蒜山ICで高速を降りたが、ICを降りる所でやっと雪が道路脇に見える程度で、国道も県道も路面は凍結しているが、ほぼドライな状態だった。
やっぱり積雪はまだまだの状態だろうな~ などとこの時は呑気な気持ちだった。
四国や九州に行っていたので、蒜山、大山方面は10月の初旬の甲ヶ山以来で、山の状況が全く分かっていない。
午前6時半ぐらいに農業サポートセンターの駐車場に到着。気温はマイナス4度ぐらいだろうか、それほど寒く無く、少し湿度がある感じだ。
今日は上はファイントラックのドライにミレーの長袖ZIPとマムートのソフトシェル
下はモンベルのメリノタイツ(LW)にファイントラックのエバーブレス・バリオパンツ
スカルパのトリオレ・プロとORのクロコダイル・ゲータの冬の標準装備とした
準備も出来たので出発する(6:46)
登山道に入り直ぐに失敗したと気がついた。
予想以上に積雪がある状態なので、山頂近くではかなりの積雪だろう。
ただ林道はツボ足で十分歩ける状態だった。先週までに降った雪が今週の好天で融けている様子だった。
林道には途中まで車の轍と人のトレースが雪に埋まった状態だった。
ここは橋だが、上流部分が土砂に埋まっているので川の水が橋を乗り越えていた。
標識のあるこの場所より先はスノーシューで十分楽しめる積雪状態だった。
今年の1月にもこのコースを歩いたが、その時よりも積雪が多い。
もう日の出の時刻を過ぎているが、太陽は雲に隠れている様子だ。
耳スエ山の方が少し明るい。
登山口手前の水平な登山道歩きの場所に出て来た。
雪が重い。まだ朝の早い時間帯なのにストックのスノーバスケットの雪が湿って重い。
登山口に到着。(7:41)
ここで行動食と水分補給をする。まだツボ足で行けそうだ。
今日は風が弱いと思っていたが、さすが金ヶ谷山だ。上の方はそこそこ風がある様子だ。
では金ヶ谷山へ向けて登りましょう(7:43)
雲から抜け出した太陽の日差しを背中から受けて登って行く。
頂上部が見えて来た。
予想はしていたが今日は樹氷は無い様だ。今週の好天で全部融けて落ちたんだろうね~残念。
植林帯を抜けて樹林帯に入りだすと積雪が増えて進むペースが落ちる。
縦走路との合流点の手前から冷たい風が通り抜けるのでソフトシェルのフードを被る。
毛無山への縦走路の合流点に到着した。(8:17)
冬のこの季節は冷たい風が通り抜ける場所なので、水分補給をして金ヶ谷山へ向かう(8:18)
まだまだツボ足で行けるのでそのまま進む。
樹氷は無いが、青空も時々見えて幾分気持ち良い。
毛無山への縦走路もスノーシューで楽しめる状態だ。今日はそうすれば良かったかも。
頂上手前の階段もすっかり雪の下に埋まっていた。
頂上手前で傾斜が緩くなると積雪がイッキに増して、重い雪でヒザ下は少し疲れたが、動物のトレースがあるので少し助かった。
金ヶ谷山に到着(8:41)
あ~あ~スノーシューを持って来れば良かったな~。
BDのスピード40に念の為に付けていたワカンを装着。ワカンも久しぶりだな~。
お日様も出て気持ち良いのだが、時々冷たい風が通り抜けるのでブレイクするのは止めた。
メリノウールの薄手の手袋をしていたが、風で少し手が寒いのでその上にフリースのグローブをした。
では朝鍋鷲ヶ山へ向かいましょう。
樹氷は無いけど何回来ても気持ちの良い場所だ。
第一毛無山と違って人が少ない。多分今日も誰にも会わないだろう。
少し風があるけど時々青空も出て気持ち良い縦走路歩きだ。
ただまだ笹が見える程度の積雪なので、本格的な積雪期の前の雰囲気。
山頂から続いていた動物のトレースは南側の尾根の方につながっていた。
少し寄り道をして南側の尾根の方へ降りてみる。
動物のトレースは尾根を降りずに直ぐに西側へ降りていた。
戻って縦走路を進む。
こちらにはトレースは全然無い状態で、階段も雪の下に埋まっていた。
久しぶりにワカンを履くとスノーシューとの登りでの違いを実感する。
登りだとスノーシューの方が圧倒的に楽だ。
雪に埋まりかけた動物のトレースが時々現れては消える縦走路を歩いて行く。
遠くに真っ白になった三平山を眺めながらブラブラと降りて行く。
今日はこんな感じでピーカンの晴れでは無く、時折日が差す程度。
三平山より先の蒜山は雲で見えず、大山も下から雲に覆われているようで南壁は全然見えなかった。
朝鍋へ登っていた時に気がついたのだが、これは良いのだろうか?
許可期限を過ぎた内容の許可証なので良いと言えば良いのかも知れないが。
朝鍋鷲ヶ山に到着(9:44)
まだ感動の碑は埋もれていないが、そこそこの積雪でした。
感動の碑は雪でてんこ盛りの状態なので展望台の下の階段に腰掛けてブレイク。
温かいカフェラテと明太子フランスです。
今日は展望がイマイチで大山も蒜山も見えないので展望台には登らない。
ブレイクも済んだので下山します。(9:55)
旧県道へ向けて降りて行く。
少し晴れた金ヶ谷山。
すっかり冬の景色だ。
その後ろには毛無山への縦走路が見えていたが、少し視界が良くない。
作業道をブラブラと降りて行く。
風も少し弱くなり土曜の朝の気持ち良いお散歩だ。
金ヶ谷山の見える向きが段々と変わって行く。
今度来るときはスノーシューを持って来よう~。
ブラブラと歩いて旧県道に到着(10:35)
旧県道にもまだ雪がある状態なのでワカンを付けてまま降りて行く。
結局県道に出るまで雪があったので県道のトンネル脇でワカンを外した。
ワカンをBDのスピード40に付けてブラブラと雪の無い県道を降りて行く。
すっかり温かくなった農業サポートセンタに到着。(11:18)
国道で岡山に帰ったが、家に着くとタイヤだけが融雪剤で真っ白くなっていた。ま~日曜が雨だから良いか~。
総距離(沿面距離) 11,561m +1046 -1045
赤いラインが今回のルートです
あなたにおススメの記事