前日から天気が悪いのは分かっていた。
かなりの雨量になる様子なのでスパッツの上からパンツを履いた方が良いのだがミレーのティフォン 50000は少し裾が狭いので難しい。
用心のためにノースのレインパンツも持って行くことにした。
博多BTからの高速バスは平日なので割と空いた感じで雨もパラパラと降る程度。
大丈夫かもと言う希望的観測は日田を過ぎた辺りからのどしゃ降りで見事に粉砕された。
九重ICで下車してコミュニティ・バスを待つ間も雨は更に勢いを増した。
バスを待つ間に綺麗に紅葉したツツジを見ながら待合室でスパッツを着けてノースのレインパンツを上から履いた。
ついでにお昼のパンをかじってコミュニティ・バスを待つ。
コミュニティ・バスは飯田交流センターで乗換え長者原登山口にほぼ定刻で到着。
登山口のトイレ脇のベンチで最終的な準備をして出発する。気温は6~7度ぐらい 風はほとんど無い(12:44)
今日の装備
上:ファイントラックのドライスキン長袖、パタゴニアのキャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック モンベルのバーサライト・ジャケット
下:ミレー ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ パンツ ノース ストライクトレイルパンツ モンベル スパッツ
ORのシアトルソンブレロ BDの防水グローブ
靴:スカルパ カイラッシュ
スマートウール マウンテニング
ザック:グレゴリー トリコニ60
テント:ニモ Tani1PLS シュラフ:モンベル #3 シュラフマット:サーマレスト ネオエアー Xサーモ
テントマット:タイベックス×2
水 ナルゲン 0.6L(麦茶)
使用量 0.2L
雨はより激しく降り出して三俣山もぼんやりと霞んでいた。
登山口周辺の紅葉はほぼ終わり。
こんな雨の日なので山荘まで誰にも会うことは多分無いだろう。
少し残っている紅葉を見ながら雨ヶ池越へ向かう。
こんな日はシアトルソンブレロが便利だ。
雨から眼鏡が濡れるの防いでくれるので視界は普段の山行と変わらない。
土石流注意の表示のある場所からゆっくりと高度を上げながら進みだす。
階段のある場所は雨で滑らない様に注意が必要だ。
雨ヶ池越手前の展望所。
毎回往路ではここから展望があったことが無い。いつも雨だ。
ただこの辺りから雨はどしゃ降りと小康状態を繰り返す状態になった。
テントを張る時は止んでいてくれると良いな~ と考えていた。
木道の所に出て雨ヶ池越に到着(14:09 3484m +468 -159)
目の前の三俣山はガスが晴れていたが直ぐにまた山頂をガスが覆った。
三俣山に沿った樹林帯の手前で前方から男性二人の登山者に会った。
装備から見ると日帰りの様子だった。
濡れた石畳が出てくると坊がつるは直ぐだ。
坊がつるに出て来た。(14:42 1343m +37 -149)
目の前を山荘の軽トラが通過して行く。
樹林帯と違って遮るモノが無いので雨の勢いが増した感じになるが、実際は少し弱くなっているようだ。
今回も登る予定にしている三俣山。去年と同じ様に山頂はガスで覆われていた。
さっさと山荘へ到着して暖かい温泉に入ろう!!
法華院温泉山荘に到着(14:57 1123m +132 -84)
まずは談話室に入りモンベルのタオルでソンブレロなどを拭く。
受付へ行って代金を払い、談話室に置いたグレゴリーのザックからテントを取り出す。
テント場で素早くテントを設営。幸いにも雨は小降りになりほぼ止んだ状態でいてくれた。
濡れたソンブレロやザックカバーを談話室横の乾燥室に吊り下げて談話室を出る。
雨が小降りの内にテントへダッシュ。
テントの中でシュラフなどを広げてテン泊の準備完了。
では温泉へGO!!
誰もいない温泉にゆっくり浸かって温まる。あ~気持ち良い~。
テントに帰ってまずはプシューの時間。
余り疲れていないけどお疲れさま~。
晩御飯は駅のコンビ二で買ったモノとお味噌汁で軽く済ませる。
予想に反して風も無く気温も寒く無い程度だ。
色々と持って来た防寒GOODSがあるのか少し不安になって来た。なんだか荷物を重くしただけかも知れないな~。
雨は就寝する午後8時ごろまで降っていた。
明日は少し天候が回復するハズだ。暖かい気温でぐっすりと寝ることが出来た。
総距離(沿面距離) 5,931m 累積標高差 +637 -391
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