穴ヶ乢~笠杖山(Day1)

km-surf

2017年04月22日 14:00

4月22日 穴ヶ乢~笠杖山へ行きました。

何時もは晩秋に行っている新庄のテン泊縦走ですが、今年は春にしてみました。Day1は穴ヶ乢~笠杖山です。

今年はGWは休み無だ~と言う感じだったので、GW直前の土日なら空いているだろうとの予想でテン泊を予定したのですが、何と週末になって、やっぱGWも休み~と言うことになってしまい、何なんだ~って感じです。

当初の予定では毛無山へ行く予定でしたが、何時も同じはつまらないと言うことで、笠杖山へ変更。
それほど良い天気でも無く午前中は冷たい風が吹きソフトシェルを着たまんまでした。
笠杖山からの車道歩きには、くたびれてしまいました。




午前6時過ぎに蒜山ICを降りて三平山登山口に到着。
気温は3度ぐらい 準備をして出発。(6:37)

今回は三平山に登るつもりは無い。
穴ヶ乢への下りは普段でも滑り易い場所だが、雪解けのこの時期は行く気もしません と言うことで穴ヶ乢の登山口へ向かう。

前方には朝鍋鷲ヶ山がまだ雪の残した姿で見えていた。




舗装された林道をテクテクと歩いて穴ヶ乢の登山口に到着(7:00)

ここから登山道が始まる。まずは斜面に沿って歩いて穴ヶ乢に出た。




ここからは植林帯の登りになるのでソフトシェルを脱ごうかと思ったが意外に寒いのでそのままにした。




植林帯の登りが終わると樹林帯の細い尾根を歩いて朝鍋鷲ヶ山へ向かう。
気温の割に風が冷たい。




朝鍋鷲ヶ山の東側斜面には、まだ結構雪が残っていた。




山頂が近くなると登山道にも雪が出て来たが、全然大したことは無かった。




朝鍋鷲ヶ山に到着(8:05)
ここでちょっとプチブレイク。天気は良いので、ザックを降ろして展望台に上った。




大山も良く見えているが少し邪魔な雲があった。




こっちは蒜山方面。高速から見た時と同じでガスっていた。
それにしても風が冷たい。




西には、これから進む金ヶ谷山から毛無山方面。

行動食と水分補給をして金ヶ谷山へ進む(8:16)




金ヶ谷山へ進んで行くと、朝鍋と同様に斜面には結構雪が残っているようだった。




ただこの階段と同じで、登山道にはほとんど雪は無かった。

新緑も良いけど、森が明るいこの時期のブナの森も良い。
そんなことを考えながら歩いていると登山道に2匹の動物が居るのが見えた。
急いで逃げて行く姿から最初はタヌキと思ったが、どうもアナグマのようだった。




金ヶ谷山に到着(8:57)
ザックを降ろして水分補給。まだまだ風が冷たいのでソフトシェルを脱がないで良いようだ。




こちらは笠杖山へ続く尾根。
所々雪も残っていて良さそうだな~と眺めていた。

予定ではこのまま毛無山へ向かう予定だが、毎回同じでは面白く無いので笠杖山へ歩いて見ることにした。




では笠杖山へ進もう(9:06)
金ヶ谷山から下りて行く。毛無山からの縦走路と合流して毛無山方面へ向かう。




程なく笠杖山へ向かう尾根のスタート点まで来た。
ここから笠杖山へ向かう約3k程度の尾根歩きになる。




昨年のトレラン大会後にこのコースを歩いていなかったが、かなり綺麗に整備されていた。




932ピークへの登りの鞍部を歩いていたら金ヶ谷側へ向けて青いテープナビが続いていた。
どうも林業の人たちが使っている様だ。




余りアップダウンは無いコースだが、笠杖山はまだまだ遥か先だ。




斜面には雪が残っていたが、登山道には雪は無かった。




1003ピークを過ぎると、気分的に笠杖山の偽ピークを何個も超えて歩いている感じになる。
ただ笠杖山が近づいてくると大きなブナの木が目立ってくる。




そんなことを考えて歩いていたら笠杖山への最後の登りになった。




登ると直ぐ横に反射板が見えてくる。
登山道から外れて寄ってみると毛無山へ続く縦走路が綺麗に見えていた。




再び縦走路に戻ると直ぐに三角点の場所に出る。
小さな標識が付いている。




ここからは頂上部のフラットな部分を少し進むと笠杖山の標識の付いた木の場所に出た。
笠杖山に到着(10:54)

先の方にはカップルの登山者が石の標識の所にいる様だった。この日に会った登山者は、この人たちだけだった。

ここで木に座ってブレイク。塩パンと水分補給でノンビリする。

ここからキャンプ場まで、どれくらいかかるのかな~ 
では下山しよう(11:04)




直ぐに真新しい石の標識の所を通過。三角点では無いみたいだ。




笠杖山を南へ降りるルートを歩くのは初めてだったがよく整備されていた。




途中には大きなブナが点在する登山道だった。




右の方から植林帯が近づいて来ると尾根は段々と細くなって来る。




やがて尾根の右側へ降りて行くと下の方に作業道が見えて来た。




作業道に降りると登り口には、笠杖山の標識があった。(11:38)
ここでソフトシェルを脱いでザックに仕舞い降りた作業道を左へと進む。




ダラダラと歩いて行くと分岐に出た。地図を見るとここは右へ降りて行く様だ。

そのまま作業道を降りて行くと、再びアナグマ君登場。急いで茂みに逃げて行った。




その後も分岐が出るが地図で確認しながら進めばOKだった。
楽勝~って感じで降りていると倒木が道に倒れていた。

幸い路側帯が広いので、人も車も全然困らないと言う状態だった。




作業道が舗装された道路と合流する直前に頂上で会った年配のカップルの登山者の車があった。
もう帰宅される様子で、挨拶をして通過した。




そこから少し歩くと川の向こうに田波へ続く県道が見えて来た。(12:19)

ここからの車道歩きを甘く見ていた。後でGPSのデータを見るとキャンプ場までは7k弱もあるのだ。




そんなことも考えず車道をダラダラと歩いて行く。
女滝の反対側の斜面の奥には小さな滝があった。何時も車で通過するので全然気がつかなかった。




道の反対側の女滝も眺めて通過。




女滝の少し先には、全面通行止めの標識。まだ工事してるんだね~。




こんな渓流を眺めながら、そのまま真っ直ぐに土用ダムへ向かって歩いて行く。




結構歩いたな~と思った頃にやっと田波への分岐まで来た。
ここから少し登りになる。




登りきって後ろを見ると降りて来た笠杖山が見えていた。




も~登るのは十分ですよ~と言う気分になって来た所で毛無山が見えて下りになった。
あ~もう少しでキャンプ場だ~。




車道をそのまま歩いて毛無山登山口の駐車場に到着。
自販機でジュースを買ってキャンプ場へ向かう。

キャンプ場にやっと到着(13:54)
あ~疲れた。キャンプ場はおじさん達がGWに向けて色々準備をしていた。

まずはテントを設営。
今回もNimoのTani1PLSだが、風が強かったので張り綱のテンションをかけ過ぎだ。
後で調整しておいた。




管理人さんが夕方に料金を取りに来るので、それまで炊事棟でコーヒでも飲みながら本でも読んで待つことにした。

風が強いのでソフトシェルを着るが、日差しが当たるの結構温かい。
IpodからはJames TaylorのJ.Tが流れて、優しい土曜の優しい午後って感じだ。




何時もなら午後4時ぐらいには管理人さんが来るのだが、この日はなかなか現れ無いのでプシューの時間に突入。
今日の車道歩きは疲れたな~ ポテチを食べながらダラダラとした時間が過ぎて行く。

寒くなって来るのでインナーダウンを着こんでグビグビしていると管理人さん登場。

今年は雪が凄くて、その影響で山の家が現在使えない状態だとか。親切に炊事棟の電源の設定をして行ってくれた。
やっぱり予想通り、この日の宿泊はkm-surfだけだった。




料金も払ったし午後5時もとっくに過ぎているので、夕飯の準備に入る。
今回も野菜のスジ肉の鍋です。だだし今回は豚汁風の味噌味で、なかなかでした。




やがて日没の時間には、笠杖山に西毛無山方面の影が映った夕陽が当たっていた。

今日はこれでお仕舞。テントに入って少し本を読んでいたが、直ぐにウトウトとして午後8時前には就寝した。
今回は#3のシュラフだが、マットが前回と同じネオエアー Xサーモなので、下からの冷気は完全シャットアウトで爆睡となった。





総距離(沿面距離) 20,239m +1441 -1448






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