岡山を午前6時51分発のみずほ601号で博多に到着。
帰りのチケットを博多駅のみどりの窓口で買って、駅のコンビニでお昼のオニギリなど購入。
駅のすぐ近くの博多バスターミナルに移動して9時26分発の高速バスゆふいん号で九重ICへ向かう。WEB予約していたので、スマフォの乗車券を運転手さんに見せて、テン泊の大型ザックをトランクに入れ予約した座席に座る。
乗客はアジア系の観光客が9割ぐらいで、km-surfの方が韓国に旅行に来た雰囲気だ。
途中天神、空港で更にアジア系の観光客を乗せてやっと高速に乗って走り出した。
”次は九重インター”のアナウンスで、降りますのボタンを押す。当然だがこんな所で降りるのはkm-surfだけ、運転手さんにトランクから大型ザックを出してもらい、バス停で九重町の管理バスを待つ。やや定刻より遅れて到着した。
ここまででややこしかったのが 九重インターは”ここのえ いんたー”で 登る久住山は”くじゅうさん”。
九重インターは”くじゅう いんたー”では無いのだ。う~ん 何かややこしいな~。
バス停にはトイレもあるので、ここでオニギリを食べながら12時10分発の九重町管理バスを待つ。
定刻通りバスが到着。乗客はkm-surfだけだった。
バスは豊後中村駅、大吊橋などに寄って終点の登山口に到着した。600円を払って下車する。
途中の大吊橋で多くのアジア系の観光客が、豊後中村駅方面へのバスに乗ろうとしていた。
荷物が大きいので帰りは一番前の席に乗る方が良さそうだな~。
終点のバス停は2つあり、ドライブインみやまの前と、100mぐらい先の花山酔の前だった。
花山酔の前で降りたので、少し道路を戻ってビジターセンター横のトイレで用を済ませて、準備をする。
風がそこそこあり結構寒い。長者原のライブカメラのデータだとこの日の最高気温は4.8度だったそうだ。
前日雨が降っているのでスパッツを装着。上はパタゴニアのフードZIPにマムートのソフトシェルで丁度いい感じだ。
準備も出来たので出発(13:13)
ビジターセンターの裏手から進んで行くとタデ原の木道に入る。
こんな感じで標識もあるので間違うことは無いが、結構分岐が多いのでそれなりに注意は必要だ。
登山道に入ると最初はこんな感じの整備された道だった。
少し登り始めると直ぐに岩がゴロゴロした登山道に変わった。
地図では雨ヶ池峠へ向けて三俣山の下の沢を詰めて行く感じになる。
途中で水分補給をしていたら、男性の登山者が登って来た。
テン泊の大型ザックで登るのが初めてだと言うことだったが、そのまま登って行かれた。
km-surfは、何時ものノンビリとしたペースで登る。今日は山荘までなので急ぐことは全然無い。
今回は普段にも増して緩~い予定なので、これで良いのだ。
少し登ると大勢の人が何かの訓練を行っている様子だった。皆さん登山する格好で何かされていた。
更に進むと先ほどの登山者の人がザックを降ろして休憩されていた。地図の休憩所の場所だ。
km-surfはそのままノンビリと通過して1度沢を渡る。
ある程度登った所でふたたび沢を渡り高度を上げて行く。
上から見るとこんな感じの沢だが、もう登山道はぬかるんでグチャグチャだ。
登山道の周りに笹が出て段々登りが緩くなって来た。
少し歩くと展望所の様な休憩所があった。ここでザックを降ろして水分補給と行動食を摂った。
出発しようかとしていたら先ほどの登山者の人が登って来た。
少し話していると坊ガツルでテン泊されると言われたので、km-surfは山荘のテント場でテン泊しますと答えた。
どうも山荘のテント場のことをご存じなかった様で、それなら山荘のテント場にしようかな~と言われていた。
挨拶をして先に進む。
雨ヶ池の手前に出て来た。
振り返ると三俣山にはガスがかかっていたが、どうも上の方は霧氷になっている様だ。
さっきの休憩した時にも見えていたが、今日は寒くなる感じだ。
木道に入る手前からは、霧氷で白くなった三俣山が見えていた。
ここからは木道の上をブラブラと歩いて行くだけだ。
少し風があるな~。石鎚に行った時と違うのはノースの長袖ZIPでは無くパタゴニアのフードZIPにしたぐらいだが、これで丁度いい感じだ。
遠くに見える大船山も霧氷で白くなっている。明日の朝は相当寒くなりそうだな~。
木道を歩いていると雨ヶ池まで来た。(14:32)
説明によると雨が沢山降ると池になって、さらに木道まで一部沈むらしい。分かっているなら木道を少し高くすれば良さそうなもんだが。
その後グチャグチャの登山道を歩いて雨ヶ池峠から下りに入る。
蒜山なんかと同じで雨で濡れると滑りやすい様なので慎重に降りて行くが、スパッツは泥だらけになった。
泥だらけの登山道から石畳の道に変わった辺りで坊ガツルが眼下に見えて来た。
やがて砂利の道に変わり、下の方で別の道に合流するのが見えている。
ノンビリと歩いていると何かエンジンの音が聞こえてススキの中を車が走っているのが見えた。
お~ 何だとみていると下で合流する道を車が走っていった。
さっき車が走って行った作業道らしきモノに合流。(15:08)
ここからは山荘までブラブラ歩くだけだ。大船山と平治岳は雲がかかってしまった。
本当に晴れるのかな~などと思いながら歩いていると、幾分晴れ間が出て来た。
左の標識のある方に行けば坊ガツルのテント場だ。
少し進んだこっち側からも行ける様だ。
何か坊ガツルにするか山荘のテント場にするか迷っている様な人がいた。
インチキ・アウトドアのkm-surfは当然山荘。何の迷いも無くビールと温泉を目指して進む。
法華院温泉山荘に到着。(15:22)
受付でテント場の手続きをする。
料金は1回300円。1日300円では無い。km-surfは2泊の予定だったが、これでも300円なのだ。
事前にTELしたらテント場の利用は予約は不要だと言われていたので、この時初めてこの料金体系を聞いた。
何とリーズナブルな~。おまけに水もトイレ(宿泊者用とは別)も使えて言うこと無し。
ただここで衝撃の事実が。食堂での外部者への食事はランチタイムだけと言うことだった。ま~良いか~。
代わりにパンとおつまみを購入した。
温泉にも入るので500円追加で払い(これは1回500円)テント場へ行く。
テントを設営していると、途中で会った男性の登山者も到着した。
テントを張った後は温泉だ~。午後4時ぐらいだからか誰も居なかった。
貸切状態で温泉を楽しんだ後は、コッヘルを持って談話室の建物へ。テント泊の利用者もここを利用して良いのでここで晩御飯にした。
もう日が暮れる時刻だが幾分晴れ間も出て来たので、明日は楽しい山行になりそうだ。
塩パンとフリーズドライのビーフシチューで軽く済ませて、温泉の入り口にある自販機でビールを購入。
本を読みながらおつまみとビールでチビチビやる。
午後8時テントに戻り就寝。もうこの時点でテントはバリバリに凍り、テント内の温度も零度スレスレだった。
総距離(沿面距離) 5,845m +431 -201
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