富栄山

km-surf

2020年05月09日 14:15

5月9日 富栄山へ行きました。

ブナの新緑が見たいな~と思い、ふぐるみ原生林の新緑を見に行きました。
ライムグリーンのブナの新緑を眺めながら、早朝のふぐるみ原生林をブラブラと楽しめました。

縦走路に出ると少し風があり、しかもガスに覆われていたので、予想通り誰にも会わない山行になりました。
今にも雨が降り出しそうな天気だったので、富栄山だけにして山頂のブレイクも無しにしました。



午前6時半過ぎに富栄山登山口の駐車場に到着。
のとろ温泉とキャンプ場は閉鎖されているので、駐車場も入れない様になっていた。

気温は10度ぐらいだが少し冷たい風が吹いていた。
準備をして出発する(6:46)

今日の装備
上:ユニクロ エアリズム半袖、モンベル長袖T モンベル バーサライトジャケット
下:ファイントラック ストームゴーシュ

  ORの夏用帽子

靴:スカルパ カイラッシュ
  スマートウール トレッキング

ザック:ドイター フォーチュラ32

水 ナルゲン 0.6L(麦茶) 0.6L(湯)
  使用量  0.3L     0.0L




登山口からまだ少し薄暗い階段を登って登山道を進んで行く。
新しい丸太橋を渡った所でバーサライトジャケットを脱いで行動食と水分補給をした。(7:03 931m +167 -80)

再出発して斜面を登る。(7:04)
遠くには入道山が見えていたが富栄山の山頂付近にはガスがかかっている様だ。




植林の中の階段を登り出すとポツポツと雨が降り出した。
本降りにはならず直ぐに止んだ。
出来れば降りて来る時も登山道がドライの状態であって欲しいものだ。




植林の中を登り冬尾根と別れてふぐるみ原生林の入り口まで来た。
ブナの新緑が見えている。




新緑はまだ始まったばかりと言う感じだ。
新緑のライムグリーンと登山道の地面の色が絶妙な感じだ。
この時期を過ぎると下草の緑が広がってしまうので、それはそれで良いのだが、この時期のこの感じの方が好きだ。




倒木が登山道を覆っている場所が何カ所かあったが、ちゃんと通過出来る様になっていた。
ちょっと面倒だったけど。




つづらおりが終わり頂上稜線下の斜面をトラバースして行く。
ガスの中に入った様だ。
稜線から風が吹く音が聞こえて来た。




縦走路の合流点まで登ってザックを降ろす(7:44 1654m +372 -104)
そこそこ風が吹いている様なのでバーサライトジャケットと軍手をして山頂へ向かう。(7:45)

縦走路は少し濡れていた。
雨はまだ降っていない。多分木々に付いたガスの雫が風で落ちたのだろう。




ガスの中で見ると色々なモノが神秘的に見える。
何度もここを通って見ているハズのこの木も、まるで初めて見た気がした。




ガスの中を歩いて富栄山に到着(7:58 778m +114 -40)
ガスで真っ白だ。何にも見えねえ~。




晴れていると大山が見えるこの方向も真っ白。




乗幸山への縦走路も真っ白だ。
今年は残念なGWだったが、縦走路はちゃんと整備されていた。

これではブレイクする感じではないな~。
今日はブレイク無しで下山することにした。(8:00)




オオカメノキだろう。
白い花を咲かせている。

縦走路脇には、ネマガリ竹が新しく出始めていた。
駆除活動をするのは、もう少し先の方が良さそうだな。




縦走路の合流点を通過して(8:13 785m +28 -107)再び原生林へ降りて行く。
また雨が少し降り出した。




高度を下げて行くとガスも風も収まった。
多分1000m以上でガスが出ているのだろう。

ブナの新緑を見ながらブラブラと降りて行こう。




新緑が気持ち良い。




ゆっくりと眺めながらブラブラと登山道を降りる。




メジャーな山では無いし天候も良くないこんな日に、この山を登る人はいないだろう。
立ち止まってゆっくりとブナの新緑を見ては進む。




前方に冬尾根が見えて来ると原生林も終わりだ。
天気は良くなかったけど十分楽しめた。




植林を降りて丸太橋に到着(8:53 1673m +61 -371)
登山口へ降りて行く。




登山口に降りて今日もボッチ山行完了(9:10 945m +84 -158)
登山口の桜が満開だった。

駐車場は来た時と同じで自分の車だけだ。
片付けをして岡山へ帰る。




キャンプ場の桜も満開だった。
来年は、この時期にここでテン泊出来たら良いな~と思いながら岡山へ帰った。





総距離(沿面距離)7,215m 累積標高差 +871 -869

赤いラインが今回のルートです








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