三平山~毛無山

km-surf

2015年11月21日 14:30

11月21日 三平山~毛無山へ行きました。

大山周辺の別のコースを考えていたのですが、天気予報の晴れ予報は、間違いだろうと言う予想で、昨年と同じ三平山~毛無山のテン泊縦走にしました。

Day1は三平山~毛無山ですが、予想通り金ヶ谷山まではガスで真っ白で白馬山から大山が雲に浮かんだ感じで見えていました。



午前7時前に三平山登山口の駐車場に到着。

天気予報では晴れとなっていたが、高気圧の張り出しがイマイチなので10時ぐらいまでは、晴れないだろうと予測していた。
予想通りにガスで真っ白。風も強そうなのでレインジャケットを着る。
グレゴリーのザックを車から出して準備をする。当然だが駐車場には、誰も居なかった。

では毛無山へ出発(6:49)




少し濡れている登山道を登って行く。ジグザクに緩く登り登山道が北の尾根に移動して行くと蒜山の景色が眼下に見えてくるのだが、今日は真っ白。
土塁の標識からは、晴れていると頂上方面が見えるのだが、今日はこんな感じで何も見えない。




真っ白な中を風に吹かれて登り三平山に到着(7:33)
予定では少しブレイクするハズだったが、風が強いのでそんな感じでは無い。
さっさと穴ヶ乢へ移動する。




山頂から降りはじめると更に風が強くなって来たので、レインジャケットのフードを被る。
気温は6度程度なので、それほど寒くは無い気温だが、風が強い。




山頂からのなだらかな稜線を降りて、穴ヶ乢へ急降下して行く。
本来なら正面に朝鍋鷲ヶ山が見えているのだが、真っ白で何も見えない。
笹の所は、登山道にステップがあるので良いが、その下の樹林帯の入り口は露で濡れた登山道がズルズルになっていて、どうやっても滑らざる得ない感じだった。案の定2回ほどズル~となって滑りそうになった。




傾斜も緩くなって、ガスで暗~い感じの穴ヶ乢まで降りて来た。
去年は、ここまで酷く無かったが、今年は最低だな~と思いながら水分補給と行動食を摂る。
では朝鍋鷲ヶ山へ向かう。




植林帯の急な斜面を登って行くと山頂への少し狭い尾根に乗る。
尾根は段々広くなり、やがて笹の中のブナやコナラの樹林帯に入って行く。




笹の中のズルズルとぬかるんだ斜面を登り、なだらかな樹林帯の中を進んでいると突然目の前に展望台が見えて来た。
朝鍋鷲ヶ山に到着(9:05)
日差しが無いので少し肌寒い。こんな日なので展望台に上る理由なんて何にも無い。




感動の碑に腰掛けてカレーパンでブレイク。

毛無山には、お昼ごろ着くはずなので、急ぐ必要は全然無い。
ノンビリとブレイクをしながらゆっくり進む予定だ。




それでは金ヶ谷山へ向けて進もう。(9:17)
相変わらずガスで真っ白だ。




整備された登山道を歩いていると、ガスの中に巨大な怪獣のような送電線の鉄塔が現れた。




まだまだ展望は無いが、なんだか少し風も止んで来た感じだ。




長い階段が登って行くと、そろそろ頂上も近い。




積雪期に迷いそうになる南向きの尾根との合流点を過ぎると、笹の中の快適な登山道となる。
ただ夏季は、マム君のパラダイスなので、余り来る気がしない。




金ヶ谷山に到着(9:57)

白馬山までは、3.7k程度あるので、ここでブレイク。
水分補給していると、時々薄日が差して来た。やはり10時頃になると幾分マシになるようだ。

では白馬山へ向かおう。(10:05)




金ヶ谷山から降りて毛無山への縦走路との分岐まで来た。
ここまで他の登山者には誰にも会っていないが、多分白馬山までも誰にも会わないだろう。




毛無山への縦走路に入るとガスは晴れて来て、幾分周りの山々の様子が見れる程度になった。
ただ天候は曇ったままだ。多分今日は一日こんな感じなんだろう。




ダム湖が見えて来ると縦走路の長い下りも終わり958ピークへの登りに入る。




紅葉はすっかり終わり冬枯れの縦走路。
来週の後半ぐらいには雪が降りそうな予報らしい。




958ピークから俣野越手前のピークの連なりに登り再び俣野越に降りると、白馬山へ続く尾根の登りになる。

北側の雲の上に、黒い山が見えている。もしかして大山??
時々雲が切れて頂上部だけが見えているのかも知れない。
風も止んで来たので、レインジャケットを脱いで行動食でプチブレイクにした。




ここを登ると後は、小さなアップダウンがある程度の快適な尾根歩きになる。
南から延びる尾根の合流点が白馬山だ。もう目の前に見えて来た。




白馬山に到着(11:46)
遠くで人の声がすけど誰も居なかった。

ここでブレイク。塩パンを半分かじった。




やはり大山が時々見えていたんだ。
雲の切れ間から時々大山の頂上部が見えた。



では毛無山へ向かおう。(11:58)
歩き出すと直ぐに麓から正午を知らす有線放送が聞えて来た。




天気が良くなくても人気の山域なので、数組の登山者と会った。
月初に嫁さんと楽しんだ紅葉もすっかり終わって冬枯れの景色となっていた。




カタクリ広場に到着。
何だかまたまたガスが出て来た??




毛無山山頂は、ガスの覆われていた。
何だか風があって寒そう??




などと心配していたら、ガスは晴れて来た。
北から東方面の展望が良く無いようで、南から西方面は、それほど悪く無い様子だ。




毛無山に到着(12:46)
気温は7度ぐらいで、余り風は無かったのでレインジャケット無しでOKだった。

山頂には3人の男性登山者が居た。塩パンの残りを食べ終わったら団体の登山者が登って来たので、下山することにした。(12:58)




どんよりとした雲の下に田浪の集落が見えている。
さて今日のネグラに降りて行くか~。




紅葉の時期だったせいか登山道が、凄く綺麗に整備されている。
何の心配も無い快適な登山道を降りて行く。

去年はゼログラビティ10GTXだったが、今年はカイラッシュで来た。
やはりコレぐらいの距離を歩くと、あ~少し柔らかいな~もう少し硬さがあっても良いかな~と言う感じだったが、使えないことでは無い。




紅葉も少し残っていた。イタヤカエデかな??




渓流の横に出て来ると登山道も終わりが近い。
作業道に出て登山口に向かう。




紅葉は終わったけど駐車場は、結構車で埋まっていた。
手前の山の家で、紅茶とケーキのがお安い値段で頂ける様だった。

今度嫁さんと来た時に利用して見ようかな~。




キャンプ場に向かう。
キャンプ場に到着(14:12)幾分天候も怪しいので、早くテントを張ろう。




TELした時に、今日はkm-surfだけとのことだったので、適当に場所を選んでテントを張る。




役場の人がキャンプ場の料金を取りに来るので、炊事棟でコーヒを飲みながらノンビリと待つ。

先日BSで見たKnight and Dayの中でキャメロン・ディアスがChristopher Cross の "Ride Like The Wind"を口ずさんでいた。
なんだか急にChristopher Crossが聞きたくなったのでIpodにCafe Carlyle Sessionsを入れて来た。
Never Be the Sameを聞きながらコーヒを飲みボンヤリと待っていた。




キャンプ場の料金を払って、少しシュラフの中でウトウト。
18時ぐらいに、ミートボール+ニンニクの芽+シソご飯の晩御飯にした。
スタミナは合格だが、味はイマイチ。かなり改良の余地ありだ。

小さいナルゲンに入れて来たサントリーの知多をお湯割りにしてチビチビやりながら、椎名誠の岳物語を読んだ。
緩く自由な雰囲気が味わえて良い本だが、この時代よりもっと自由になっているハズの、今日の子育てや親子関係からは、こんな大らかさを感じれないのは何故だろうと考えてしまった。僕達は進歩しているのかな~。

ニンニクの芽と若々しい美味しさの知多のお湯割りで暖まったせいか、午後8時には就寝。
快適な眠りについた。





総距離(沿面距離) 15,777m +1454 -1463





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