午前7時過ぎに上齋原振興センター駐車場に到着
昨晩の雨で道路は岡山市内から凍結状態。奥津の道の駅前のカーブでESP作動のランプが点滅し始めた。
駐車場には既に車が2台停まっていて準備をしていたら男性から”どこに登られますか?”と尋ねられた。
"三ヶ上です"と何時もの愛想のない返事に”同じですね”と答えて頂いた。
準備が出来たので出発する。(7:25)
今日の装備
上:ファイントラック ドライメッシュ長袖
ミレー ポーラテック長袖ZIP
マムート アルティメット・フーデッドジャケットAF
下:モンベル メリノタイツ EX
ファイントラック バリオパンツ
グローブ:モンベル ウインドブロック・グローブ
帽子:OR シアトルソンブレロ
靴:スカルパ トリオレプロ
ソックス:スマートウール マウンテニアリング ヘビー
スパッツ:OR クロコダイルゲータ
スノーシュー: MSR EVO アッセント エクステンション
トレッキングポールBD トレイル
ザック:BD スピード40
水
持参量ナルゲン0.8L(麦茶)サーモス0.6L(お湯)
使用量0.6L0.4L
林道を登山口へ向かって歩いて行く。
何時もの除雪最終地点に到着。
この程度ならまだツボ足で行けるな~と言う感じで一旦はそのまま進んだのだが、ある程度の積雪になった所でスノーシュー装着。
スノーシューでブラブラと歩いて三ヶ上登山口に到着(8:05 1989m +235 -100)
水分補給と行動食を摂って山頂へ向かう。(8:07)
少し前のトレース跡が昨日の雪の下に見えていた。
水場を過ぎて高度を上げて行く。
天候は良さそうだ。それに風も弱い。
雪原の中を登って行く。
少し雪が重いな~。
ゲートの場所を通過して冬尾根へ向かって登る。
水分補給をしてスノーシューのリフターを上げて出発。
坂を登って夏山コースから冬尾根へ適当に登った。
少し登ると花知方面が見えてきた。
冬尾根にも古いトレースの跡があった。
大杉を過ぎると山頂が見えて来た。
硬く凍った斜面を登って三ヶ上に到着(9:19 2162m +490 -49)
花知方面へのルートの積雪も良い感じだが、今日は少し雪が重たいのでこっちのコースはパスだな。
大山方面には雲があって大山は見えなかった。
水分補給をして三角点ピークを向かう。(9:22)
予想はしていたが斜面は硬く凍っていてスノーシューで降りる感じではない。
何回かスノーシューで斜面を蹴ったが、その程度ではちゃんとしたステップは無理なようだ。
仕方ないのでバックステップの態勢でスノーシューの爪で斜面を蹴り込みステップを作り、手の方はストックの末端を斜面に叩き付けながら場所を確保して降下して行く。
焦らず、慌てず、確実に確認して動くことが大事。
日が当たっている方へトラバースして傾斜が緩くなった場所にランディング。
ホントはピッケルと前爪のあるアイゼンでやるべきことだけど、距離が短かったのでそのまま降りた。
何時も雪崩れる東側斜面は雪崩れていなかった。
降りて来た山頂を眺める。
やっぱりカリカリだったな~。
三角点ピークへは古いトレースの跡があったが、余り人が通っていないようだった。
山頂からの下降に手こずていたので、とっくに誰た山頂に到着しただろうと思っていたが誰もいないようだった。
三角点ピークへのルートは雪庇が予想より小さかった。
クラックもないのでまだ雪崩れる心配はない様だ。
三角点ピークに到着(9:48 455m +48 -79)
知らないうちに三ヶ上の標識が付けられていた。
ではブレイクにします。
今日は温かいカフェラッテとあらびきウインナーのパンでした。
今日は良い天気だ。
遠くに泉山が綺麗に見えている。
誰もこっちに来る気配はない。
この先のルートを考えると今日は誰にも会わない山行になりそうだ。
では西尾根を降りて行こう。(10:01)
西尾根のルートにはトレースの跡すら無く誰も歩ていないようだった。
西尾根に入る降りて行く。
この尾根の先で左の斜面を降りる。確か右へ行くと北西尾根に行くはずだ。
斜面を降りると長い尾根が見えて来る。
西尾根のルートは単純に見えている尾根を降りて行けばいいだけのルートだが、昨年は何を考えたのか枝尾根をわざと降りて変なルートを降りてしまった。
この感じです。
正面に湯岳を見ながら少し狭くなった尾根をブラブラと降りて行く。
ここから少し植林の中を進みます。
やがてこの広場みなたい場所に出ると西尾根ルートは終盤です。
尾根をダラダラと降りて行くと右の方に作業道が見えて来る。
作業道出会いに到着(10:52 1809m +21 -488)って降りて失敗した~って感じ。
倒木の向こう側へ降りれば良かった。
作業道をブラブラと林道へ向かって歩いて行く。
林道合流点に到着(10:58 182m +5 -55)
林道の雪が重くて重くて嫌だな~と言いながらももう直ぐ除雪最終地点だ~と思っていたらこの状態。
マジか~と言う気分で倒木の間をすり抜けて除雪最終地点に到着(11:12 668m +35 -84)
この倒木、民家の軒先に倒れている感じなのだが、これで大丈夫なの~と言う感じで見ながらスノーシューを外して舗装道路に出る(11:15)
ブラブラと歩いている舗装道路の向こうには真っ白な湯岳が見えていた。
上齋原振興センター駐車場に到着(11:25 789m +35 -23)
車が2台ぐらい増えていたが、朝あった車はまだ停まっていた。
長く親たしくしてして頂いていた方が突然亡くなれた。
年末に"良いお年を"と行って別れた時は元気な笑顔で送って頂いたのに。
別に何てことない三ヶ上のルートだが、何時もまでもこんなルートを楽しむことが出来れば良いと思う。
ただそれは簡単そうで意外と難しいことなのかも知れない。
総距離(沿面距離)8,593m 累積標高差 +919 -919
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