6月21日 GPSの日本語メニューの調整をしました。
今週は家事で土日と山行は出来ないので、美山公園をお散歩してeTrex20の日本語メニューの調整をしました。
eTrex20のファームウエアのバージョンを順次上げて行っていたら、今まで無い機能が追加されているようで、その部分が英語表示のままでした。
Japanese.gttを調整して通常使うところのメニューだけを日本語化。正常に稼動しています。
今週は家事の都合で土曜は倉敷と福山に、日曜は市内で用事があったので山行は中止となった。
それなら前から気になっていたeTrex20の日本語表示を調整することにした。
eTrex20のファームウエアは時々BaseCampでアップデートしているのだが、最近の4.2になって少し機能が追加されたようだ。
見た目には、電源を切る時にこんなマークが表示されて少し待つと電源が消えて行く様になったこと。
それとトリップコンピュータのリセットでトラックとトリップデータの両方をリセットする機能のようだ。
その他にもあるのだろうが、km-surfの使用範囲では、これぐらいだ。
意味は分かるので気にしなければ済むことだが、一部英語だと画面表示が美しくないので調整しよう。
日本語正規版の会社のファームウエアのページを見るとソフトウェアバージョン 2.50で英語版の4.1に該当するらしい。
どうせ表示はJapanese.gttと言うxmlファイルでやっているので修正は簡単に出来る。
それなら自力で表示調整をしてみるかと言うことになった。
まずは念の為にバックアップを取って保存しておく。
カシミールにトラックデータをダウンする時と同じ様に電源を入れずにUSBケーブルでPCに接続する。
しばらくするとUSBで電源供給されストレージモードでeTrex20が起動する。
PCはUSBディバイスとしてeTrex20を認識。
PCに適当なフォルダーを作成しバックアップする。
英語で表示されるメッセージを日本語表示する為の情報を持っているのはJapanese.gttだ。
eTrex20のGarminフォルダー内にあるTextフォルダーにある。
このファイルはxml形式で記述されているので、英語メッセージがどの日本語メッセージに該当すると言う情報を定義していると容易に推測できる。
最初は、英語メッセージを適当に日本語に変換するタグを追加してeTrex20に入れてみたが上手く行かなかった。
このxmlのフォーマットのことが分からないかとネットで検索していたらperlで変換するtoolを書いたHPがあった。
あ~perlか~linuxのノートがあるので、それに持って行けば良いけど 何かめんどくさい~と言う感じで、何となく読んでいたら変換後のファイルについての感想の中にタグの順番も重要と言う意味の記述があった。
それなら他の言語のgttファイルを参考にすれば出来るんじゃない~?? と言う感じでBaseCampでスペイン語用のgttファイルをダウンしてeTrex20に入れた。eTrex20からそのファイルを抜き出して、英語メッセージで検索してみる。
該当の箇所はファイルの最後に記述されていた。早速該当箇所を取り出してJapanese.gttファイルの最後に追加、日本語メッセージを入力する。追加部分はこんな内容だ。
TXT_Clear_Track_And_Trip_STR_MのところからTXT_Clear_Current_Track_And_Trip_Dataまで
変更したJapanese.gttをeTrex20に入れて起動してみる。
トリップコンピュータのリセットの画面に移動すると、メッセージがちゃんと日本語表示されていた。
リセットに進むと前は英語メッセージでリセットしたいのかと言う感じの内容が出ていたが、これも日本語表示に変更されていた。
日本語版の公式サイトのJapanese.gttファイルにはこのメッセージに該当する部分が無かったので、4.2バージョンからの機能なのだろう。
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