西熊山~三嶺(Day2)

km-surf

2017年07月15日 10:00

7月15日 西熊山~三嶺へ行きました。

7月のテン泊は3年ぶりに三嶺方面へ行きました。

Day2はお亀岩避難小屋から西熊山へ登り三嶺へ縦走して名頃へ下山しました。

三嶺までは笹が夜露に濡れていて、前回の笹ヶ峰からの時と同じくズボンがびしょ濡れ。
インチキ・アウトドアの学習効果の無さを暴露した結果となりましたが、綺麗な縦走路に気分は最高でした。

三嶺からは、3連休初日のせいもあって、多くの登山者に遭遇。やっぱり混雑する日は避ける方が楽しいことを痛感しました。




夜中に鹿君が鳴くのがうるさかった以外は快適だった。

今回のテン泊の装備は
NEMO TANI1PLSにタイベックスのテントマット。
シュラフは無しでイスカのシュラフ・カバーとインナーシーツ
マットはモンベルのコンフォートシステム120

午前4時前に起床。朝の気温はテント内で15度ぐらい。予想通りのテントはびしょ濡れ。
あれだけガスが通過する状態だと当然だろう。

今回は月夜だったので満天の星空とは行かなかった。
朝ごはんの用意をしながらパッキングを開始。




テントを撤収して水場へ今日の水を汲みに行く。余裕こいてゆっくりとコーヒーを飲んだせいでもう5時を過ぎていた。
夜明けの朝日がレーザー光線の様に山の頂を明るくして行く。

そろそろ出発しましょう。(5:21)




お亀岩避難小屋から三嶺への縦走路に出る。日が当たらないので、そこそこ涼しい。
ここでチョイス・ミスをする。
笹が少し濡れていたので、5月の笹ヶ峰の経験からレインパンツを履こうかと思ったのだが、どうせ直ぐに高温で暑くなるから良いだろうと履かなかった。




歩き出して直ぐにミスチョイスだと判明。
こんな感じの笹の縦走路は濡れていて、直ぐにズボンはびしょ濡れ。
あ~あ~やっちまった~ ま~良いか。




緩やかな登りを進んで行くが、既に靴の中までびしょ濡れ状態だ。




後ろを振り返ると昨日はガスで見えなかった天狗峠の方も綺麗に晴れていた。




西熊山に到着(5:48)
昨日ゴリラポッドを壊しているので、恒例のセルフ撮りは無し。
ザックを降ろして水分補給。今更レインパンツを履いても無駄だろう。




まだ朝の早い時間帯なので展望が良い。
地蔵ノ頭の向こうに天狗塚が見えていた。




こっちは綱附森方面。こちらの方にも縦走してみたいな~。




では三嶺へ進みましょう。(5:54)
どこまでも続く笹の縦走路を進みます。




大タオの手前は、北側斜面が笹の綺麗な広い斜面になっていた。
大タオへ向かって進んでいると前方から男性の登山者が来た。三嶺の方から来たようだ。




大タオへ降りて行く。
西熊山を過ぎてからは、前方から太陽の日差しを浴びているので、気持ち良い。
でも靴の中は、びしょ濡れで最低。




大タオを通過して(6:16)三嶺へと登って行く。
昨日も朝の早い時間は、こんな感じで晴れていたんだろうね。




最初の登りから少し進むと笹の中に白骨木が点在する斜面に出た。
良い感じの縦走路だな~。




前方には三嶺からカヤハゲへと続く縦走路のルートが見えていた。
やっぱり夏は朝の早い時間帯に登るに限るな~。




昨日から歩いて来た縦走路の山。こんどはもうちょっと涼しい時期の方が良いかも。




前方に見えている三角が三嶺。
どうも頂上に登山者が一人いるみたいだ。ここから一度下ってコルの地点で高知側からの登山道に合流する。




高知側からのルートが見えて来た。




お亀岩避難小屋から一旦高知側に降りて、こちら側に登ってくるかカヤハゲへ登ると言うのもあるんだな~。
今度は高知側からゆっくりと三嶺を楽しんでみたい気分だった。




三嶺へ登っているとドウダンツツジが咲いていた。
そういえばお亀岩避難小屋のテントの近くにも咲いていたのだが、写真に撮るのを忘れていた。
今年は長く見れたな~と言う感じ。




三嶺に到着(7:07)
頂上には誰もおらず、静かな休日の頂上だった。

想定よりも少し早すぎたので帰りのバスの時間の調整もあり、チーズパンを食べながら少し時間を潰すことにした。




こちらは3年前に剣山から縦走したコース。
今回は人の多そうな剣山は避けた。




更にその先の太郎さんと次郎さん。
今日から凄い人なんだろうな~。
そう言えば昨日バスに乗っていた白人の男性二人も久保から剣山方面のバスに乗り換えるようだった。




ブレイクしていると男性の登山者が一人登って来た。
そろそろ下山しようかな~と動く。(7:29)

まずはヒュッテへ行って見よう。




テクテクと歩いてヒュッテに到着。
ヒュッテの横にも一張ぐらいなら張れそうかな。




前回見逃したチビの写真。お星さまになったのは、この時期だったんだね。




では下山しますか。(7:44)
三嶺の山頂の上には、まだ月が出ていた。




名頃へ向けて降りて行くと、下から続々と登山者が登って来た。
何故か多くの人が、蚊帳の様なのが付いた帽子を被っているが、km-surfはそれほど虫は気にならなかった。
奥津辺りのブヨの方が、凶悪だと思うな~。

時々剣山への縦走路を見ながら降りて行く。




この場所を左へ降りると気持ち良い樹林帯の斜面になる。




ダケモミの丘の手前の良い感じの場所だ。
上からトレランぽい男性が降りて来たので、先に進んでもらった。




ダケモミの丘に到着(8:36)
ここで無意味だったスパッツを外す。まだまだ時間が余り気味だな~。
ナルゲンの水が少なくなって来たので、ザックから補給。
今日は、下山だけなので1Lも消費しない感じだね。




では名頃へ向かおう。(8:45)
綺麗な緑の樹林帯をブラブラと下山するので、気楽なもんだ。
登ってくる登山者は更に増えて、中にはテン拍ポイ人もいたが、夏の低山でそんなに装備要ります?と言うぐらいザックが大きいので驚いた。km-surfのグレゴリーの65Lはスカスカ。とは言えザックの重みもあるので12k程度だ。




夏用に少し軽めのザックがあると良いな~などと都合の良いことを考えながら歩いていたら林道に降りて来た。(9:25)
まだまだ時間を潰さないとダメだな~とここでブレイク。行動食を食べて水分補給をしながら帰りのバスや電車の時間をチェックする。




時間が余っているけどバス停で本でも読んで時間を潰すか~と言う感じで下山再開(9:35)
もうほとんど名頃の集落に近い場所を歩いているので、登って来る登山者の数も多くなる。
この木の辺りでもう樹林帯も終わりだす。




送電線の鉄塔の下を降りると名頃の駐車場が見えてくる。
まだ少しは空きがある様だが、直にうまりそうだ。




名頃の駐車場奥の登山口に到着。
そのままバス停の方へ向かう。




駐車場から橋を渡って国道に出て来た。ここから見ノ越までは10kmあるそうだ。
歩けば2時間程度かな。




バス停へ向かっていると三嶺の山頂が見えた。あそこから降りて来たんだな~。

バス停に到着(10:12)やっぱり時間が早すぎた。
バス停には男女の登山者がいた。どうも見ノ越へ行くバスに乗る様子だった。

バス停の近くのトイレの所で座って待つことにした。まだバスまでは1時間以上ある。

IpodでVSOPクインテットのLive under The Skyを聞きながら椎名誠の本の続きを読んでいた。
Live under The Skyを聞くと夏と言う雰囲気がする。冒頭のHerbie HancockのMCがズッコケ気味なのが笑えるが、その雰囲気のまま1曲目のEye of the Hurricaneも最初がややズッコケ気味な感じがする。確かに前の年も田園コロシアムだけどね 間違えるなよ~。
個人的にはPara Orienteが良いな。

km-surf以外の人は10;33の見ノ越方面のバスに乗って行った。青空を見上げながらJAZZが心地良い。
ウンコ本の内容も、青空を突き抜ける様な馬鹿馬鹿しさにエスカレートして誰も居ないバス停で一人クスクス笑っていた。




見ノ越からのバスは時間通り11:25に到着。久保までは230円だ。
久保に到着すると四国交通のバスが停まっていたが、12:24の少し前になって運転手さんが来てバスに乗り込んだ。

乗客はkm-surfとおじいちゃんに見ノ越からの男女の登山者。途中若い女性が乗って来たが、このまま阿波池田駅まで行くだろうと思っていたら、大間違い。
かずら橋の所から中国人観光客がワ~っと大勢乗り込み、大歩危駅でワ~っと降りて行った。




阿波池田駅に14:14に到着。14時台の南風にも間に合ったが、15:23の南風18号にした。
だってコンビニでプシューを買う時間が必要でしょう。

南風に乗り込みDua Lipa を聞きながらお疲れさまでしたのプシュー。
最近お気に入りのDua Lipa 。Lost In Your Lightの疾走感が汽車が走って行く感じと合っていて、良い感じ。
PVは何これって感じだったけど。

定刻通りに岡山駅に到着。朝起きたの時にはフリースを着ていたのが嘘の様に市内は真夏だった。





総距離(沿面距離) 9,264m +499 -1,234






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