大船山~平治岳 Day2

km-surf

2018年11月13日 13:00

11月13日  大船山~平治岳へ行きました。

晩秋の九重連山のテント泊は、半分慰安旅行的な感じですが今年も行きました。

Day2は大船山~平治岳です。
昨年は山頂から何も見えなかった大船山でしたが、今年はほんの少しの時間でしたが展望がありました。
反対に去年は展望があった平治岳はガスに包まれて展望無し。気温も零度ぐらいでしたがそれほど寒くありませんでした。

さらに下山後の温泉でも思わぬハプニングもあって結構楽しめた一日でした。




午前6時ごろゆっくりと起床。
思いのほか暖かった昨晩だがそれはこの曇り空のため。
天候の回復はイマイチの状態だが朝ごはんの棒ラーメンを食べながら山行の準備をする。

今回は山行用にLLBeanのストアウェイ・デイ・パックを持って来た。
収納したらシュラフカバーぐらいの大きさで20Lぐらいの容量だ。

気温は5度程度。準備も出来たので出発する。(7:45)

今日の装備
上:ファイントラックのドライスキン長袖、パタゴニアのキャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック モンベルのバーサライト・ジャケット
下:ミレー ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ パンツ モンベル スパッツ

  マムートの夏帽子 モンベル フリース・手袋

靴:スカルパ カイラッシュ
  スマートウール マウンテニング

ザック:LLBean ストアウェイ・デイ・パック


水 ナルゲン 0.6L お湯 0,5L 
  使用量  0.2L    0.4L




坊がつるのテント場には3張ぐらいテン泊している人がいた。
この空模様なのでまだ誰も登っている人はいない様だ。




大船山と平治岳への登山口に到着。
まずは右の大船山へ向かう。昨年は強烈な風とガスで何も見えなかったが今年はどうでしょうか。

今日は10kmも無いコースだし早く登ってもガスで覆われている様子なので天候を見ながらゆっくり登る。




登山道に入ると昨晩までの雨で登山道はかなり濡れた状態。
火山性の土壌なので滑らない様に注意しながら登る。蒜山と同様の感じだ。




登っているとツツジが咲いていた。季節外れのミヤマキリシマだろうか。




中立山との分岐なのだが、いつの間にか中立山からの登山道に入りこの分岐に出て来た。
どこで入り込んだのだろうか。




樹林帯から出て時々展望がある場所に出ると少し風が出て来た。
三俣山の先の方には少し青空も見えるので天候は回復している様だ。

段原の分岐に到着(9:02 2643m +506 -81)
稜線に出るとやはり結構風が強い。

少し大船山よりの広い場所で水分補給をしながらプチブレイク。
では大船山へ向かおう(9:05)




去年は霧氷で真っ白だった登山道も今年は落葉して濡れた木々のままだ。
避難小屋はこんな状態になっていた。
崩壊したのか取り崩したのかは不明。




ガスがだんだんと晴れて来た。
前方には曇っているが大船山の山頂部が見えている。




頂上直下を登って振り返ると北大船山方面が見えて来た。




三俣山のガスも移動して山頂部が見え始めた。




今年も風の強い大船山に到着(9:24 525m +110 -18)




まずは昨年強風で出来なかったセルフ撮り。




中岳方面。
西から青空が広がり始めている。




北側にはこんな池があったんですね。
昨年は何も見えなかったので今年初めてみました。




九重連山に南側は雲海になっていました。




風を避けれる岩があったので岩陰でブレイク。
塩パンと暖かいミルクティーでなごみます。

ブレイクが済んだので平治岳へ向かいましょう(9:48)
このまま好天になるのかと思っていたら再び山頂をガスが覆い始めました。




段原を通過して(10:09 575m +39 -140)北大船山へ向かっていると女性の登山者とすれ違った。

北大船山に到着(10:14 163m +23 -1)
周りはガスに覆われて何も見えない。晴れて大船山が見えるかもと思い少し待ったが無駄だった。
しかた無いので大戸越へ向かった。




この辺りから気が付いたのだが周りの木々が少し白い。
最初は露が白く見えているのだろうと思っていたが、どうも露が凍りかけていた様だ。




ツツジの枝が張り出す登山道を通過して少し広い登山道を降りて行く。
周りの視界が効きだしたのはガスのある標高よりも降りて来たため。多分1500mぐらいからガスの中の様だ。




大戸越に到着(11:02 1240m +26 -273)
平治岳もガスの中のようでした。では登って行きましょう(11:03)




登りと下りで登山道が分かれています。
右側の登り専用登山道を登って行くと程なく岩のある偽ピークに到着。
本当の山頂はこの少し北にあります。




近づいて行くとガスの中に何とか山頂部が見えて来ました。




少し登って平治岳に到着(11:33 747m +197 -14)
去年はここから中岳や久住山が見えていたのですが今日はどんよりとガスの中。




温度計は0度ぐらいを指していたが、風がそれほど強く無いので全然寒く無かった。
この平治岳はソフトバンクのスマフォの圏内なので嫁さんに”生きてますよ”を送信。
生存報告も済んだので下山します。(11:45)




元の偽ピークに戻り下り専用の登山道を降りて行く。




高度を下げてガスの下に出ると眼下に坊がつるが見えて来た。
今日は夕方にならないとガスが取れないのかも知れない。




大戸越に降りると男性の登山者が居た。(12:15 874m +33 -215)




坊がつるへ降りて行く登山道は少し去年より荒れたかな~と言う感じだった。
豪雨の影響だろうか。




登山口の手前でご夫婦と思われる登山者に会った。
今日あった登山者は3組。平日なので静かな山行だ。

坊がつるに出たら少し雲の切れ間に青空が見えだしたが大船山も平治岳も山頂はガスの中だった。




法華院山荘のテント場に到着(13:09 2394m +106 -303)
去年強風で吹き飛ばされテントも今年は設営を工夫しているので大丈夫。




山行の後片付けをしていたら晴れ間が広がりだした。




去年は真っ白だった大船山もハッキリと見えているが、雲が早く移動しているので直ぐに雲の中に隠れてしまった。




その後温泉に行くと脱衣室に山荘の人がいた。
なんでも大分の地方局の番組取材でカメラがいるので撮影されても構わないのなら入浴して下さいとのことだった。

とにかく温まりたいのでゆっくりと入浴。
残念ながら岡山では放映されないとのことだがRSKと同じ系列局だと言うことだった。
カメラも湯舟の向こうの大船山の山頂からガスが取れるタイミングを狙っているので時間が結構かかって大変そうだった。

温泉から出てプシューの時間。お疲れさま~。
シュラフに入りごろっとなってオツマミをボリボリと食べながら本を読んでいた。




午後5時ぐらいに夕食。
今日はカレー リゾッタに肉じゃがとお味噌汁です。微妙な取り合わせだが結構美味しかった。

その後4張のテントが周りに張られた。遅い時間にテントを張るんだな~と思っていた。
午後8時に就寝しようとすると泥酔した女性の登山者の大きな声が聞こえて来た。
アクセスの良いテント場はこんな登山者も多い短所もある。直ぐに耳栓が出動。
こんな騒ぎには関係無く熟睡した。

前日と違い少し気温が下がって行く様子だったが先月の毛無山のテン泊の方が冷え込んでいたと思った。





総距離(沿面距離) 9,625m 累積標高差 +1,045 -1,047






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