白馬山~毛無山

km-surf

2020年02月11日 18:05

2月11日 白馬山~毛無山へ行きました。

毛無山~白馬山の予定でしたが駐車場に着くと先行グループが出発するところで、トレースを見ると毛無山へ向かっていたので、白馬山から登ることにしました。

先週末から一挙に雪が降ったので、積雪量は余り多く無いが雪も締まって無い状態。
気温も出発時はマイナス7度程度でしたが、その後急激に上昇したせいか後半は少し雪が重たい感じでした。

先行グループとは毛無山を下山する時に避難小屋の少し上ぐらいで遭遇したので、縦走路の楽しい部分はノントレースでスノーシュー歩きを楽しめました。




蒜山ICで高速を降りて国道から新庄へ向かう県道に入る。
ベアバレースキー場を過ぎると路面は圧雪状態に変わった。
前を走っていた軽四は何とか野土路トンネルまでたどり着いたが、トンネルの中でUターンして戻って行った。
除雪車がまだ通ってないのだろう。ここからはずっとこんな感じだった。

ここ数年でもっとも雪が少ない今シーズンに、ここ数年でもっと厳冬期らしい雪道を走るとは意外だった。

午前7時過ぎぐらいに登山口の駐車場に到着。
駐車場には先行者のグループの車が1台。既に準備を終えて出発するところだった。

準備をしていると西毛無が赤く染まっているのが見えた。もう少し早く気が付けばよかったな~。




気温はマイナス7度ぐらい。準備完了で出発する。(7:23)

駐車場もこんな状態なので、今日は最初からスノーシューを装着した。

今日の装備
上:ファイントラックのメッシュ・ドライ長袖、スマートウールのメリノ長袖ZIP
  マムートのソフトシェル モンベル フリース・グローブ
下:モンベルメリノタイツEX
  ファイントラックの バリオパンツ

  マムートの夏帽子

靴:スカルパ トリオレプロ
  スマートウール マウンティング
  MSR スノーシュー REVO ASCENT
  エバニュー 6本爪軽アイゼン(利用せず)
  OR クロコダイルゲーター 

ザック:BD SPEED 40

水 ナルゲン 0.6L(麦茶) 0.9L(湯)
  使用量  0.3L     0.5L

やっと冬の標準装備になった感じだ。





先行者グループのトレースを暫く歩く。




白馬山との分岐に来た。
先行者グループは毛無山へ向かっている。
当然ここはノントレースの白馬山だろう と言うことで予定変更の白馬山から毛無山へ回るコースにした。




白馬山へのコースは、週末のトレースの上に雪が降り積もってトレースの跡が分かる程度だった。
植林帯から出ると思った以上の積雪になって来た。




白馬山手前でブナの稜線に出ると風が出て来た。
霧氷が綺麗だ。
でも斜面をよく見るとこの時期の積雪量として、やや少なめかなと言う気がした。




霧氷の向こうには先日行った金ヶ谷山が見えていた。




ブラブラと歩いて白馬山に到着(8:31 2052m +426 -73)
ベンチは雪に埋もれている様だ。




行動食のチョコビを食べながら大山を眺める。
今日は展望が良い様だ。

水分補給をしたら毛無山へ向かおう。(8:34)




縦走路に入ると少しだが風があったのでモンベルのウインドブロック・グローブを追加した。
週明けに降った新雪で、所々にトレースの跡が残っている程度で、霧氷を見ながらスノーシューで歩くのが楽しい縦走路だった。




予想では先行者グループとはこの縦走路で会うだろうと思っていたのだが、誰も縦走路を歩いて来る気配は無い。
そろそろ気温が上がって来たせいか、風に揺られて霧氷がバラバラと落ち始めだした。




カタクリ広場の手前で毛無山の山頂が見て来た。
どうも山頂にはまだ誰もいない様だ。




縦走路の反対側には真っ白の大山がずっと見えていた。




カタクリ広場に到着(9:17 1257m +187 -79)
そのまま毛無山へ向かう。




まるで青空へ向かって歩いて行く様だ。




まだまだ山頂には登山者が見えなかった。
積雪は少し増したが、まだ雪庇が出来始めた感じなので、時々雪庇の下を通ったりする感じだ。




気持ち良かった縦走路歩きもこの辺りまで。
ここから山頂までは積雪で歩く位置が高くなるので、ブナの枝が邪魔になる。




メンドクサイな~と文句を言いながらブナの枝を避けて縦走路を進んで行く。




ブナの樹林帯を抜けて山頂の手前。
少し雪が重たくなり始めた。




毛無山に到着(9:42 648m +88 -39)
やはり誰も居なかった。




今日は大山が青空の下で機嫌良さそうにコッチを見ていた。




その東には蒜山三座も綺麗に見えている。




歩いて来た縦走路。
予想していたよりは良い感じの積雪状態だった。




風が少しあるのでフードを被ってブレイクにします。
暖かいミルクティーとミルクフランスでした。




日差しがあるので暖かそうに見えますが、山頂の気温はマイナス5度でした。
余り長くブレイクしていると寒くなりそうな感じでした。




西毛無へも行けそうな感じですが、先日のFunaちゃんのHPの内容だと新雪が深くて断念したらしい。
それから更に新雪で積雪が増しているので、今日は止めにした。




では下山しょう(9:58)
山頂から田浪の集落へ向けて降りて行く。

避難小屋の少し上で登って来た先行者グループと会った。
挨拶をして通過してからは先行者グループのトレースがあるのだが適当にトレースから外れて降りて行く。




その後2人の男性登山者に会って冬尾根との分岐まで降りて来た。
左が夏山登山道で右が冬の尾根コースだ。
両方とも既にトレースがあったが尾根コースを下山することにした。




尾根コースをブラブラと降りて行く。
右に綺麗な西毛無が見ていると、やはり西毛無へ行った方が良かったかな~と少し思った。




尾根コースを下山していると3組程度の登って来るグループに会った。
トレースがあるので登り易いだろう。




トレースは植林帯に入りお行儀よくセラピーロードの方に出た。
km-surfが良くやる途中の植林帯の斜面から降りて行くなんてコトはしていなかった。




少し歩くと毛無山への登山道に合流。
そのまま登山口へ向かう。




スノーシューを履いたまま駐車場に到着(10:50 2433m +62 -575)

駐車場には車が結構あった。
その後国道で岡山へ帰ったが車は少なかった。
最近車が少ない状態が続いているが、新型肺炎による観光客減少の影響だろうかと思った。

来週は再び気温が上がるがその後再び冬型になるらしい。
もう一度ドサッと降って欲しいものだ。





総距離(沿面距離)6,823m 累積標高差 +788 -790

赤いラインが今回のルートです








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