不溜山~冨栄山Day1

km-surf

2019年07月12日 15:04

7月12日 不溜山~富榮山へ行きました。

2泊3日で別の山域をテン泊する予定でしたが、天候が良くないので、日帰りで歩いたことのある大空山~不溜山をテン泊で歩くことにしました。

Day1は富榮山までです。

不溜山直前の作業道で余りのマム君の多さに驚いた後に乗幸山の登山口へ向かいましたが、ヤブ化した作業道と時々いるマム君に気を取られて乗幸山の登山を見過ごして上杉山の方まで歩いてしまいました。

結局ヤブ化した作業道歩きに疲れたせいもあって乗幸山はパス。
ちょっと距離が長すぎましたが結構楽しめる山行になりました。





午前6時半過ぎにやませみ情報局に到着。

気温は15度ぐらいだが湿度が高い。

準備が出来たので出発する。(6:52)

今日の装備
上:ユニクロのエアリズム、ノースの半袖シャツ ORのアームカバー
下:マムートの夏パンツ

  マムートの夏用帽子

靴:スカルパ カイラッシュ 
  スマートウール トレッキング

ザック:BD SPEED40

水 ナルゲン 0.6L(麦茶) 1.2L(水)
  使用量  0.6L     1.0L   
  
ストック:BD
  
今回やませみ情報局に車を一晩停めるので事前に鏡野町に問い合わせをした。
回答の内容は以下の通りだった。

①駐車はこの様に事前に連絡があったので可能
②町の施設なので登山計画書を富振興センターへ提出して欲しい。
③早朝の時間外の場合は玄関のポストに投函して下さい。

事前にコンパスで作成した登山計画を封筒に入れ富振興センター玄関のポストに入れた。
ただし下山後に気が付いたが、この計画はコンパスで編集のままにしていて提出のボタンを押し忘れていた。あ~あ~

荷物の最終チェックをして出発。




青い夏の空と田んぼの緑が綺麗だ。
夏の野花の少し甘い香りを吸い込んでブラブラと車道を歩いて行く。




スクールバスの車が通る横を進む。
もうすこし曇りだろうと思っていたのだが、予想以上に晴れて来た。
少し気温の上昇が心配だな~と思いながらチト堂を通過して行く。




道端に繋がれているワンちゃんの横を通り、農作業を始める準備をしている方に挨拶をして進んで行く。
道端の青い紫陽花がとても綺麗だった。




出会の集落から富東谷林道へ入る。
昨日の雨で渓流は水量が多い。堰堤の上流はこんな感じで水が溜まっていた。




去年斜面が崩れた場所は余り変わらない状態のままだった。
木々の間を抜けて反対側の林道に降りる。




この時期心配だったブヨなどの虫が、今年は少なく邪魔になることは無かった。

林道を進んで四季桜に到着(8:21 6467m +374 -211)
今シーズン初のテン泊縦走なのでザックの重さに体を馴染ませながらユルユルと歩いて来た。




水分補給をして林道を進む。
あちこちで斜面や林道下の崩壊が発生していたが登山者が通るには問題無い状態だった。

四季桜の先の分岐を右へ向かう。




林道脇の斜面にある滝の水量も今日は豊富だ。




林道の終点を過ぎて不溜山登山口へ向けて植林の中を登って行く。
この辺りの林道は使われている感じがする。迂回路があって崩壊している場所を迂回しているのだろうか。
いずれにしても一般の車ではまず無理だろう。




林道を少し登ると尾根をアップダウンしながら進む出す。
2番目の登りだったと思うが、少し進むとマム君に出会うを6~7回以上繰り返した。
しかも同じような大きさの個体だった。こんなに短時間でこれだけのマム君に会うのは初めてだった。
マム君以外にもヤマカカシも数匹いてニョロ天国状態の林道だ。

不溜山登山口に到着。(9:56 4943m +664 -189)
ニョロ天国の状態なのでスパッツをここで装着。見落として踏みつけたら大変だ。

行動食を摂り水分補給をして山頂へ向かう。(10:00)




山頂手前の少しヤブになっている部分は笹が踏み倒されていたので安心して通過出来たが、山頂に出た瞬間目の前を大きなマム君が通っていった。(10:10 380m +80 -14)
スパッツ履いていて良かった~。

目の間には少し曇って来た空の下に富榮山が見えていた。
では下山しましょう。




登山口に降りて乗幸山登山口へ向かう。(10:18 371m +2 -69)

ここからはただの林道歩きだ~と思っていたら大きな間違いだった。
ここまでヤブでは無かったのにと言う感じで、雑草や植林の杉の幼木などが生い茂っていた。
しかも時々マム君もいるので注意しながら歩く必要もあった。

更に斜面が崩壊している場所は足場が狭く林道の端スレスレを歩く感じだった。

写真はマシな方の場所を写したモノだ。




津黒山が遠くに見えている。
少し怪しげ雲が出て来たので天候は少し下り坂の様だ。




イヌワラビが沢山生えているこの場所を過ぎると、もうそろそろ登山口だと思う。
再びヤブ化した林道を進む。




遠くに見えているのは下蒜山の様だ。




更に進むとこの尾根に出た。
こんな尾根は見た記憶が無いぞ~。しかも林業の方が使われたと思われるテープナビと少し下草を刈った道が見える。

何かおかしい。もしかして通り過ぎた??
GPSを確認すると上杉山の直下ぐらいまで来てしまっていた。
大変だ引き返せ~。




やっと乗幸山登山口に戻って来ました。(12:33 3239m +197 -187) オーバーラン往復部分(4503m +346 -346)
なんと1時間20分もタイムロス。

我ながら馬鹿じゃなかろうか~と呆れてしまいました。




水分補給をして登山道へ入りやっと縦走路に出てきました。(12:40 139m +49 -1)
何だか急に疲れが出た感じになったので乗幸山はパスすることにした。




ブナの森へ向かおう。
ここでもニョロ君がいたが、不溜山付近のことを思うと少ないし自分から逃げてくれるのでまだマシだ。

ブナの森へ進んで行くと雲の中を轟音をたてて飛行機が飛んで行った。
バリバリと言う音から戦闘機の様だ。かなり近くを飛んでいる様だった。




ブナの森に到着。(12:56 645m +81 -25)
ザックを降ろして水分補給と行動食を摂る。

今更だが、何か地味~に疲れるルートだな~。




では富榮山へ向かおう。

歩き始めて少し進むと前方右斜面の方でバリバリと大きな音が聞こえた。
何か大きなモノがネマガリ竹のヤブの中を移動している。かなり大きな個体だろう。

音が収まってから熊鈴を大きく鳴らして足早に通過した。




平日の余りメジャーではない山域なので誰にも会うことは無い。
富榮山の山頂が見えて来たが、山頂には誰もいない様だ。




富榮山山頂に到着(13:26 1073m +115 -87)
雲が出て来たので大山も蒜山方面も全く見えませんでした。




かなり遅めですがブレイクにします。

今日はアールグレイと明太子フランスでした。
明太子の塩気が丁度良い塩分補給になりそうだ。




ではブレイクも済んだので下山しましょう(13:39)

明日の復路の大空山方面。
大空山からの林道が今日の様に荒れていなければ良いのだが。
少し心配になった。




大空山との分岐を通過。(9:44 829m +43 -128)
静かなふぐるみ原生林に入る。昨日の雨で登山道が少し濡れているので滑らない様に注意して降りる




計画した時から分かっていたが、車道、作業道歩きが多いとは言えテン泊で20kを超えるのは考えモノだな。
ブナの森の登山道の優しい感触が良い。




ふぐるみ原生林の中の心地よい歩きが終わり植林帯へ入って行く。
テン泊装備なのでバランスを崩さない様に濡れたステップを降りて行く。
今回は夏なのでかなり軽量化しているが、日帰り山行との装備の重さは歴然としている。




丸太橋手前の斜面まで降りて来た。
入道山方面も雲がかかり始めていた。




丸太橋を通過(14:40 1666m +68 -370)して登山口へ降りて来た。(15:00 867m +58 -135)
登山口脇の駐車場には車は1台も無かった。




その後キャンプ場に到着して手続きを行う(15:12 944m +16 -102)
キャンプ場に泊まると温泉の割引があるのだが仕組みが変わったそうだ。
1回正規の料金で入ると渡されたチケットにスタンプを押してくれる。そのチケットを見せるとキャンプ場の期間は半額になるそうだ。

雨が降りそうな気配になったので急いでテントを設営。
お久しぶりのNEMOのTani1pls。km-surf以外でテントの人はいない様だ。




温泉でゆっくりと温まった後は、朝来るときにコンビニで買ったオニギリとチキンで軽く夕食を済ませテントの中でゴロゴロ。

お疲れさま~のプシューの時間は、とうとう買ってしまったKindle Paperwhiteで"アキラとあきら"を読んで過ごした。
予想以上に便利でバッテリーも約1か月持つ。携帯もこれぐらいだと良いのにな~。

その後9時前に就寝。今回は暖かいのでシュラフのインナーだけ持って来たが、特に寒さを感じることは無かった。





総距離(沿面距離)26,040m 累積標高差 +2085 -1859








あなたにおススメの記事
関連記事