後山~駒ノ尾

km-surf

2016年05月04日 17:17

5月4日 後山~駒ノ尾へ行きました。

ドウダンツツジは咲いている?? と言う感じで嫁さんと歩いてみました。

早朝は快晴だったのですが、縦走路は冷たい強風が吹き荒れる状態で、ドウダンツツジどころかブナの新緑がやっと始まろうか~と言う感じでした。
後山山頂の写真を撮り忘れてしまうぐらい、予想以上の寒さでした。



午前7時前に兵庫側の駒ノ尾登山口に到着。
千種の辺りでは、日名倉山が綺麗に見えていたのだが、後山への縦走路辺りはガスに覆われて風が強い様子だった。

今日は鍋ヶ谷林道の船木山登山口から登ってみることにした。準備も出来たので出発(7:06)
駐車場から少し県道を戻って鍋ヶ谷林道へ入る。




昨日の雨と強風で、折れた木の枝が林道に散乱していた。
時々こんな谷を通過するので、ブラブラと準備運動代わりに歩くには丁度良い感じだ。




日が当たると温かく気持ち良いが、日陰になると風もあるせいか、そこそこ寒い。
ブラブラと林道を歩いて舟木山登山口に到着した。(8:04)
駐車場からここまでは、大体3km程度で高度を140m程度上げるだけだが、ここから縦走路までは1.4km程度で360m位登る。
水分補給もして、準備は良いですか~。では登りましょう。(8:06)




最初は少し足場の良く無い所を登る感じだが、やがて植林帯の中を通って湿地ぽい谷をテープナビを見ながら進むと植林の尾根に出る。
ここからは植林の中のルートも明確な登山コースとなるが、水分補給をしている時に気がついた。
自分も嫁さんも吐く息が白く見える。これは予想以上に気温が低そうだ。




尾根の北側に水平に回り込み、更に尾根の上に出た辺りでレインジャケットを着ることにした。
ここから先は、もろに風を受ける状態になるので着た方が良い。
レインジャケットを着ながら船木山側の斜面を見ると、下草がほとんど無い植林帯の先が、大きく伐採されているのが見えた。
あれだけ伐採されているなら、作業道で鍋ヶ谷林道と繋がっていると思われる。




植林帯の登りから樹林帯に入って行く。周りにはネマガリ竹が生えているが、何だかマバラな感じだ。
もう縦走路の稜線が見えているのだが、登山道は後山側へ回り込む様に進む。
”イッキに稜線に出た方が早そうなのにね~”と話しながら登る。




前方に見える尾根を曲がって少し進めば縦走路だ。
尾根の上をガスが強風で吹き飛ばされているのが分かる。これは予想以上の風だな~。




縦走路に合流(9:07)
嫁さんが、ペナペナのウインドブレイカーだったので、ゴアでフードもあるレインジャケットに変える様にした。
今日は30度近い真夏日になるとか言っていたけど。山の上はこんな感じ。多分通過した低気圧が凄く発達したのだろう。



では後山へ出発(9:10)
麓は晴れている様子だが、縦走路はこんな感じでガスがかかっては、強風に吹き飛ばされていた。
後山への登りで、後から子供と男性2人の登山者が来たので先に行ってもらった。




後山の山頂が見えて来た。
この風だとブレイクするにも場所を考えた方が良さそうだ。ただ時々日が差す時もある。




後山に到着(9:32)
嫁さんのペースなら、このペースで十分だ。先行した登山者達は、少し休憩をされて駒ノ尾へ向かわれた。
多分岡山側から登られた様子だった。

頂上のお社の少し下辺りで風を避けながら、パンでブレイク。こんなに寒いとは思わなかったので、お湯を入れたサーモスを持って来なかった。

余り長く居ると体が冷えそうなので出発することにした。(9:45)
幾分天候は回復気味で、駒ノ尾も見えて来た。




船木山へ向かって降りて行く。何だか今日もレインジャケットを着たまんまの一日になりそうだ。
先日痛めた背中も、今日位の行程なら全然大丈夫だ。




船木山に到着。昨年来た時は、瀬戸内海まで見えたのに、今日は日名倉辺りまでが限界、那岐ですらボンヤリとしか見えなかった。




駒ノ尾の後に見えるハズの大山も今日は全然見えなかった。




氷ノ山もボンヤリ。
船木山を通過して下降を始めた辺りで、兵庫側の斜面に伐採されている植林帯の上部が見えた。
仮にこの伐採地から登ったとしたら、縦走路までは背の低いマバラなネマガリ竹の所を通る様子で、獣道の様な踏み跡もあった。
今度試して見たいな~。




天候は大分回復して、太陽の下を歩く時間も増えて来た。
ここも兵庫側へヤブ漕いて降りれる鍋ヶ谷山に到着。
この辺りのネマガリ竹は、増加防止運動をするには良い時期だったが、今日も嫁さんが晩御飯はしません宣言をしたので採らなかった。




ブラブラと歩いて駒ノ尾が近づいた。




積雪期には良い感じになるこの場所のブナも、新緑になる手前だった。



駒ノ尾に到着。(11:09)
またまた少し曇って来た。風は相変わらず強く吹いている。
温かい日なら、ここでノンビリとブレイクだが、今日は早々に下山することにした。




晴れて来た縦走路。
もう少し遅い時間に登れば良かったかも知れないね~。




大海里峠へ向けて降りて行く。
もうお昼が近いので、今から登って来る人は、余りいないだろう。結局今日は3組程度の登山者としか会わなかった。
大山、蒜山などのメジャー山域と違って、GWでも静かな山域だ。




大海里峠に到着(11:40)
また風が強く吹き出した。どうも今日は止む様子では無いな~。
水分補給をして、直ぐに下山する。




途中まで降りた所で、向かいに見える作業道に移る。




作業道は、少し荒れているが、急降下で尾根を降りて行く。
途中数箇所で崖崩れになっている場所があるが、通過するには問題無かった。




尾根の先端を回り込み下降した所の交差点の様になっている場所を左に曲がり更に下降して行く。
直ぐに渓流を渡る場所に出る。
前回一人で来た時は、幅は狭く無理なく渡れたが、今回は川幅広がりちょっと嫁さんでは無理ポイので、やや川幅が狭い左斜面に登ることにした。
こちら側にも作業道があり、鍋ヶ谷林道に降りれる。




渡渉して左側斜面を少し登り作業道に出た。
上から見ると渡渉したポイントの少し上流にテープナビがあり、どうもそこから渡渉するのが良いようだった。




作業道を進むと直ぐに目の前の鍋ヶ谷林道に出た。林道を少し進むと県道に合流。




県道を登って行くと、朝とは違って綺麗に晴れた空の下に後山が背後に見えていた。
直ぐに駐車場に到着。(12:39)お疲れさまでした。

その後キャンプ客で賑わっている大茅キャンプ場の前を通って、志戸坂トンネルの所から鳥取道に入り佐用JCTから中国縦貫で美作ICに抜けた。
縦貫の電光表示には、江府~溝口が3km渋滞の表示。やっぱりね~と言う感じだ。
上月SA付近で、パトカーに止められている86を発見。余り調子こいていると、欲しくない切符をもらいそうだった。
国道374号で和気まで帰ったが、周匝付近で事故渋滞のノロノロがあった以外は快適に和気まで戻れた。
和気のスーパーでお買い物して、意外に空いていた2号線バイパスで家に帰った。





総距離(沿面距離) 12,308m +1,074 -1,074





あなたにおススメの記事
関連記事