暑すぎる夏も台風が過ぎて行く毎に秋へと変わり始めた。
7月の豪雨で2か所が片側交互通行になっていた179号も道の駅手前の1か所だけになっていた。
午前7時前にいつもの上斎原振興センターに到着。
建物の半分を取壊して工事中だったので少し下の上斎原地域福祉センターに駐車した。
ただ下山した時に結構な車が停まっていたので、振興センター前にバスの旋回の邪魔にならない様に停めた方が良いのかも知れない。
気温は12度程度で前回の後山のことを思うと格段に快適な天候だ。
準備をして出発する(6:50)
登山口へ向かって車道を歩いて行く。
山頂は綺麗に晴れている様子だ。
今日の装備
上:ユニクロのエアリズム、ミレーの半袖ZIP、モンベルのアームカバー
下:マムートの夏パンツ
マムートの夏帽子
靴:スカルパ カイラッシュ
スマートウール トレッキング
ザック:ドイター フォーチュラ32
水 ナルゲン 1.2L(麦茶) 0.6L(水)
使用量 0.3L 0.4L
最終民家を過ぎて林道を登山口へ向かう。
林道は7月の豪雨でかなりの土砂が流れた跡がまだ残っていた。
遠くからチェーンソーの音が聞こえてくる。もう作業をされているんだ。
林道の脇に車が一台停めてあり、脇で林業の方が休憩されていた。
挨拶をして通過。
登山口手前の標識を左へ向かって登山口に到着した。(7:15 1832m +237 -88)
夏草が生い茂っていたが登山道は綺麗に整備されていた。
登山口から水場までは、以前とほとんど変わることがなかった。
沢沿いから離れ左の尾根へ上ると夏草が登山道の脇に生い茂っているので、冬季の様に周辺を見渡せる感じでは無い。
水場から頂上に向けて上っていると時々涼しい風が吹いてきた。
ゲートの手前で気がついたのだが登山道に栗が落ちていた。もう秋が近い。
ゲートを通過すると少し登りになる。
周りはブナの森で静かだ。
ロープ場の夏山道を上ったが以前より整備されていてロープは全く必要なかった。
ロープ場上の杉を見るのも何だか久しぶりな感じがしたが、今年の初めに花知へ縦走した時に見ているハズだ。
樹林帯を抜けて三ヶ上に到着(8:07 2080m +460 -30)
こんな時間だが誰も居なかった。
綺麗に晴れ渡った空と爽やかな風が、秋を感じさせるには十分だった。
南には先月登った泉山が見えている。
まずは三角点へ向かおう。(8:09)
積雪期は慎重に降りる三ケ上からの下降も夏季ならさほど気を遣うことも無い。
向かいのピークの登って山頂を振り返る。
山頂までは余り険しい山では無いが、見た目は格好良い山頂だ。
湯岳の方向に三角点のピークが見える。
今日は短いコースなので急ぐ必要は全く無い。ブラブラと行こう。
三角点ピークとのコルに降りる所が幾分急な斜面で、雨が降った後はぬかるんで滑り易いが今日は楽勝だった。
ブナの大木を見ながら進む。
三角点ピークに到着(8:21 441m +31 -72)
三角点の周りの下草は綺麗に刈られていた。以前よりも整備された感じだ。
水分補給をしながら湯岳を眺める。冬季に西尾根を降りる時は湯岳を目印にしている。
では三ケ上へもどろう。(8:25)
三角点ピークの周りのオオカメノキは実が赤くなり始めていた。
山頂付近にはまだ誰も居ないようだ。
泉山ほど人気のある山では無いので、今日も静かな山行になるだろう。
三ケ上に戻って来たのでブレイクにします。(8:40 444m +72 -47)
今日は冷たいダージリンとチーズフランスです。
大山は手前に雲があるので、こんな感じでしか見えなかった。
こっちは妹山とその後ろに花知ヶ仙。
緑の深い谷がいい感じだ。
積雪期にその花知ヶ仙へ行ったのは、こちらの尾根から三ケ上を降りて進んで行った。
真っ白だった山々も今は緑が美しい。
では下山しよう。(9:07)
ロープ場を降りて綺麗に整備された登山道を降りて行く。
ブナの森を歩いていると鳥の囀る声が聞こえてくる。
ノンビリとした土曜の朝の山歩きらしい雰囲気だ。
前方に人形仙が見えて来た。
よく見ると登山道らしいルートが見える。以前はヤブヤブで積雪期しか上る気はしなかったが、整備されたのだろうか。
水場の方へ降りていると年配の登山者に会った。
どうも遠方から登りに来られている方らしく、近隣の山のことを尋ねられた。
今日はもう一座登られると言うことだった。
その後 さらに男性の登山者とすれ違った。
今日会ったのは、この2名の登山者だけ。多分今日大山方面へ行ったら人だらけだろうな~。
そんな事を思いながら歩いて登山口まで降りて来た。(9:53 2147m +78 -528)
登山口から林道をテクテクと降りて行く。
最終民家を通過。道端にはウバユリの実がなっていた。
寺原の集落を通って橋を渡る。
今日は一日中いい天気の様だ。
福祉センターの駐車場に到着。(10:16 1793m +77 -206)
後片付けをして岡山へ帰った。
179号も53号も予想外に車が少なかったが、市内に入ると運転に不慣れなのか、あるいは道順に不案内なのかノロノロと走る車が多くて思った以上に時間がかかった。
来週は金曜夜の仕事の状況次第だが、どうなることやらだ。
総距離(沿面距離) 9,129m 累積標高差 +968 -969
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