雨乞山

km-surf

2013年10月19日 13:00

テント泊のDay2は、天候が余り良くないと思い、当初は登ることの無い仏ヶ山でも登って帰るつもりでしたが、それではつまらないので、急遽雨乞山に行くことにしました。
無謀にも地図なしのGPS頼りで、行きましたが、そこそこ楽しめました。



どうせ天候が良くないと思って、いつもより遅く午前6時前に起きた。仏ヶ山でも登って帰るつもりでいたが、目の前の烏ヶ山は晴れている。トイレに行ったりしていると、男性のテント泊の登山者から、カップ麺の自販機は無いかと尋ねられた。
鏡ヶ成には無いようだと答えたが、なんでも山頂で、食べようと考えたらしい。今日は、天気は大丈夫だと、確信した様に話していた。km-surfは、いくら良くても昼前には、昨日の様に、山頂あたりは、ガスるだろうと考えていた。

朝食は、タコ竹輪の味噌汁ご飯とコーヒだ。
朝食を食べながら、今日はどうしようかと考える。意外に晴れているけど、烏ヶ山は先月登ったばかりだし、仏ヶ山では、もの足りない。大山方面に行くにしても、昼からの天候悪化を考えると、既に時刻が遅い。

今から湯原あたりまで移動すれば、雨乞山を登る良い時間になりそうなので、雨乞山を登ることにした。




そんないい加減な計画で、下湯原温泉の駐車場に到着。だいたい今日は、雨乞山の地図を持っていない。
昨年計画した時の記憶と、GPSのフリーウエアの地図が頼りと言う、ま~呆れた状態だ。

どうも昨晩は、蒜山あたりも雨が降ったようだ。鏡ヶ成は全然降らなかった。まずは準備して出発する。(8:41)




直ぐ近くの林道に入って行く。舗装された林道を当分歩いて行くハズだ。




こんな感じの林道を進む。昨日の大山と違って、やや蒸し暑い。




こんな看板の登山口に到着。(9:03)
登山道に入って行く。




登山道は明瞭だが、所々ススキに覆われている部分もあり、やや荒れ気味。




少し登ると、展望もあるが、何か裏山を登っている雰囲気になるのは、湯原の市街地が近いからだろうか。
登山道も明瞭で、随所に、表示もあり、まず間違うことは無さそうだ。




手前のピークの後ろに見えるのが、目指す目的地の様だ。




手前のピークの直前ぐらいから、登山道はピークを迂回する様に、植林の中を進み出す。やがてピークから少し降り出す手前で、ピークに反射板があるのが見えた。

少し戻って反射板の下に出る。(9:38)展望が開けた。湯原の街が良く見える。




これが高速から何時も見えてる反射板だな。でも周りはススキだらけだ。




いったん植林の中の鞍部に降りて行く。




鞍部から登り返すと、雨乞山の稜線に出た。
大山は、まだ綺麗に晴れているようだ。昨日と今日の計画を逆さにした方が良かったかな。ちょっとだけ残念な気分になる。




奥のトンガリは、霰ヶ山だろう。富方面も綺麗に晴れている。




こちらは、櫃ヶ山から星山への縦走路だ。




ふたたび一旦下って、また登り返す。




登っている途中で、このテープナビを発見。多分、ここが古屋不動滝への分岐なんだろう。
こちらのコースは、自転車が必要だな。




さらに少し登って雨乞山に到着(10:11)




ヤマラッキョウだろう、リンドウの横に咲いていた。三瓶山にも頂上付近に沢山咲いていたのが、思い出される。




古屋不動滝へは、向かいの山の稜線の下あたりに向かう感じなんだろう。




ここでGPSを見ると、雨乞山の名前は無いが、ちゃんとピークにいる。
ここで気になることが、このフリーのマップには、湯本神社からのコースらしきものが表示されている。




その方向を覗き込むkm-surf.確かにルートらしきものが見えている。面白そうだ、帰りはこちらから降りてみよう。




時間があるので、ここでブレイク。朝入れたコーヒと、昨晩のおつまみの残りのサラミで一休み。




ブレイクも済んだので、そろそろ下山しよう。北東方面に見えるこの山は、入道山のようだ。
今年の雪深かった山行が、思い出される。




登山道は、薄い踏み後で、所々にテープナビがあった。




最初は順調に降りていたのだが、このヤブとなった所で、登山道は不明瞭になる。
ヤブを避けようと、横に動いたりしたが、無駄なので、尾根を外さない様に、ヤブを突破。




その後、所々倒木はあるが、明瞭な登山道に沿って降りて行く。




安心したのも束の間、この下辺りで、またまた登山道喪失。尾根に沿って登山道が、あるハズなのだが、植林が、根こそぎ大きく倒れていて、全く分からないし、しかも通れない。

しかた無いので、一旦谷に迂回して、再び尾根に戻ることにした。




尾根に這い上がると、登山道に合流。あ~くだびれた。




だんだん沢の音がしてきて、登山道も綺麗になってきた。




大きな岩があったが、先週の琴引山とは、すこし趣が違います。




中電の送電線の鉄塔に出てきた。ここまで来れば、もう降りたもんだと思っていたのだが。




中電の送電線の巡視路に沿って歩くが、一向に下に降りる気配が無い。GPSを見ると湯本神社から、離れて行っているので、引き返す。

どうもこの赤テープのところから降りて行く様子だ。ただ、既に道路脇に建物が見えているので、もうヤブの薄そうな所を、登山道に関係なく神社目指して歩いて行く。




湯本神社に出てきた。(12:01)
やっぱ時間がかかったけど、結構遊べた。でも本当の登山道は、どうなっているんだろう。




その後GPSを持って車道をテクテク歩いて、駐車場に到着。山と同じく街中を歩く時も威力あるかも。

あまり良い山行とは、言えないが、GPSに慣れるには、良い山行だった。






総距離(沿面距離) 7426m 累積標高 +789 -788 






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