那岐山~滝山

km-surf

2017年03月04日 17:04

3月4日 那岐山~滝山へ行きました。

本当は違う所へ行くハズだったのですが、寝坊をしてしまったので今回はパス。

代わりに那岐から滝山をぶらりとあるくことにしたのですが、何と滝山までツボ足のトレースがあってビックリ。
当然ですが、トレースを避けながら晴天の縦走を楽しみました。



今日の予定の登山口に6時に到着する予定だったが、寝過ごしてしまった。
今からでは到底無理なので今回はパス。

何時も何種類か用意している地図の中から歩きなれた那岐山~滝山をぶらりと歩くことにした。

朝7時前に第一駐車場に到着。駐車場への登り口は雪と木が倒れ掛かっていたが無事通過できた。
駐車場には昨日の雪が残っていて誰も居ない寒々とした感じだった。

準備をして出発する。(6:52)山頂付近は結構雪がある様だ。




誰もいない第三駐車場を通過して登山口へ進む。
登山口からは1~2人分ぐらいのトレースがあった。




林道出会いまでは、積雪はあるが時々途切れる状態だった。
途中のBコースの方にはトレースはなさそうだ。帰りは何時ものA~Bで帰ろう。
林道出会いに到着。林道から先は積雪もあり、そろそろアイゼンを履いた方が良いかも知れない。




正面に山頂が見えて来た。
トレースは一人分程度なので、何時もの溝の様なトレースにはなっていない。
気温も上がった来た。水場あたりで服装調整をしよう。




水場に到着。
ここでソフトシェルを脱いだ。パタゴニアのメリノZIPだけになったが、今日は風も弱そうなので、これで十分だろう。
ついでにここで軽アイゼンを装着。大して急な所も無いので軽アイゼンで十分だ。




トレースは樹林帯の入り口の岩の手前で、夏山道を外れて植林帯の中を進みだした。
多分植林に付けられテープナビを辿ったのだろう。
この辺りから時々トレースを避けて歩き出す。




岩の上を通過して真っ直ぐに夏山道へ向かっていたが、右にそれて夏山道の上の方に向かう。




再びトレースに合流して大神岩へ向かう。
頭上が開けてくると後はこの尾根を登って行けば大神岩に出る。

トレースも同じ様な感じで、直登気味に進みだした。




大神岩に到着。(8:09)
ここまで1時間以上かかってしまった。積雪期なので夏山の様にはいかない。

あられの行動食を食べながら軽アイゼンからスノーシューに替える。
この先もトレースがあるので、軽アイゼンでもOKだろうが、早く重いスノーシューを降ろしたい気分が勝った。

では三角点へ向かおう(8:17)




スノーシューだと楽だ。
もうトレースは辿らず勝手に登って行く。

三角点からの尾根に出た。今日は珍しく風がほとんど無い。




トレースは樹林帯からの登りの岩の所でトレースは直登していた。やっぱりね~と言う感じだった。




樹林帯を出ると青空と白い雪原が広がる。




三角点に到着(8:53)

温かい。風がほんの少しある程度で、ソフトシェルを着る必要も無いだろう。

では滝山へ行こう。那岐はその後で良い。




縦走路を見るとトレースは滝山まで続いている様だ。
少し残念な気分になったが、トレースを避けて進んで行く。




まずは東屋のピークへ進む。
標識はもう雪の下だった。




東屋ピークへの登りをブラブラと歩いて行く。
それほど調子は良くない様子なので、こんな程度にブラブラ歩くで正解だったかも知れない。




東屋ピークに到着。
歩いて来たルートを眺めると、南斜面は雪崩れていた。

では滝山へ向かおう。




雪屁が発達している様だ。注意しながら進んで行く。




段々滝山が近づいてくる。
このコースで一番好きな場所だ。
夏山道は左の稜線を進むが、積雪期は適当に雪原の中を歩いて行く。




北には先週行った奥津、上斎原方面の山々が見えているが、幾分霞んだ感じなので大山は見えなかった。




トレースは雪屁を避けて樹林帯の中を通っているのだが、このコースで嫌な所はこう言う感じで余り快適で無い樹林帯の中を2回程度通らないといけない点だ。
今回は大丈夫そうな雪屁は、そのまま通過した。




滝山を登って行く。青空が綺麗だ。
トレースは本来の登山コースの方に向かっていたが、適当に快適な場所を登って行く。




左の方に滝神社からの登山道との合流点の標識が雪の上に出ていた。




前方に滝山の展望台が見えて来た。
今年は積雪が多いな~。右の雪屁の上に乗り進んで行く。




滝山に到着(10:12)
階段が完全に雪に埋まっているが、穴の様になっているのでハマらない様に注意が必要。




日差しが温かいが念のためにソフトシェルを着ブレイクにする。
温かいスープとオニオン・チーズパン。

こんなにいい天気なのでサングラスが必要だが、家に忘れて来てしまった。
シアトルソンブレロを被っているので、少しはマシだが今日は色んな所でポカをしている。




ブレイクも終わったので那岐へ戻ります。(10:29)
気温が上がって来るので、水分の消費量が上がりそうだ。




なるべく灌木の少ない気持ち良いコースを選んで歩いて行く。
往路の自分のトレースも使いたく無いな~。




雪屁の場所を通っていると下から自衛隊が演習している音が聞こえて来た。
ここで樹林帯の中へ入って行くのだが、あ~面倒だな~。




今日はkm-surf以外にこちらへ縦走する人はいない様だ。
ダラダラと気持ちの良い雪原を歩いて行く。




ここの雪屁の所を通過して少し登ると東屋のピークだ。
灌木を避けるのが面倒だ。




東屋のピークに到着。
ここで少しプチブレイク。どうせこの時間帯なので那岐山の上は結構な人がブレイクしていることが予想される。
人が多いのが苦手なkm-surfは直ぐに通過するつもりだ。




では三角点ピークへ向かって進もう。
こんなにいい天気なので、せめて東屋ピークまで縦走する人がいるか居るかと思ったけど誰もいない様だ。

白い雪原が綺麗だ。こんな景色を楽しまないなんて勿体ない。




では三角点ピークへひと登りしますか~。
スノーシューのリフターを上げて登って行く。




三角点ピークに到着(11:50)
もう数人の登山者が三角点ピークにはいた。
歩いて来た滝山方面を眺める。では山頂へ向かおう。




避難小屋は周りを除雪されて簡単に入れる様だ。
中から人の話し声が聞こえていた。




少し登って那岐山に到着(12:06)
滝山が遠くに見えている。今日は少しお疲れ気味だったので、これで良かったのかも知れない。
最近仕事が毎日遅いので、無意識の内に疲れが溜まっているのかな~。




予想通りに山頂に上では多くの人がブレイクしていたので、水分補給をして下山する(12:06)
残念なことにBコース方面にはトレースがあったが、当然トレースを避けて歩いて行く。




この場所でブレイクでもしようかと思っていたが、もうついでに一気に下山することにした。
日名倉方面も見えてはいるが、幾分霞んでいる。




Bコース分岐へ向かっていると単独の登山者が登って来た。
ジャケットを着ているが暑く無いのだろうか。それともkm-surfが暑がりなだけなのだろうか。

Bコース分岐に到着。標識は雪に埋もれかけていた。
トレースはここから多分Aコース方面へ雪原を横切っていたが、km-surfは律儀に東仙コースとの分岐方面へ進む。




東仙コースとの分岐からAコースの尾根を降りて行く。
気持ちの良いな~。




やがて横の方からさっきのトレースが見えて来た。
トレースは左の尾根の方に進んで行くが、km-surfは雪原の気持ち良さそうな場所を進んで行く。
少し急な場所はスノーシューのテイルを滑らす感じで降りて行くので、気持ち良いし夏山道よりも快適だ。




途中でナルゲンの水を補給してので、幾分遅くなったがあっと言う間に植林帯まで降りて来た感じだった。




Aコースの分岐に到着(12:39)
多分水の補給をしなかったら山頂から30分もかからなかった感じだな。

Aコースへはトレースが残っていた。誰かが歩いたんだね~。まだそんなに古く無いトレースの様だ。
ただBコースへ向かう作業道にはトレースは無かった。




林道からの分岐の標識はまだ雪の上のあった。
ここから植林の中に入って行く。




植林の中を進んでBコースとの分岐に到着。
そのまま植林の中を進むのだが、植林の中はトレースが分かりにくい。
テープナビを確認しながら進んで行くが、中には狭い場所を進む所もあるので余り快適では無い。




岩場の斜面の場所を降りて雪の融けた場所を過ぎると、広いトレースの快適なコースになる。
沢の場所はこんな感じで雪が無いので、そろそろスノーシューを外そうかな~考えながら進んで行く。




橋の横の滝の場所でスノーシューを外す。
適当に外したスノーシューをザックに付けて、橋を渡ろうととすると、こんな感じで雪が残っていた。
微妙に歩きずらい橋を渡り雪が残る登山道を歩いて行く。

前方にヘルメットを被った男性登山者がアイゼンを外していた。
ハーネスもしているので、こんな季節だし沢登りでも無いと思うけど、一体どこを登ったんだろうと思いながら進む。




やがてCコース分岐に出ると登山道の雪は融けていた。
ブラブラと適当に歩いて行く。




第三駐車場には5台程度車が停まっていた。
山頂は、まだ綺麗に晴れていた。

その後第一駐車場に到着。(13:31)
駐車場は、ほぼ満杯状態だった。その後国道で岡山へ帰ったが2号線バイパスを降りる直前で渋滞にハマる。

体調イマイチで冴えない山行だったが、綺麗な縦走路を楽しめて満足だった。
来週は寝坊をせずにゆっくりと山行を楽しみたいと思った。





総距離(沿面距離) 14,218m +1535 -1540






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