午前６時過ぎに泉嵒神社の駐車場に到着。駐車場には車は一台も無かった。
予想外に天候は良いようだが、これも午前中だけだろう。気温は１７度ぐらい。
今日は上はユニクロのエアリズムとノースの半袖シャツにＯＲのアームカバー
下はマムートのパンツにスカルパのカイラッシュにした。
水はナルゲンに６００ｍｌとサーモスに冷水を６００ｍｌ、予備にペットボトルを1本
準備も出来たので出発する。（6:25）
神社の横を通って登山口へ向かっていると遠くで犬が激しく吠えているのが聞こえた。
少し嫌～な雰囲気だな～と思って歩いていると、目の前を黒い大きなモノが通過。ついに出た～と思ったらイノシシ君だった。
あ～ビックリした。ワンちゃんはこれに吠えていたんだな～。
和気辺りで見るイノシシとは、少し色が違うな～と思いながら歩いてＡコースの登山口に到着。
登山口から登り植林の尾根に出る。
綺麗に整備された植林の尾根をテクテクろ歩いて行く。こんな時間なので中央峰ぐらいまで誰にも会うことは無いだろう。
最近登山道を整備したみたいで、登山道脇の笹が刈り取られていた。
Ａコースの快適な登山道を進み、植林の尾根から斜面をトラバースして植林帯を抜ける。
植林帯の出口の水場に来た。何だか昔より開けて明るい感じだな。
右岸に渡渉して谷に沿った登山道を登って行くと、時々樹林帯の中から涼しい風が吹いて来る。
あ～気持ち良い。先々週の風邪から治ったばかりなので、試運転には丁度良い感じだ。
ブナが混じる気持ち良い樹林帯を進み、枯れた沢を対岸に渡ると福ヶ乢へは、なだらかな登山道を少し歩くだけになる。
福ヶ乢に到着（7:13）
この先もＡコースは綺麗に整備されている様子だった。ここで干し梅を一つと水分補給をする。
よく見ると百乢方面にも踏み跡があった。
では井水山へ向かおう。
登山道を登って行くとサルナシの花が咲いていた。周りにはウツギの白い花もあるのだが、ササユリは姿すら無い。
やはり少し時期が早かったのかな～。
北側に樹林帯を南側に植林帯を見ながら登って行くと、少し風が抜けて気持ち良い。
プチ岩場を登ると井水山の直下辺りの緩い登りになる。
井水山の手前でドウダンツツジが咲いていた。まだ咲いているんだ～今年は長く咲いているな～。
井水山に到着（7:45）
試運転気分で少しノンビリと歩き過ぎな感じだが、ま～良いだろう。
確か井水山の山頂付近にもササユリがあったと思うけど、全然見当たらない。
少し座って水分補給。意外に天候が良く青空が広がるが、イワシ雲が見えているので、やっぱり天候は下り坂の様だ。
では泉山へ向かおう。（7:47）
整備された登山道をテクテクと歩いて行くだけなので楽ちんだ。
登山道の周りを見ながらブラブラと中央峰へ向かっているが、ササユリは全然無い。
やっぱ時期が早かった？？ と思いながら歩いていると、やっとまだ蕾だがササユリ発見。
来週辺りには咲きそうだな～。
中央峰の手前のこの景色を見ると、夏！！って感じだ。
中央峰に到着（8:04）
大神宮原からは、誰も登って来る様子は無い様だ。
井水山からも今のところ誰も来ている様子は無い。
では泉山へ向かおう。
本来ならここからはササユリが登山道脇に一杯咲いているのだが、咲いていたのはドウダンツツジだった。
今年は最低気温が平年より低い日が多い。
６月に入れば岡山では最低気温が２０度を超えだすが、今年は今の所最低気温が20度を超えた日はゼロ。
この辺りのことが影響しているのかも知れない。
そんなコトを考えながら歩いていると、前方からクマ鈴の音がして男性の登山者が来た。
何と驚きのスパクアさんだった。笠菅峠からとのことで、奥大山の水のＣＭの山へ行こうかと思ったそうだが、人が多そうなので泉山にしたそうだ。
笠菅峠からも全然ササユリが無いとのことで、神社からも全然無かったですよ～と暫し立ち話。
帰りは林道に出ると言うお話だったので、多分中林コースから戻られるんだろうと思った。
スパクアさんは中央峰へ向かわれ、km-surfはテクテクと歩いて泉山に到着（8:19）
土曜の朝ごはんは、チーズパンとアールグレイのポーションにフレッシュを入れてロイヤルミルクティーにしました。
サーモスの冷水で冷たいロイヤルミルクティーにしたので、これからの時期には良い感じ。
天気は良いけど、薄い雲があって大山は全く見えません。
写真は三ヶ上、花知方面。風もほとんど無く長閑です。
では下山しましょう。（8:33）
下山は、もう一度花が咲いていないかゆっくりと歩くことにしました。
ナデシコも余り咲いていませんでした。
ササユリも、まだこんな感じで蕾が固いのや、何か中途半端な状態になっているのがあるけど、数が少なすぎ。
もしかして間違て笹と一緒に刈られたのだろうか？？
と思って歩いていると一輪だけ笹の中に向けて花が咲いているのがありました。
これでは気付き難いよな～とローアングルでパチリ。
中央峰を通過して井水山へ向かいます。
９時が近いので、もう夏の日差しがジリジリと照りつける。
津山高校のヒュッテが見えるピークまで来た。
帰りはヒュッテの方から帰ります。
このピークにはまだドウダンツツジが多く残っていた。
今年は２か月近くドウダンツツジを見ている。もしかして石鎚辺りだと７月に入ってもまだ見れるかもな～。
ササユリと同じ時期に咲くアザミは、いつもの年と同じく咲いていた。
チクチクして痛いのが困りものだが、ササユリの少ない今年は登山道の花の主役になった感じだ。
ナルコユリも例年と同じく咲いていた。
津山高校のヒュッテに到着。
湧き水の方へ行ってみた。何だか真夏には枯れそうな感じだ。
テン泊をしていると水を確保出来る場所を見たくなる。ＳＡＷＹＥＲのフィルターを使えば何とか大丈夫そうだ。
でも使う時は、煮沸すると思うな～。
大山辺りの沢の水でも時期によっては、危険なのもあったりするので、これからの時期フィルターは必須だ。
井水山を通過して（9:09）下山して行く。
もう９時を過ぎているので、時々登ってくる登山者に会いだすが、それほど多くは無い。
井水山の下のブナの樹林帯をブラブラと降りて行く。
登山道だけで無く南側の植林の中も綺麗に整備されていた。
何か近い内に作業道がドーンと付いて植林の切り出しとかが始まるのだろうか。
泉山の山頂からは、三ヶ上の南側と湯岳の近くの斜面に作業道が出来ているのが見えた。
やっぱりササユリは無いな～と幾分がっかりしながら福ヶ乢まで戻って来た。（9:38）
福ヶ乢から登山口へ降りる時、樹林帯へ入る所にカエデの花が咲いていた。
この形だとウリハダカエデだと思うが、もう赤い部分が出来てるので花から実になっている様だ。
福ヶ乢からの樹林帯の中では、鳥のお喋りが始まっていた。
時々口笛でお喋りに乱入するのを楽しみながら歩いて行く。
樹林帯から植林の尾根を通り尾根を降りるとＡコース登山口に到着した。（10:09）
登山口からは井水山が見えていたが、幾分薄雲が広がり出していた。
登山口の近くには、ヤマグワの実がもう黒くなっていた。高い場所なので残念だが手が届かない。
登山口から林道をテクテクと歩いて神社の駐車場に到着。（10:25）
その後国道で岡山に帰った。
今月は風邪をひいてしまったのでテン拍は無し。
７、８月の低山のテン泊は暑さが厳しいので、どうしようかな～。雨の日にゆっくりと考えましょう。
総距離（沿面距離） 10,718m +1,242 -1,247
赤いラインが今回のコースです。
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