午前7時前に赤和瀬の駐車場に到着。
予想はしていたが全く除雪されていない状態だったので、引き返して赤和瀬神社手前の道路が広い所に駐車した。
気温はマイナス3度ぐらい。
準備をして出発する。(7:10)
今日の装備
上:ファイントラック ドライメッシュ長袖
スマートウール 長袖ZIP
マムート ソフトシェル
モンベル フリースグローブ
下:ファイントラック ドライメッシュ タイツ
モンベル メリノタイツ LW
ファイントラック バリオパンツ
OR クロコダイルゲータ
OR シアトルソンブレロ
靴:スカルパ トリオレプロ
スマートウール マウンテニアリング ヘビー
ザック:BD スピード40
水 ナルゲン 0.6L(麦茶) 0.9L(湯)
使用量 0.3L 0.3L
再び赤和瀬登山口に到着(7:14 251m +14 -8)
登山口の標識は、雪の壁の中。
早くも登山口からスノーシューの出番になった。
スノーシューを装着して出発(7:20)
ノントレースの登山道へ入って行く。
久しぶりの雪歩きに、ソフトシェルのベンチレーションを開けて、体を慣らしながらゆっくりと歩いて行く。
脛程度の沈み込みだろうか、雪がやや重たい。
滝谷コース分岐に到着(7:42 849m +103 -43)
水分補給をして先へ進む。
最初の渡渉の場所に来た。
渡れそうな場所を選んだのだが、雪が崩れて下の渓流に着地。
水量が少ない所なので、水に濡れる心配はなし。
そのまま移動してよじ登ろうするが、腰位の高さまだ雪があるので、ちょっとモガク。
2回目の渡渉の場所は、割と簡単に通過。
コース自体が、余り急な登りも無い場所なのと、スノーシューのリフターの上げ下げが面倒なので、下げたまま歩いた。
ブナの森の斜面を見ていると、どこでも雪崩そうな気がした。
午前中の気温が低い時間帯に、歩いてしまった方が良さそうだ。
伯州山荘に到着。
屋根に雪が大盛状態になっている。
来週また雪が降ったら、大丈夫だろうか。
そのまま山頂へ向かう。
樹林帯から出る所で、ソフトシェルのベンチレーションを全て閉じる。
やはり冷たい風が吹いた。
伯州山に到着(8:37 1649m +340 -81)
大山方面は、下蒜山が見えている程度で、そこから先は雪雲で見えなかった。
東の恩原方面も、三国山の上を雪雲が通過していた。
風が強いので、ソフトシェルのフードを被り、フリースグローブの上にPEAKSのオマケの指無しグローブを重ねた。
気温はマイナス5度ぐらいなので、水分補給をして先へ進む(8:40)
もう少し風が強くなったら、ウインドブロック・タイプのグローブに変えようか~と思いながら歩いて行く。
縦走路の雪は、気温が低いのでサラサラしていた。
植林の中を適当に歩いて、霧ヶ原を通過(8:50 455m +17 -19)
樹林帯が見えて来たら下降点が近い。
雪に埋まった坂を降りて行く。
ルートの先の方を見ても、トレースは見えない。いい感じだ。
降りて来た霧ヶ原を振り返る。
昔のルートは、ストレートに降りていたんだよね。
少し歩いてブナの谷頭展望台に到着(9:16 965m +57 -88)
ベンチは、全て雪の下に埋まっていた。
どうせ誰も居ないので、階段に座ってブレイクにする。
今日は暖かいカフェモカにクッキー・ショコラでした。
余り長くブレイクすると、体が冷えて来るので、簡単に済ます。
ブレイクをしていると、北側の空が晴れて来た。
これで少し風が止んでくれると、良いのだが。
では池川山へ向けて出発。(9:27)
なのだが、丸山分岐のピーク近くにトレースらしきモノが見えていた。
まずは下降点を探してと思いきや、この状態。
つづら折りの登山ルートは、すっかり雪の下に埋まり、ただの雪の斜面になっていた。
雪の感触で、踏み込み易い場所を選びながら、斜面を下降して行く。
見た感じクラックも無いので、大丈夫だと思うが、雪崩ないか少し怖かった。
下降して斜面の下部まで降りると、少し前のスノーシューのトレースがあった。
多分人形峠からの登山者のトレースだろう。
丸山分岐のピークを通過して、池川山へ向かう。
天候は少しずつだが良くなっている様だ。
ただトレースがキッチリとあり、面白く無いな~と言う気分になる。
池川山に到着(9:54 894m +76 -57)
チェーンスパイクでも歩けそなトレースが、先へと続いているのを見ると、先へ行く気は一気に喪失。
水分補給をして、丸山から下山することにした。
風も少し収まり始めたので、ソフトシェルのフードを取った。
丸山分岐のピークへ戻って行く。
南側には、遠くに湯岳が見えていた。
丸山分岐ピークの尾根を下降して行く。
再びノントレースの、楽しいスノー・ハイクになる。
ブナの大木が点在するこの尾根の雰囲気は、いつ来ても良い。
今日は霧氷目当てだったのだが、風が強いせいか見れなかった。
面倒な岩場も、十分な積雪があるので、無雪期よりも簡単に通過。
ブラブラと歩いて丸山に到着(10:16 843m +29 -104)
西には高清水高原も見えていた。
縦走路からの尾根を振り返る。
すっかり風が収まった感じで、少しポカポカして来た。
では下山します。
下山して行く尾根を見つけて下降開始。
最初はこんな感じの、急な斜面を降りて行く。
西毛無からキャンプ場へ下降する感じと、似ている気がした。
こちらは直ぐに緩やかになるので、スノーシューのテイルを雪に押し込む感じで、楽に降りて行ける。
倒木の上にも雪が積もって段差が高くなっていた。
迂回して下から見ると、結構な段差だった。
ブナの谷頭の展望が見えるポイントまで下降。
今日は、晴れてもこんな感じだろうね。
このポイントは、真っ直ぐ行きたい感じだけど、左の尾根に降りる所。
確か木にテープナビがあったのだが、雪に埋もれてしまったのかな~。
尾根をユルユルと歩いて、下に作業道が見えて来た。
何か、何処からでも作業道へ降りれそうだな~。
林道出会いに到着(10:42 762m +16 -227)
作業道は、キャタピラーの重機が通った跡があり、スノーシューで無くても普通に歩ける状態だった。
外して仕舞うのが面倒なので、そのままスノーシューで進む。
ブラブラと歩いて車道が見えて来た所で、誰かに見られている気がした。
雪の中を良く見ると、鹿君がこちらを見ている。
特に逃げるでも無く、ただじっとこちらを見ていた。
車道出会いに到着(10:50 604m +22 -55)
スノーシューを外す。車の停車場所が、近いので、そのまま手に持って車道を歩いて行く(10:51)
途中重機で除雪作業をしていた地元のおじいちゃんに声をかけられる。
ソーシャルディスタンスをとって話をするのだが、重機の音で聞こえずらかった。
”また降ったら、どこで雪崩れるか分からん”と言われていた。
赤和瀬神社手前 駐車場所に到着(10:55 237m +16 -6)
シーズン初めの雪山ハイクとしては、上々の積雪状態だった。
その後国道で岡山へ帰ったが、ショッピング施設の周辺以外は、比較的交通量が少なかった。
今年は静かな年末年始になりそうだ。
総距離(沿面距離)7,953m 累積標高差 +725 -719
赤いラインが今回のルートです
あなたにおススメの記事