瓶ヶ森~西之川

km-surf

2014年10月20日 11:55

10月20日 瓶ヶ森から西之川に行きました。

マイントピア別子から瓶ヶ森に3泊4日のテント泊で縦走しました。

Day4は瓶ヶ森からの下山です。
前日の夜からの強風は、夜が明けだすと再び強まりガスの霧雨でテントの撤収に手間取りました。



今回の縦走は予備日を1日設けていたので、もし天候が良いなら石鎚まで行こうかと考えていた。
ところが最終日は、朝からガス混じりに強風が再び吹き荒れる状態になったで下山することにした。

テントを手早く撤収して防水スタッフバックに押し込める。とりあえずギュウギュウにザックに詰めてバスを待つ間に入れ直すことにする。
当初6時ぐらいには出ようとしたが、余りに視界が悪いので明るくなるのを待って出発した。(6:45)




当初西之川の方から降りるつもりで瓶壷に向かう。白石小屋の第二キャンプ場に入ると風がかなり弱くなった。
こんなことならこちらにテントを張れば良かったと、少こし後悔する。

瓶壷の綺麗な水を一杯頂く。その先の登山道に向かうと”大雨の為一般登山者の通行は禁止”の表示と規制線のテープが張られていた。




禁止とあるコースを行くのは良く無いだろう。しかた無いので東之川ルートで下山することにした。(7:33)
ただこのルートは分岐が結構ある様なので、迷わないか少こし心配だった。




膝ぐらいまでの笹の登山道を降りて行く。
岩場や沢を横切る所が多く、雨で濡れているので、注意が必要だったが、周りの紅葉は美しかった。




進んで行くとこの階段が出た。え~この雨でツルツルの時に~ と言う感じだが、慎重に降りて行く。




頂上稜線から高度を下げると、予想通り風は収まった。
登山道も幾分フラットな感じになって、ゆるやかに下る様になる。




ガスが切れて、紅葉の向こうに山並が見えて来た。
朝一番が、台風の様な強風の中の撤収作業だったので、なんだか少こしホットした気分になった。

ただ足元の登山道は酷く濡れているので、注意して歩く。




台ヶ森へのやや細い尾根を登山道は進みだす。
この辺りは紅葉のピークの様だ。




頂上付近は、まだガスっている様だ。
今日は、こんな感じなんだろう。




台ヶ森の鞍部に来た。
どうも目の前の岩のピークが台ヶ森のピークの様だ。100m程度先と言うことだが、こんな雨の日に岩尾根は無いだろうとスルーした。




ここから北側の斜面をグネグネと下りながら、西方向に進んで行く。




しばし紅葉を眺めながらのんびりと歩く。バスの時間もあるので、道草しながらの時間調整をする。




やがて登山道は植林帯の中に入って行く。どうもここからが長い様だ。




またもや丸太橋登場。おそるおそる注意して渡る。この後もう1回丸太橋が出てくる。
この後新道との分岐点に出るが、どこに新道があるのか分からなかった。ただ標識には、旧道を使う事と、旧道への標識が出ていた。雨も止んで来たので、ここでレインジャケットを脱ぐ。
行動食と水分補給をして再出発。




眼下に見えていた雲海の中に入って行く。多分登山口辺りは、うす曇程度なんだろうと思っていたが、そんな感じの様だった、




天候は、まあまあと言う感じになってきた。ただ山の山頂付近は時々ガスの中に入っているようだった。




更に高度を下げて行くと登山道は、植林帯から雑草の下草が生える中をクネクネと降りて行く様になる。
もうかなり降りて来たな~と言う感じになるが、再び植林帯の中に入り、フラットなコースを歩きだす。




登山道を順調に進んでいると、空沢に突き当たって消えた様になる。ただ余りに綺麗な石組みの沢なので、どうもこれが登山道の様だ。
そのまま進むと、この標識に出た。沢から離れ右に向かって進む。




渓流の傍からこの橋に出た。やっと登山口に出た様だ。




橋の袂には、登山口の標識があった。(10:30)




橋から少こし道を奥に向かうとトイレと駐車場らしき場所があった。
ここでレインジャケットのパンツを脱ぐ。水分補給と行動食でプチブレイク。
登山道の状況が良く無かったとは言え、結構時間がかかったな~。




西ノ川のバス停に向かって林道を進む。
人家が見えるが、余り人が住んでいるとも思えない感じだった。




横の渓流はこんな感じの綺麗な渓流だが、林道はこの直ぐ先で崩れて車の通行は出来ない状態だった。




更に進むと斜面が崩壊している場所に出た。工事中で新しい道路を付けている最中だった。




工事現場を抜けて神社の横の橋を渡る。




少こし道路を行くと西ノ川のバス停に着いた。(11:06)
次の便は12時なので、朝急いで詰め込んだザックの中身を詰め込み直す。
そんな事をしているとバスがやって来た。まだ11時20分ぐらいだが、ここで時間待ちをするのだろう。

詰め直したザックを担いでバスに乗り込む。




バスは予定時間通り出発。乗客はkm-suefだけだった。
相変わらす山頂方面にはガスがかかっていた。




バスが通るのが一杯の細い県道を進んで行く。途中3人の乗客が乗るが、ガラ空きだ。
途中ふれあいの里辺りからは、道路も広くなり快適な状態になっていた。

13時前には伊予西条の駅に到着。窓口で”岡山まで隣が空きの指定席って取れますか?”と聞いたら。
”まだ大丈夫みたいですよ”との返事。
ホームに出て待っていると向かいのホームにアンパンマンの絵の着いた特急が来た。

特急しおかぜに乗って岡山に帰る。
Norah Jones の Feels Like Home を聞きながらウトウト。瀬戸大橋を渡った辺りから雨が降り出した。

初めての長いテント泊縦走だったが、やはり1泊程度の縦走とは色々違いがあった。
近い内にもう一度長めの縦走に行きたいものだ。





総距離(沿面距離) 9,384m +353 -1637





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