25日に大山が冠雪してから連日の積雪で、蒜山以北はスタッドレス・タイヤでないと不安な様子だった。
まだ夏タイヤのままなので、安全圏内の那岐山辺りを嫁さんと歩くことにした。
那岐山なので、余り朝早く出なくてもと考え、のんびりと第一駐車場に到着したら、まだ誰も居なかった。
午前7時半ぐらいで気温は2~3度ぐらいだろうか。風が無いのでそれほど寒く無い。
ファイントラックスの長袖アンダーにMAC・PACのインターウールの長袖で出発した。
頂上方面はよく晴れているようだ。
第三駐車場に車が一台だけあった。
案内表示が、新しくなっている。イロイロ新しいコースがある様だ。
今日は那岐山だけなので、のんびりとしたペースで歩く。
作業道との合流点前ぐらいで、麓から8時のサイレンが聞えて来た。
今日は久しぶりにゼログラビティー10GTXを履いている。時々は使わないとダメになりそうなので使ったが、まだまだ大丈夫のようだ。やはりカイラッシュより足首のホールド感がしっかりしている感じだ。
山の学校を通過して登って行くと、登山道脇に雪が見えて来た。
那岐山でも、雪が降ったんだな~。余り期待していなかったので、ちょっと得した感じになった。
水場は。今日も勢い良く水が出ていました。
まだ全然凍っていないので、冷え込みもまだまだと言うところだろう。
快晴の空のしたに頂上方面が見えている。今日は天気で良かった~。
植林帯から樹林帯に入ると、大神岩へのゆるやかな登りになる。
雪がポツポツと残る登山道を登って行く。
大神岩に到着。
すこしここでプチ・ブレイク。麓から自衛隊が演習している感じの音が聞えてくる。
のんびりとブレイクしていると、上から鉄人が降りて来た。
挨拶をして通過していかれた。写真では裸の上半身しか写っていないが、下は短パンの夏仕様だった。
鉄人にとっても今日はさほど寒く無い日なのだろう。
大神岩から少し登り三角点ピークへの尾根に出た。
やはりここからは少し風があるようだ。でもお天気なので日差しを受けると温かい。
なだらかな尾根から、樹林帯の中の登りに入る。
嫁さんにとって、那岐山は余り良い印象が無い。入院前に来た時は途中で気分が悪くなり、登ったけど最低と言う感じだった。
今回は全然快調で、登山ルートを楽しんでいるようだった。
樹林帯を抜けると、風が強くなった。
ただ快晴なので、山頂方面もこんな感じで綺麗に見えている。
三角点ピークに到着。
広戸仙に縦走した時ほどでは無いが、風が強いので休憩舎の陰でマイクロ・リースを着た。
滝山への縦走路は綺麗に見えているが、北西側には低い雲が垂れ込めているので、何時もは見える泉山も全然見えなかった。
更に先の大山・蒜山方面は暗い雲の中で、更に那岐山にも暗い雲が近づいて来た。
まずは避難小屋へ向かう。
頂上稜線には、薄っすらと雪が残っていた。
頂上でブレイクにしようかと考えていたのだが、これでは寒いので避難小屋でブレイクすることにした。
避難小屋に入る前に、後から男性の単独の登山者が近づいていたが、避難小屋には寄らずに通過して行かれた。
避難小屋の中は気温0度。ザックからパンと温かいコーヒ・ラテでブレイクにした。
ブレイクも済んだので、頂上に行こう。
避難小屋から出て山頂に上っていると、入れ違いに6人程度の登山者が避難小屋に入って行った。
那岐山に到着。風がやや強い。
北側の斜面には、雪が残っていて、冬の積雪期が来るぞ~と言う感じになっていた。
ただ、南側からどんどん雲が湧き出てくる感じで、寒気が強い様子だ。
それでは下山しますか。
いつものAコース経由のBコースで下山する。
どうもこのコースは、今日誰も通っていないことに気がついた。
避難小屋を通過された登山者はCコースで帰られた様だ。
振り返ると山頂の上空に、どんどん雲が湧き出ていた。
Bコースとの分岐が見える場所まで来た。
積雪期になると、そのままAコースの方まで横切れる雪原になる。
Bコースとの分岐を通過して、東仙コースとの分岐点を通過して行く。
嫁さんは、頂上からずっと雪の上を歩きながら楽しんでいた。
km-surfも5月の振子沢以来なので半年振りの雪だ。
登山道は、あちこちで補修がされて快適度がアップしていた。
作業道に降りる場所も、こんな立派な階段が出来ていてビックリ。
反対側のAコースへの上り口にも設置されていた。
作業道から植林帯に入りBコースに合流する。
標識も新しく綺麗になっていた。
タイヤを替えたら何処に行こうかと話しながら植林帯を歩いて、橋の所に出る。
手前の滝も、水量が減っていて、広戸仙を往復した時ほどの勢いは無かった。
その後Cコースに合流。後を振り返ると晴天の山頂方面が見えたが、この後急速に雲に覆われて行った。
朝はガラガラだった、第三駐車場も一杯。傍には紅葉が、まだ残っていた。
お昼ごろには到着した第一駐車場も、そこそこ車で埋まっていた。
さてタイヤを替えたら何処に行こうか。
総距離(沿面距離) 8,728m +894 -894
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