泉山(から松尾根~笠菅峠)

km-surf

2014年06月29日 14:20

6月29日 泉山に行きました。

5月に泉山の登山詳細図を購入した際、から松尾根から登って見ようと考えていたので、ササユリ見物に登って見ました。

今年はササユリが、幾分少ない感じでした。



午前6時半ごろ笠菅峠の駐車場に到着。車はここに置いて、自転車でゴルフ場東三叉路に向かう。
気温は20度ぐらいだが、ほとんど下りなので、やや肌寒いぐらいだ。
自転車で10分程度でゴルフ場東三叉路に到着した。大神宮原の登山口からは、直ぐの所にある。

自転車をここで降りて出発する。(6:58)




舗装された片側1車線の道路が延びている。緩い登りの舗装道路を進んで行く。




舗装道路は、こんな感じで行き止まりになる。登山詳細図には、ここに駐車場のマークがあるが、道路右側に2台程度置けるスペースがある程度だった。




この行き止まりの手前左に、作業道が見えている。地図に従って進む、




作業道は、尾根の端を進み最初の谷のポイントに来た。地図には無い分岐が出て来た。
ここで迷う。作業道の様子では、左に真っ直ぐに進む(これが正解)見たいな感じだったので、少し進んだが、地図を良く見ると、少し尾根の回りに沿うように進んでいるので、戻って右に進んだ。
しかしこの作業道は、直ぐに行き止まりとなる。幾分不本意だが、最初の道を進む。




どうもこの方向で正解のようで、地図上の次にポイントの分岐に来た。
ここは、真っ直ぐに進む。他にも作業道に分岐は、沢山あるが、その他の分岐は、余り迷う感じでは無かった。




やがて開けた所で分岐になる。ここは左に進む。右に行くと地図では、300m先で行き止まりとなるらしい。




左に進んで少し行くと木に登山口の標識が出る。(7:31)標識があったのは、ここだけだ。
今回事前準備で、詳細図を見ながら、カシミールで事前にルートを作成した。下の地図の赤色のラインがそれだ。

この登山口からのラインが、予定ルートとかなり食い違っている。




登山口からは、こんな作業道が延びていたので、そのまま進んでしまった。これが間違いの様だ。
詳細図では、やや西よりに登山ルートが書いてあるが、季節的に下草も茂る時期なので、気が付かなかったのかも知れない。




やがて作業道は、この岩の所で、左に曲がり、東側の尾根の向こう側に回り込んで行っていた。
地図では、ルートは真っ直ぐとなっているので、この辺りに登山道の入り口があるかと見たが、それらしきモノは見つけられなかった。
ただ地図からは、左手の尾根の上辺りが下小平らしいのは分かった。次のポイントのエ文字岩は、飛ばして下小平に行く方が良さそうだ。
とりあえず作業道が、左の尾根の上部向かっているのか、行って見ることにした。




作業道は、尾根を回り込むと行き止まりとなった。ここでGPSで位置を確認したら、当初のルートより東に大きくズレていることが分かった。ただこの尾根の上部が下小平であることは正解だった。
大した尾根では無いので、行き止まりの所から、斜面を登り尾根に出る。斜面から下の作業道を眺めるとこんな感じだった。




尾根に出て、少し進むと踏跡とテープナビが出て来た。この手前で踏跡は、さっきの岩の在った方に斜面を降りていた。
本来のルートはともかく、さっきの岩の所から斜面を登れの方が、分かり易い気がする。




暫くは、緩い登りの尾根を進んで行く。藪も無いが、薄い踏跡程度のルートが続く。
尾根をひたすら登って行くだけなので、迷うことも無い。




前日の雨で、今日は斜面がかなり濡れた状態だ。
植林の中を進んでいるので、下草は、ほとんど無い。




途中ギンリョウソウが、沢山生えていた。




やがて尾根をそのまま進むとヤブっぽくなって来たので、植林の中を迂回しながら進みだす。
ただネマガリ竹のヤブを行く感じでは無く、ちょっと笹が覆う程度だ。

この辺りから、こんな感じのプチヤブ漕となった。




なるべく植林側に逃げながら登る。上から見るとルートを示すテープナビがあった。
相変わらず薄いが踏跡もある。




再びテープナビが見え出すと少しフラットな所に出て来た。
どうもここが、上小平のようだ。




ここからBコースの赤松尾根コースに向けて、更に尾根を登る。
岩の横に赤いテープナビがあり、ふたたびプチヤブ漕ぎ開始となる。

どうも上の西に伸びる尾根が、赤松尾根の様だ。




幾分きつい傾斜の植林の中を進む。一回登って、もう一段尾根を登る。
後ろを振り返るを、から松尾根方面には、こんなテープナビがあった。




Bコースの赤松尾根コースに合流。
丁度この部分に出て来た。

ここからは、笹が覆っているが、ルートは明瞭なので、楽勝だ。ただ、笹が昨日の雨で濡れていたので、ズボンはビショ濡れになった。
今日は天気も良さそうなので、乾くだろう。




縦走路に合流した。まずは井水山に行って見よう。
縦走路は、夏の太陽の日差しに溢れていた。これならズボンも直ぐ乾くだろう。




井水山に到着(8:40)
初めての慣れないコースだったので、こんな感じだろう。

こんな時間なので、誰も居ない。ザックを降ろしてプチブレイク。
行動食のチーズと水分補給。ただ今日は、天気は良いが、それほど暑く無い。
今日もフォーチュラ32は、スカスカ。ナルゲンの1Lに水を入れているが、使うことは無さそうだ。




山頂の周りには、少しササユリが咲いていた。




さてササユリを見ながら、泉山に行こう。(8:43)




この時期はアザミも咲いているので、トゲがチクチクする。




後ろを振り返るとヒュッテと井水山が見えている。
夏だ。今年も泉山でササユリを眺める、夏が来た。




中央峰までの間は、余り多く咲いていなかった。ほんのポツポツと言う程度だった。




中央峰に向かう。
この時期の泉山は良い。多分ササユリが咲いて無くても、良い所に変わりは無いだろう。




中央峰の直下で、お出迎えになっていた。綺麗なお出迎えがあるので、余計人気の山になるのだが、時間が早いので、今のところ誰にも会わない静かな山行となっている。




中央峰に到着(9:04)
そのまま泉山に向かう。天気は良いが展望は良く無い。




ここからササユリが多く見られるのだが、確かに咲いてはいるが、去年より少ない感じがした。




ナルコユリも、まだこれからと言う感じだ。確か去年は、ハチがブンブン飛び交っていたと思うが。




泉山の手前で、男性の単独登山者に初めて会う。

泉山に到着(9:22)
時間も早いので誰もいない。行動食でブレイクにする。

ブレイクしながら、から松尾根の事前ルートとの差異を考えていた。
km-surfは、カシミールでウオッちずの1/9000でルートを作成している。慎重に詳細図を見ながら作成したのだが間違えていたのかな~。

ブレイクも終わったので下山する。(9:29)
もう少ししたら、登山者が多くなるだろう、その前に下りてしまおう。




ササユリだけで無く、全体的に花の開花が遅い気がする。
ヒヨドリバナも、まだこれかの感じだ。




登山道脇にヤマボウシが咲いている所辺りから、登山者と多く会う様になる。
団体の登山者に会う。通過するのに道を空けたりするので。ノロノロ歩行になる。

泉山の刈込の所まで降りて来た。ここで再び団体の登山者に会う。
凄い人だ、早く登っておいて良かった。




樹林帯の中を笠菅峠に下りて行く。登山道が、かなり濡れているので、滑らない様に注意する。




伐採地からは、正面に笠菅山が見えている。今日は展望が良く無いので、角ヶ仙もボンヤリとしか見えなかった。




登山口まで降りて来た。
そばのスペースには、登山者の車が3台ぐらい置いてあった。多分笠菅峠の駐車スペースが満杯なのだろう。
笠菅峠に向かった歩いていると、さらに車が登って来ていた。




笠菅峠の駐車場に到着(10:32)
DS4の横には、マイクロバスまで停まっていた。登山者が多いハズだ。
駐車場の周辺を地域の方が、草取りをして下さっていた。

ゴルフ場東三叉路で自転車を回収して、岡山に帰った。早かったので12時過ぎには市内に着いた。


梅雨の時期なので、毎年ではあるが予定は狂いぱなしだ。
まずは当面の予定が、来週消化出来るか気になるが、その後のテント泊もあるので、準備が忙しくなりそうだ。






総距離(沿面距離) 8661m +908 -688 (自転車部分を除く)




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