けるらしい。




まずは昨年出来なかったセルフ撮り。
では北峰へ行って見よう。




登山道は今までとは変わって破線になっているのを直ぐに納得する。
ほとんど垂直に近い角度で降りて行くコースで、登山道にはロープがあるが周りの木々を掴んで降りれば何とか降りれる感じだ。




鞍部まで降りて来た。
ここから北峰へ上り返す。ここからはツツジが登山道に張り出して歩き難いルートだった。




見た感じよりも登る感じでは無いが山頂手前で岩を渡って行く感じになる。

北峰山頂には標識が置いてあるだけだった。(8:42 406m +65 -112)




このまま南峰へ歩こうかと思っていたが登山道が余り快適では無いのと再びガスが覆い始めたので三俣山へ戻ることにした。(8:47)




コルまで戻り降りて来たルートを登る。
やはり降りるよりも登る方が楽だった。
周りには山シャクナゲが多くあったので春には花が咲いて綺麗な所なのだろう。




三俣山へ戻ると山頂付近のツツジが白く霧氷になり始めていた。(9:13 370m +111 -62)
それにしてもあんなルートで南峰まで35分が標準時間となっていたが400m程度の距離でこのアップダウンをして更に先まで早く歩く人がいるんだな~と感心した。




ガスに覆われた三俣山から南峰へ向かう。
これがまた分かり難いのだが、地図では三俣山から直接南峰へ向かう感じに書いてあるが、標識では地図に無い写真の三俣山Ⅴ峰から行く様に出ている。
結果から言うと三俣山からでも三俣山Ⅴ峰でも行けるが正解なのだが、南峰から西峰へ行くルートにも行く様な踏跡もあってガスに覆われた状況では良く確認しないと思わぬ方向へ迷い込みそうだった。




三俣山Ⅴ峰から明確な踏跡を辿って行くと三俣山との間のコルに出た。
少しガスが晴れたので南峰の姿も確認。
コルからはさっき居た北峰の姿も見えていた。




少し滑り易い登山道を登って南峰に到着(9:32 364m +42 -37)
再び強風のガスで真っ白。




とりあえずセルフ撮り。
何も見せそうに無いので行動食を摂って戻ります。




三俣山とのコルまで降りて来た。
右のルートが三俣山へ行く方で、左が三俣山Ⅴ峰からのルート。
とりあえず来たルートを戻ります。




三俣山Ⅴ峰から西峰へ戻って行き出すと幾分ガスが晴れて来た。
ここで男性の登山者に会った。
もう9時過ぎなので当然だろう。




西峰まで戻って来た。(10:12 715m +44 -105)
山頂には数人の登山者が居た。
北千里浜に向いた側は少し風が弱くなる様なので少しここでプチブレイク。
水分補給と行動食を摂って下山することにした。(10:20)




西峰からすがもり越まで降りて来た。(10:42 590m +6 -174)
どうせこの様子なら久住山も強風なのでここでブレイクにした。




暖かいミルクティーとポテチ&柿ピー'S Feat おやつカンパニーのおつまみセット
ひたすらジャンクなカロリー・ラブで和ます。




ブレイクも済んだので久住山へ出発(10:53)
気分的には山行のハシゴをしている様でまったりとした気分。
I've Got A Crush On Youを口ずさみながらノンビリと歩いて行く。
煙を上げる硫黄山を見ながら久住分れへ向かう。妙な感じだ。
こんな風景にガーシュウィンは似合わないだろうと思うが。




久住分れに到着(11:33 1560m +216 -86)
ここからは人も多くて面倒くさいので、凄ーくスローに歩いて行く。
案の定トレランぽい人が登って行った。




中岳方面の登山道にも人が結構見える。
ほんとは星生山へ行こうかと思ったのだが団体の登山者が登っていたので止めて久住山にした。
いずれにしてもこの山域に入ると人が多いのは仕方無い。




ブラブラと歩いて久住山に到着(11:58 823m +149 -3)
前回来た2年前よりも人は少なかった。




南には阿蘇が見えていたが祖母山は見えなかった。




こちらは星生山、扇ヶ鼻方面。
雲が早く移動している。




岩陰で柴田さんの行動食でプチブレイクして下山する(12:04)




下山していると遠くに由布岳が見えていた。




久住山を横目にダラダラと降りて行く。




久住分れを通過して北千里浜へ降りる。(12:26 800m +11 -152)




三俣山を登っている時にもヘリコプターの音がしていたのだがまだ上空を飛んでいた。
初めて九重連山に来た時は誰かを救出していっるのかと思ったが、どうも自衛隊の訓練の飛行域になっている様だ。
三俣山の北峰に居た時は余りにも近くでエンジン音がしていたので大丈夫だろうかと思った。




ノンビリと硫黄山の横を歩いて行く。




朝登った三俣山を眺めながら北千里浜を通過して行く。




今日は大船山が綺麗に見えている。
この時期は午後になると晴れる傾向がある見たいだ。




振り返って硫黄山方面を眺める。
今回も楽しませていただきました。




登山道をテクテク歩いて堰堤まで降りて来た。
大船山も平治岳も綺麗に見えている。
この調子なら今夜は結構冷えるかも知れないな~。

その後山荘に到着(13:44 2749m +107 -493)
お疲れさまでした。




さて明日は長者原登山口へ下山するだけなのでLLBean ストアウェイ・デイ・パックはもう必要ない。
使用する時はこんな感じで20Lぐらいのデイパになる。




収納するとこんな感じでシュラフ・カバーを収納するぐらいの大きさになる。
これは結構古いモノなのでこんな感じだが現行のは四角に収納するらしい。




その後まずはプシューの時間。
お疲れでした~。

テント場は前日の人と入れ替わって3張のテントが設営されていた。




少しテントで本を読んだ後温泉へGO!!

温泉で温まった後はプシューの第二ランド開始。
本を読みながらしばらくプファーとしていたら5時ぐらいになったので夕食の準備にとりかかる。




今日はガーリック・リゾットに豚角煮とお味噌汁でした。
豚角煮は結構イケルので普通のアルファー米でも美味しく食べれそうだった。

予想通り夜は結構冷込む様子だったのでバラクラバを被って就寝した。
寝る前の夜空は冬の星座が綺麗に輝いていた。





総距離(沿面距離) 12,348m 累積標高差 +1,349 -1,374








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